やっぱりconnecting the dots
「きりがない」と付き合うと言ってから、もう1年。

そんな「きりがない」状況と付き合いつつ、1年が過ぎ、また誕生日がやってきた。
忙しい時期にはなかなか目を通せていなかったニュースサイトやblogにも、やっと目を通せるようになってきたけど、そのうちのひとつ『リーダーの易経』の著者でもある竹村さんのblogを見たところ、今日の一言は「上下すること常なきも、邪をなすにはあらざるなり」という「乾為天(けんいてん)」からの一言。
・機が熟すのを待つ~帝王学の書~4月12日の易経一日一言 – 【亞】の玉手箱2
http://plaza.rakuten.co.jp/anotamatebako2/diary/201204120000/
乾為天といえば、六十四卦の一番最初、すべてが陽の卦。そして、ここで紹介されている「上下すること常なきも、邪をなすにはあらざるなり」という文言は、この乾と坤という最も重要な二卦を詳しく解説した「文言伝」の中で紹介されている一文で、四爻の「躍龍」についてのもの。
ここら辺の詳しい話に興味があれば、検索してもらったり、竹村さんの『リーダーのための「易経」の読み方』なんかを読んでもらうのがいいのだけど、これは次の「飛龍」になる手前で、上に行ったり、下に行ったりとタイミングをうかがっている状態のこと。
こういう言葉に自分の誕生日に出会えるというのは、偶然とはいえ、面白いなと思う。
今年度で、やっと仕事人生10年目に入った。今の会社はあっという間に6年目。前の会社には4年いたから、それよりも長くいることになる。
今の会社に転職した頃は、いわゆるキャリアチェンジと言われ、本当に大丈夫なんかい?と周りに思われつつも、なんとかここまでやってきた。ただ、今の状況を入社した頃に描けたかというと、まったくそんなことはない。そもそも自分がエネルギーのことをやるなんて微塵も思っていなかったし。
前職に入社した頃なんかは、なおさら今の状況なんかは描けていなかった。
大学に残るつもりもなく、かといって就職活動をするわけでもなくと過ごしていた大学院2年の頃、思い立って3月の終わりか、4月に入ってから就活を始めて、一番早く内定をくれたのが前職。しかも、業界研究とか会社研究なんかもせず、「なるべく自分がよくわからない分野」という基準で会社を探し、内定をもらってから部署を選ぶ時も「そもそもERPってよくわかってないから、どうせわからないなら会計とかではなくて、一番よくわからないBIという製品を扱っている部署」と希望を出して入社したという状況。
そんな感じで選んだものが(すいません、適当で…)、今の自分の仕事で少なからず役に立っている部分があるというのが面白い。
ひとつ歳を取り、この1年はいろいろな変化を経験することもあるはず。まさに今、「躍龍」の状態だなと感じているし。
ただ、そんな風に適当に前職を選んだ時と今が違うのは、「先が見えない」という状況を「不安」だと感じられる感覚が身についたということ(少しだけだけどね)。同時に、「不安」は大きく前に進むための大切な要素だということも、昔よりはよくわかっている(つもり)。
そう思って振り返ってみると、まだふらふらとしていた10年前には想像もつかなかった面白い毎日を過ごしている。
だから、このblogでも飲みながらでも何度も話題に出している”connecting the dots”の精神を忘れず、よく働き、よく学び、よく飲んで、振り返り甲斐のある1年にしていけたらと思う。

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