最近会社のPCが更改になった。
元のPCが元気な状態なので、データなどは問題なく移行できたけど、何せIEやらOutlook Expressなど、Windowsに元から入っているソフトのお世話にはあまりなっていないので、新しいPCにせっせとソフトをインストールしないといけない。
とはいえ年度末でバタバタしている時期なので、ブラウザやメーラー、テキストエディタなど、なくてはならないものだけをインストールして作業を再開。
しかし、ことはそう簡単には済まない。
例えばFirefoxは、以前にも紹介したFEBEで最新の状態をバックアップしていたものの、アドオンなどを元に戻すのに意外と手間がかかる。
テキストを入力しだしてからATOKが入っていないことに気づいてインストールするものの、ユーザ辞書をバックアップしていなかったことを思い出して愕然とする。
などなど、挙げればキリがないほど、いろいろな不便に直面している。
そんなことをしている間に思ったのが、タイトルのこと。
色々なツールやソフトは、時に仕事の生産性を上げてくれたり、思考を進めるのに大いに役立つ。
テキストエディタのような汎用的なものはもちろん、アイデアプロセッサやマインドマップソフトなど、特定の機能に特化したツールもなかなか使いやすい。
ただ、いつでもそういうツールやソフトが使えるかというと、そうではない。
手元にその環境が再現できないことだってあるし、そのツールが開発中止、あるいはサービス提供中止になって使えなくなることだってあるかもしれない。
そんな時、ツールがないからできませんというのは、あまりにも心許ない。
最終的には、ペンと紙だけとか、もっと言えば自分の脳みそと口だけという究極のツールで、日々の仕事をこなせなくてはいけない。
当然、脳みそと口だけでは視覚的にわかりやすく表現することなんかはできないけれど、考えるというプロセスは、ツールに頼らずとも、自分の体ひとつでこなせるという心構えみたいなものを持つのは大切かもしれない。
情報源も同じで、日経テレコンのような有料ツールは確かに便利だけれど、そういう特別なものがないと情報収集ができません、というのも甚だ心許ない。
統計ソフトのように高度に専門化されたツールまで頭で置き換えろというのは無理かもしれないけど、日々の仕事の中で、いかに自分がそういうものに頼っているかを意識するのは悪くない。
もちろん、そういったツールの有用性は否定するものではないし、このblogを読んで頂くとわかるように、どちらかというと自分はそういうのが結構好きな方だ(「どちらかというと」どころじゃないですね…)。
ただ、世間を眺めると、そういうツールを使いこなすことが、仕事ができるようになり、プライベートを充実させるために必要だと主張する向きもある中で、一度、そういう視点を見直すのも良いんじゃないかと思った次第。
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