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情報通信 Archive
『NGNが変えるネットワークの未来』
- 2008-09-01 (月)
- 情報通信
『NGNが変えるネットワークの未来 ~産消逆転による企業イノベーション~』を読みました。
さてさて、久々のエントリーです。公私ともに色々とありまして、ちょっと間を空けていました。
以前に紹介した『SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス』と表紙の雰囲気が似ている『NGNが変えるネットワークの未来』は、SaaSと同じくマイコミから出ていて、NRIの方が執筆している本。
いよいよ商用サービスが始まったNGNについて、どちらかというとビジネスの視点から、それはどういうものなのか、それによって何がどう変わるのかについて書かれた本です。
NGNによって何かが変わるといっても、今のところ「今までにはないような」全く新しいインパクトがなかなか見えないのが実際のところなので、この本の中でも、思いもよらなかったような新しい論点は出てきません。強いて言えば、NRIの書籍等で良く見る「産消逆転」というキーワードが目に付くところでしょうか。
「産消逆転」とは、例えばここを参照すると、
『産消逆転』とは、消費者の方が供給側の企業より優れたITを使い、情報武装が進んでいる状態を言い表します。
ということ。
上に書いたような理由で、いまいちインパクトに欠ける本になってしまっていました。途中、ガラパゴス化などの話も出てきたので、できればBTなどの海外の突っ込んだ事例を入れて、もう少しその辺の議論をふくらましてくれると面白かったかもしれません。
とはいえ、技術に寄りすぎない視点でNGNを解説している本としては、読みやすく、理解しやすい一冊だと思いますので、今後の通信業界を理解するためには参考になる一冊だと思います。
NGNが変えるネットワークの未来 ~産消逆転による企業イノベーション~
藤吉 栄二
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「日経TRENDY 2008年 02月号」
久々に雑誌ネタ。今日は「日経TRENDY 2008年 02月号」について。
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特集の「普通の人のための攻めるマネー術」は思っていた以上に参考になりました。ここ最近の雑誌のマネー特集というとFXや新興国株の話が多いような気がしますが、今月の日経TRENDYでは、最初に普通預金。続いて定期預金が紹介されています。
自分の場合、既に普通預金口座はいくつか持っているのですが、最近になって貯金箱感覚で使うため、ATMが多いだろうという理由でセブン銀行に口座開設しましたが、日経TRENDYを見ると、今の自分の環境ではイートレード証券も利用しているので、住信SBIネット銀行が良さそうだということがわかりました。
その他、MMFやインデックス投信、そして保険というような商品が紹介されています。どの説明も比較的詳しく、丁寧で、とても参考になりました。
また、今号を買ったもうひとつの目的は SEE HOW IT CHANGES というコーナーで「NGNでここが変わる」という記事を読むため。
「個人生活を刺激する流行情報誌」である日経TRENDYですが、ついに個人向けにもNGNが紹介されるようになってきましたね。たしかに新聞などでは、しばらく前からNGNは紹介されていますが、個人向けのこの手の雑誌でこうやって特集されているのを自分は見たことがなかったので興味を持って読んでみました。
6ページを割いて、NGNによって自分たちの生活がどのように変わるのかが紹介されています。図も豊富で、結構わかりやすいです。KDDIやソフトバンクのNGNへの取り組みも少しだけ載っていました。
NGNの記事の前に載っている「08年ベストバイ計画」という記事も面白かったです。
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Ericsson Tower Tube
今日は情報通信ネタのような北欧ネタです。
いきなり問題。これは何でしょう?

これはスウェーデン通信機器メーカーのエリクソン社が、先週発表した新しい無線基地局です。ここから他の写真や拡大写真が見られます。
さらに以下のプレスリリースを見ると、デンマーク、スウェーデンに旅行に行って以来、余計に北欧びいきになった自分は、「さすが北欧企業!」と思ってしまいます。
・Ericsson unveils innovative ‘green’ base station site concept with Scandinavian design
http://www.ericsson.com/ericsson/press/releases/20070905-1151522.shtml
このプレスリリースの最後にバイスプレジデントのUlf Ewaldsson氏のコメントが載っていますが、このコメントが新しい “Ericsson Tower Tube” の特徴をよくあらわしています。
“With this new approach, we not only create a more attractive look for this essential piece of community architecture, but we have also developed a design that is better for the environment and more cost-efficient to run.”
デザインだけでなく、環境にもコスト面でもやさしい基地局のようです。
The modern design, from renowned Scandinavian architect Thomas Sandell, is a completely new approach to site architecture - the 5m-diameter, 40m-high flexible concrete tower encapsulates all radio base station equipment, including the antennas.
直径は5メートル、高さは40メートルのコンクリート製のタワーで、アンテナなどの基地局に必要な装置はすべてこの中に入っているようです。先ほどの写真を見るとわかるように、デザインも良い感じなのですが、良い感じなのは見た目だけではありません。
And the concrete itself has a lower environmental impact than traditional steel, producing 30 percent less CO2 emissions during production and transportation.
鉄塔ではなく、コンクリートにしたことで製造や輸送の際のCO2排出量が30パーセント削減されるようです。
Furthermore, as the new design occupies less land, 60-75 percent less than conventional sites, site acquisition is easier. Being a self-contained structure, operators can also avoid the need for security fences and the cost of maintaining and patrolling them.
また、今までと比べて必要な土地の面積も少なく済むようで、鉄塔を囲っていたようなフェンスも要りませんし、メンテナンスなどのコストも削減できるようです。
Tower Tubeについてもっと知りたい!という人は、専用サイトもあるみたいです。
・The Ericsson Tower Tube
http://www.ericsson.com/campaign/towertube/
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『融合するネットワーク』
『融合するネットワーク』を読みました。
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融合するネットワーク 谷脇 康彦 かんき出版 2005-09 |
日本のブロードバンド環境は米国よりも進んでいる。これは多くの人が知っていることかもしれませんが、その実態を詳しく見るとどうなっているのか。なぜ、米国のブロードバンド環境の発展が遅れているのか。
そのような疑問に対して、2002年より3年間、駐米日本大使館前参事官として情報通信政策を担当していた谷脇氏が「分析の視点」を提供してくれているのが、本書『融合するネットワーク』です。
一口にブロードバンドと言っても、日本とアメリカでは、規制も違えば、連邦制などの国の仕組みによる違いや、当然、それらのサービスを提供する業者の違いなど、様々な違いが複雑に絡まり合って、全く同じような視点で見ることはできません。
本書では、そのような違いを、規制や背景などを起点にして解説してくれています。
そもそもアメリカのブロードバンド環境になじみがなければ(自分もそうだったのですが)、その分わかりにくいのは当然ですが、それでも本書では様々な規制や、業界再編の背景などを丁寧に解説していて、アメリカのブロードバンド環境を理解するのに役立ちます。
アメリカのブロードバンド環境について知りたいと思っても、なかなかまとまった情報がない中、本書はとても貴重な情報源となっています。
◆関連エントリ
・『業界研究シリーズ 通信』
| 融合するネットワーク | |
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谷脇 康彦
かんき出版 2005-09 |
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NHKラジオビジネス英会話をネットで受講!
以前に「ラジオ講座CD音声のダウンロード販売」で、ラジオ講座のダウンロード販売が中途半端だと書きましたが、今回のはすごいです。期待に応えてくれました。
NHKのビジネス英会話のサイトで、放送された内容そのままをストリーミングで聞くことができます!下の方に「番組を聴く」という部分があり、そこから再生することができます。
・NHK外国語講座 ビジネス英会話
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/business/index.html
さっき少し聞いてみましたが(会社なので、PCにイヤホン差して聞いてみましたが)、放送そのままでした。
サイトには以下の注意書きが。
このページでは「ビジネス英会話」の再放送を聴くことができます。毎月2週間分(6回分)の講座を音声配信します。ただし、2週間以上たったものは聴くことはできません。ご注意ください。
全部残すというのはさすがに難しいんですね。それでも2週間分残してくれるということであれば、平日聞き逃し、万が一、日曜日の再放送を聞き逃しても、放送を聞くチャンスがあるということですね。すばらしい!
ここまで環境が整った以上、これはちゃんと勉強しないといけないですね。
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『業界研究シリーズ 通信』
『業界研究シリーズ 通信』を読みました。
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通信 増野 大作 日本経済新聞社 2006-11 |
日経文庫の業界研究シリーズの一冊です。
・業界研究シリーズ:本/日経BookDirect
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/lineup.php?c2=10&c1=2
著者は野村證券金融経済研究所主任研究員で、総務省の「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」の委員も務めている。
200ページ弱のボリュームで以下のような内容を扱っています。
第1章 通信業界の歴史
第2章 通信業界の焦点
第3章 世界市場の動き
第4章 主要企業を見る
第5章 今後の展開を探る
歴史から現状、国内のことだけでなく海外も、そして主要企業の紹介から、今後の展開まで、業界をざっくり理解するために必要な情報はそろっています。
ボリュームが多くはないので、技術的なところの記述は量が少なすぎてわかりにくい部分もありますが、これは仕方がないでしょう。より技術面に特化した本に当たれば良いと思います。
業界の歴史や各企業の変遷についての記述は参考になりました。国内、国外ともに変遷が激しい業界なので、流れをつかむことができたのは良かったです。
通信業界以外にも、シリーズで色々な業界が出ていて、出版時期も比較的新しいので、ある業界についての概要を知りたい方にはお薦めの本かもしれません。
| 通信 | |
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増野 大作
日本経済新聞社 2006-11 |
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『よくわかる最新通信の基本と仕組み 第2版』
『よくわかる最新通信の基本と仕組み 第2版』を読みました。
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よくわかる最新通信の基本と仕組み 第2版―意味と役割を基礎から学ぶ 通信の常識 谷口 功 秀和システム 2007-03 |
秀和システムから出ている図解シリーズで、通信に関する内容を一冊にまとめたもの。一口に「通信」と言っても指すものは幅広いが、本書では以下の目次の構成からわかるように、通信に関して知っておくべき内容が網羅されている。
第1章 通信という語があらわすもの
第2章 データを伝搬させる仕組み
第3章 通信は情報のやり取りである
第4章 電話の仕組み
第5章 ブロードバンド通信の仕組み
第6章 無線通信の仕組み
第7章 携帯電話の仕組み
第8章 LANの仕組み
第9章 インターネットの仕組み
第10章 衛星通信
第11章 放送と通信
第12章 IP電話の仕組み
第13章 ユビキタス社会と通信
発売されたのが2007/4/1と新しいので、各分野とも比較的新しい内容まで盛り込まれていて、この分野の概要や基本的な用語、知識を身につけるのに適した一冊になっている。この本で身につけた知識を足がかりにして、各分野のより詳細な本を読めば知識が深まっていくはず。
通信というと、今ではわれわれの生活にはなくてはならないもので、電話や携帯、インターネット、テレビ放送などは、水道のように当たり前のようにそこにあるものという感覚を持ってしまうほど。
しかしこの本を読むと、そういう当たり前のものが、様々な技術や規制の積み重ねから実現されているものだと知って改めて驚いてしまう。(自分の知識がなさ過ぎるだけかもしれないが…)
特に、電波の話や衛星の話などは、これまた自分の事前の知識が足りないだけなのだが、目に見えないこういう技術の上にわれわれの「当たり前の」生活が成り立っているのかと思うとロマンさえ感じてしまった。
と、そこまで思い入れを持つことは普通はあまりないかもしれないが、現在われわれの周りでものすごいスピードで起こっている通信の進歩を知るために、事前に読んでおくと良い一冊です。
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『そこが知りたい最新技術 NGN入門』
『そこが知りたい最新技術 NGN入門』を読みました。
![]() |
そこが知りたい最新技術 NGN入門 井上 友二 竹田 義行 内藤 郁夫インプレスR&D 2007-01-30 売り上げランキング : 23587 by G-Tools |
NGNとはNext Generation Networkの略で、日本語では「次世代ネットワーク」と呼ばれます。NTT東日本のサイトを見ると「従来の電話網がもつ信頼性・安定性を確保しながら、IPネットワークの柔軟性・経済性を備えた、次世代の情報通信ネットワーク」と説明されています。
本書はそのNGNについて、そもそもNGNとは何なのかに始まり、従来のネットワークとの違いや技術的な特徴、実現に向けての課題、そして私たちの生活に与える影響などをまとめた一冊です。
Web上でも色々なサイトでNGNに触れられていますが、書籍の形で体系的に知識を整理できる本書は参考になりました。(ただし、自分の知識不足で技術の部分は理解度がいまいち…。勉強し直します)
Web上でもわかりやすい説明が少しずつ増えてきています。例えば、ITproの「NGNって何だろう?」という特集は、NGNに関する12の疑問に答えるという形でわかりやすく紹介されています。
・NGNって何だろう?—目次:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070123/259317/?ST=ngn
NTTコミュニケーションズの「ビジネスノミカタ」というサイトでは、NTTコミュニケーションズへのインタビューも載っています。
・ビジネスノミカタ | ICT用語ガイド: GUIDE 009 NGN(インデックス)
http://businessnomikata.blogzine.jp/guide/2006/11/guide_009_ngn_5c51.html
また、『そこが知りたい最新技術 NGN入門』の出版元であるimpressが次世代ネットワークの情報に特化したWBB Forumというサイトもあります。
・トップページ | WBB Forum
http://wbb.forum.impressrd.jp/
このサイトをまとめた(かどうかは定かではないのですが)ムックも出ています。
![]() |
放送・通信融合時代とNGNへの道インプレスR&D 2007-03 売り上げランキング : 63080 by G-Tools |
| そこが知りたい最新技術 NGN入門 | |
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井上 友二 竹田 義行 内藤 郁夫インプレスR&D 2007-01-30 売り上げランキング : 3017 by G-Tools |
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iPod Suica?!
Unstrungより、iPhoneもいいけど、なんでワイヤレスiPodを出さないんだよ!というお話。
・Unstrung - Apple Unstrung - Wireless Blog
http://www.unstrung.com/document.asp?doc_id=121310
Zuneだってワイヤレスなんだし、ということのようです。Zuneって全く興味がなかったので知らなかったのですが、たしかにWi-Fi搭載なんですね。Wikipediaによると、
Zune同士で画像や曲の交換をする際に使用される・但し送られてきた曲は3回再生するか3日経過すると聞けなくなる仕様
ということのようですが。
たしかにワイヤレスiPodもいいかもしれないけど、先日ふと通勤中に思ったのはモバイルSuicaならぬ iPod Suica。
iPodじゃなくても、通勤中に携帯音楽プレーヤーを胸ポケットに入れている人は多いはず。PASMOも始まった今、胸ポケットにPASMOやSuicaとiPodを忍ばせるんじゃなく、決済ができる携帯音楽プレーヤーがあっても良いですよね。
ただ、これをAppleがやるのは難しいかもしれないですね。FeliCa生みの親のソニーがやってくれたりしないかなぁ。
というアイデアマラソンみたいなエントリー。
追記
こんなセミナーがあるみたいです。
・電子マネー、公共交通機関に続くFeliCaのサービスとは?:Enterprise:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2007/04/05
http://www.rbbtoday.com/news/20070405/40514.html
4月26日(木)のセミナー「『決済+ポイント・クーポン』で拡大するFeliCaビジネスの可能性」は、このFeliCaにおけるポイントとクーポンサービスの可能性をテーマに開催される。
セミナーでは、PiTaPa、マクドナルド、PASMOの関係者が登場。また、通信・ITSジャーナリストの神尾寿氏による「Felicaビジネス成功の鍵は+α の構築」のほか、これらセミナーの登壇者が参加するパネルディスカッションが予定されている。
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神奈川県内全域でブロードバンド・ゼロが解消
- 2007-03-02 (金)
- 情報通信
ニュースメモ書きという感じですが、ブロードバンドに関するこんなプレスリリース。
・総務省関東総合通信局:[プレスリリース](平成18年度)
http://www.kanto-bt.go.jp/if/press/p18/p1903/p190301b.html
我が国のブロードバンド整備は、これまで大きく進展してきましたが、条件不利地域等においては、依然としてブロードバンド・サービスが利用できない地域があります。
神奈川県においては、平成19年3月1日に県内全域における光化により、超高速ブロードバンドの利用が可能となりました。
これはすごいですね。
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![日経 TRENDY (トレンディ) 2008年 02月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31MHZYnvSZL.jpg)






