『松浦弥太郎の仕事術』を読みました。
COW BOOKSや「暮しの手帖」編集長の松浦弥太郎さんの仕事術をまとめた一冊。
かなりはまってしまい、一気に読みながらペタペタと付箋を貼っていったところ、こんな感じで付箋だらけに。

この本の内容については、冒頭で「三級浪高くして魚龍と化す」という禅の言葉を紹介した上で、
滝をのぼり続けるそのような日々の中で、知ったこと、学んだこと、大切だと思ったこと、発見したこと、感動したことなどを、僕は長年、自分のノートに書き続けてきました。それをまとめたものが本書に書かせていただいたものです。
と紹介してます。
自分がこの本を気に入ったのは、常に自分自身の中に目が向けられていたから。
他人との関係や会社との関係の前提として、自分自身に目を向け、自分自身を整え、成長させていくことについて書かれています。この内容が最近自分が考えていることとも合っていて、とても気に入りました。
例えば、
誰にももたれかからず、一定の距離を保ち、自分の足できちんと立っていれば、自分の力が見えてきます。
というように、シンプルだけど、奥が深い言葉が並んでいる本です。
会社の中の一員だろうと、一人で仕事をしていようと、あるいは主婦(主夫)のように給料をもらうような仕事ではなくとも、基礎となるのは自分という個人です。その個人が、組織やチームや夫婦という関係の中で、自分の力を発揮していく。
そうだとしたら、まずは個人である自分自身がルールを持って生活し、自分自身を高めていくことが重要です。
そういう時に、何を考え、何を行うべきか、松浦さんが通ってきた歩みを振り返りつつ、まとめたのが本書です。
本書は、人によってはストイック過ぎるという印象を持つかもしれませんし、そもそも趣向が違う人には理解できないと思う世界かもしれません。
ただ、いわゆる「仕事術」のような個人の体験を元に書かれたものを読み、それが自分に合わないということに気づくのも大切だと思います。そういう気づきを積み重ねていき、自分が何を心地よいと思うのか、何が好きなのかということを掘り当てていくことこそ、この手の本を読む意義なのではないかと思っています。
この後、目次を載せておきますので、少しでも気になる項目があった人は、一度目を通してみると良いかもしれません。
第1章 働くこととは
仕事とは「自分」を役立てること/「ゼロ設定」で自分を成長させる /「自分の得意」を磨く勉強/敬意を表す身だしなみ/仕事と車と靴の法則/約束を守る/働くうえでの万能の書第2章 仕事と暮らしを楽しむ生き方
すべてのベースは健康管理/ 休日を充実させてセンスを磨く /自主性はオフの日に訓練する/一人の時間を確保する/いい仕事をするために遊ぶ第3章 人とかかわって働くこと
その人の後ろの「五十人」を意識する/「いつも新しい人」と付き合う/ 三つのアプローチを忘れない/観察力とテレパシー/あえて距離を縮めない第4章 仕事のための 思考と発想
毎日、自分をアップデート/行動のエンジンは思索/頭の中に白い画用紙をおく/頭を可視化する情報カード/集中力と継続力第5章 時間に追われず、情報に流されず
物理的な準備と精神的な準備/規則正しいスケジューリング/名刺も書類も頭にしまう/ミニマムな仕事道具/PCより頭と手を使う/ いらない情報は遮断する第6章 自分のキャリアをデザインする
チャレンジと賭けを間違えない/生涯のお守りになるルール/流されたら理念に戻る/嫌な仕事の変換法/豊かさの貯金/直感を信じよう、勇気を出そう
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