『アドルフに告ぐ』
『アドルフに告ぐ』を読みました。
すごい本でした。
読んでいて、明るくなるような展開はほとんどありません。それなのに、どんどんストーリーに引き込まれ、少しずつ読もうと思っていたのに、一気に5巻読んでしまいました。
第二次世界大戦の日本とドイツを舞台にして話が始まります。
個人の力ではどうしても抗うことができない、戦争という大きなうねりの中に巻き込まれてしまった人々。そういう中で、登場人物は、人を疑い、過ちを犯し、それでも希望を捨てずに生きようとします。
その中でも、主人公の峠草平が、痛々しいほど純朴な人間として描かれていて、最後まで印象に残る人物でした。
『ブッダ』を読んだ時もそう思いましたが、手塚治虫という人は、権力や憎しみに突き動かされてしまう「人間」の愚かさを嘆きながらも、最後はその尊さを信じようと思い続けた人なのでしょうね。
ぜひ皆さんも読んでみてください。
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アドルフに告ぐ (1) 手塚 治虫 講談社 1996-06 |
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アドルフに告ぐ (2) (手塚治虫漫画全集 (373)) 手塚 治虫 講談社 1996-07 |
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アドルフに告ぐ (3) (手塚治虫漫画全集 (374)) 手塚 治虫 講談社 1996-08 |
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アドルフに告ぐ (4) 手塚 治虫 講談社 1996-09 |
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アドルフに告ぐ (5) 手塚 治虫 講談社 1996-10 |





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