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本 Archive
『村上式シンプル英語勉強法』
『村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける』を読みました。
著者はGoogle日本法人社長の村上憲郎氏。31歳で外資系企業に移ってから真剣に英語を勉強した体験を元にまとめたのが、この村上式シンプル英語学習法。
本書の構成はこのようになっています。
Prologue 英語が出来なきゃ話にならない
Chapter 1 英語を読む
Chapter 2 単語を覚える
Chapter 3 英語を聴く
Chapter 4 英語を書く
Chapter 5 英語を話す
Epilogue 英語の勉強に終わりはない
見ていただくとわかるように、非常にオーソドックスな章構成で英語学習法が紹介されています。より詳しい目次はここから読めますが、これを見るとわかるように、紹介の仕方だけでなく、学習法の内容そのものも非常にオーソドックスな内容になっています。
例えば、
- 「英語を読む」:まず100万語を目標にして多読をする、最終的には1分間に500ワード読めることを目指す
- 「単語を覚える」:ビジネスで困らない目標は1万語レベル
- 「英語を聴く」:1000時間聴く
というように、英語学習について情報収集したことがある人にとっては、決して目新しい内容ではないと思います。
これに加えて、例えば多読の際は「知らない形容詞は「good」か「Bad」に変換する」とか、単語の覚え方は「とにかく見る」ことなど、著者なりの工夫も紹介されています。ただし、これも「今までにはない画期的な学習法」というものでもないでしょう。
逆に言えば、英語を仕事で使えるようなレベルになるには、やはり相応の時間をかけることが必要だということですね。例えば、リスニングは1日1時間聴くのを3年続けろという話が出ていますが、最初からそれくらいの時間は覚悟することは必要だということでしょう。
村上氏自身、31歳でDECに移り、日本企業から外資系企業という文化の違いを乗り越えつつ、そして当然のことながら仕事をしつつ英語を勉強し、今ではGoogle日本法人社長、そしてGoogleの副社長という任務をこなせるだけの英語力を身につけたということで、仕事をしていて英語を身につけたいと考えている人には非常に参考になる一冊だと思います。
また単に学習法だけを紹介するだけでなく、お薦めの参考書として、村上氏が実際に使ったり、目を通した上で何冊か紹介していますので、そちらも参考になります。
当然、それぞれの目的によって身につける英語は変わってくるかもしれませんので、ここで紹介されている勉強法が必ずしも全ての人に当てはまるわけではないかもしれませんが、非常に読みやすく、ボリュームも152ページと手頃なので、英語を勉強している人は一度目を通してみるのも良いかも知れません。
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
村上 憲郎
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『ウェブは菩薩である』
- 2008-08-03 (日)
- 本
Web2.0が騒がれ、それに関する硬軟様々な解説書が出ています。それらの多くは「ロングテール」や「集合知」という新しい考え方が紹介されていますが、本書は、そのようなWebの新しい動きをサブタイトルにもある「メタデータ」という観点から解説している一冊です。
本書の内容は著者のblogの「いよいよ明日,6月30日発売です.」というエントリーが詳しいのでそちらに譲りますが、そのエントリーの「この本を手に取っていただきたい方」という部分にも書かれているように、この手の話になじみがない人にもわかりやすく、ある程度の知識がある人にもためになる本だと思います。
個人的には、「マイクロフォーマット」を初めて知ることができて参考になったのもありますが、ウェブサービスの特徴、そして未来について
それぞれの利用者が自分の利益を追求すれば、それがウェブサービスの利用者全体の利益につながる設計になっています(p.199)
と解説されている部分がとても腑に落ちました。
また、本書の解説を國領二郎教授が書かれているのですが(著者のエントリーでも一部読めます)、その中に出てくる
「分類は権力だ。分類の大衆化は革命だ」
も、なるほど!と思った言葉でした。
本書はこのような感じで説明がわかりやすいので、今まで何となくわかっていたようなものや、かえって難しく理解してしまっていたものを、わかりやすくとらえ直すのに良い一冊でした。
巻末にはおまけとして、「ウェブの進化とメタデータが変える世界をもう少し考えるためのブックリスト」がついているのもありがたいですね。ここで紹介されている『「分ける」こと「わかる」こと』は積ん読になってしまっていたのですが、本書の中で出てくるフォルダの概念とタグの概念の対比がわかりやすかったので、近いうちに読んでみたいと思います。
この本でセマンティックウェブなどに興味を持った人は、以前に紹介した『構造化するウェブ』もわかりやすくてお薦めです。
・『構造化するウェブ』 - Stylish Idea
http://www.stylishidea.com/archives/1035
ちなみに、出版記念ということで著者のイベントが開催されるようです。8月1日に開催されたイベントは残念ながら都合が悪く参加できなかったのですが、8月11日に第2弾があるようなので、こっちは都合をつけて行ってみたいなぁ。
・イベント第2弾 8月11日にリブロ東池袋店で中村伊知哉慶大教授と対談します - deepen ~Yoshiaki FUKAMI’s view
http://d.hatena.ne.jp/yofukami/20080722/1216711238
だらだらと書いてしまいましたが、Webがたどってきた道、そしてこれからのWebを知るために、とてもわかりやすい一冊です。
ウェブは菩薩である
深見 嘉明
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グーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?―Web2.0によって世界を狂わすシリコンバレーのユートピアンたち
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『後世への最大遺物』
- 2008-07-28 (月)
- 本
『後世への最大遺物・デンマルク国の話』を読みました。
Wikipediaによると「日本人のキリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者」と紹介されている内村鑑三氏。
今まで日本史の時間に習ったような『余は如何にして基督信徒となりし乎』であるとか、不敬事件を起こした人であるとか、その程度の知識しかありませんでしたが、たまたま『後世への最大遺物・デンマルク国の話』をAmazonで見つけたところ、評価が高かったので手に取ってみました。
本書に収められている「後世への最大遺物」というのは、明治27年(1894年)に箱根で開催されていたキリスト教徒第6夏期学校での内村鑑三の講演録です。人生の真の生き方は何か。自分たちが後世に何を遺すことができるのか。そういう問題意識の元、内村鑑三氏が様々な偉人の功績やエピソードを交えながら、自身の考えを披露していきます。
我々がこの世に遺していく記念物は何か。氏の考えは、Amazonの内容紹介や本書の表紙にも書かれてしまっていますが、せっかくなのでここでは紹介しません。ただ、その答えを先に知ってしまったとしても(自分はそうだったんですが)、とても読み甲斐のある講演録でした。講演録自体は70ページほどなので、すぐ読むことができます。
3年ほど前に書いた「十年残る仕事」というエントリーでも、10年後も残っていくような仕事は何だろうと考えていたのですが、その時には思いも付かなかったような考え方を本書で知ることができて新鮮でした。
内村鑑三氏自身さまざまな「遺物」を遺しているわけですが、本書の内容ももちろんのこと、本書から垣間見られる骨太な生き方も後世に何かを遺す人の生き方の例として参考になるものでした。
本書はしばらく前に読んで、そろそろblogに書こうと思っていた時、「最後の授業」で話題になっているランディ・パウシュ教授が亡くなったことを知りました。
・CNN.co.jp:「最後の授業」のパウシュ教授死去
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200807270012.html
自分自身の力ではどうしてもコントロールできないことがたくさんある人生を、いかに意義深いものにするか。それは全て自分自身にかかっているのかもしれないなと思った出来事でした。
パウシュ教授の『最後の授業 ぼくの命があるうちに』も買ったので、読んでみたいと思います。
後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)
内村 鑑三
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キリスト教問答 (講談社学術文庫 531)
余は如何にして基督信徒となりし乎 (岩波文庫 青 119-2)
代表的日本人 (岩波文庫)
一日一生
我々は後世に何を遺してゆけるのか―内村鑑三『後世への最大遺物』の話 (学術叢書)
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『企業を高めるブランド戦略』
- 2008-07-11 (金)
- 本
『企業を高めるブランド戦略』を読みました。
『プロダクトマネジャーの教科書』の第4章ではブランド戦略について書かれているのですが、そこを訳す時に買ってザッと読んだのがこの『企業を高めるブランド戦略』。
改めて読んでみると、新書ながらブランド戦略の全貌をわかりやすく理解できる一冊となっています。目次を見てもわかるように、そもそもブランド戦略とは何かということから始まり、成熟ブランドやブランドコミュニケーションなど、ブランドに関する内容は満遍なく取り上げられている本です。
第1章 ブランド戦略とは何か
第2章 新しいブランドをつくる
第3章 成熟ブランドを活性化する
第4章 企業ブランドのマネジメント
第5章 ブランドコミュニケーション
第6章 企業戦略とブランド
第7章 ブランド戦略の応用課題
第8章 ブランドのケース・スタディ
著者の田中洋氏はWikipediaによると、電通で21年勤務した後、アカデミックな世界に戻ったという方のようです。そのためか、実例も豊富で生き生きしたものが多く、理論部分の理解を助けます。
もちろん、実例やエピソードだけに頼るのではなく、様々な研究の成果や調査の結果など、理論的な裏づけも紹介しているので説得力があります。
とりあえずブランド戦略について知りたいという人は、この一冊を読んでおけば問題ないと思いますし、より深く知りたい人も、まずはこれを通読し、最後に載っている参考図書「ブランド論の本12選」を読んで理解を深めるのも良いかもしれません。
参考までに紹介されている「ブランド論の本12選」はこんな感じです。
・『ブランド・リーダーシップ―「見えない企業資産」の構築』
・『ブランド・ビルディングの時代―事例に学ぶブランド構築の知恵』
・『戦略的ブランド・マネジメント』
・『ブランド戦略の実際』
・『当世ブランド物語―ユニークなブランドを創った十四の物語』
・『パワー・ブランドの本質―企業とステークホルダーを結合させる「第五の経営資源」』
・『ブランド―価値の創造』
・『日本型ブランド優位戦略―「神話」から「アイデンティティ」へ』
・『最新 ブランド・マネジメント体系―理論から広告戦略まで』
・『ブランド構築と広告戦略』
・『ブランド価値共創』
・『ザ・ブランド―世紀を越えた起業家たちのブランド戦略 (Harvard business school press)』
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マーケティング活動の進め方 (日経文庫)
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製品・ブランド戦略―現代のマーケティング戦略〈1〉 (有斐閣アルマ)
危機管理対応マニュアル―「情報開示力」が企業の危機を救う! (サンマーク文庫)
図解入門ビジネス 最新CSR(企業の社会的責任)がよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)
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『大人の投資入門』
- 2008-07-10 (木)
- 本
『大人の投資入門』を読みました。
以前に投資の本を見ていた時に知っ本で、Amazonで調べてみると評判も良かったので読んでみました。
投資の目的などは人それぞれだと思うので、それによって好みは分かれるかもしれませんが、自分にとってはとても良い本でした。
本書では、前半で国の年金の運用方法や、そのポートフォリオについて解説しています。その後、この国が運用している「公的年金」だけでは、特に比較的若い世代は老後に年金だけでは生活できなくなると指摘し、「公的年金」とは別に「私的年金」を運用することを進めています。
後半では、その「私的年金」の作り方などを説明しているのですが、面白いと思ったのがそのアセットアロケーションの考え方。「私的年金」だけを考えて、その中でアセットアロケーションを考えるのではなく、「公的年金」のアセットアロケーションも考慮した上で、それと組み合わせた資産の組み入れ方を検討するというもの。
自分の場合、日々相場を見ていくようなことは苦手ですし、今は投資の勉強のために多くの時間を使うよりは、それ以外のこと勉強に時間を使いたいと思っているので、本書の考え方には共感を持ちました。
同じ著者の『貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵』も面白そうなので、近いうちに読んでみたいと思います。
大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」
北村 慶
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ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
世界一愚かなお金持ち、日本人 (ディスカヴァー携書 18)
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
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TranRadar電子辞書SHOPでセール
参加しているMLで知ったのですが、TranRadar電子辞書SHOPで夏のセールをやってます。
・TranRadar電子辞書SHOP
https://www.tranradar.net/Welcome-j.html
セールでは、日外アソシエーツのCD-ROM商品が全て30%オフ。それ以外のCD-ROM辞書も10%オフくらいになっています。送料無料。
改めてラインアップを見てみると、「CD-ビジネス技術 実用英語大辞典 英和・和英 第4版」と「CD-コンピュータ用語辞典 第4版」は持っていたんですが、どちらも版がひとつ古かった。せっかく安くなってるんだから「CD-ビジネス技術 実用英語大辞典 英和・和英 第4版」は買っても良いかも。コンピュータ用語の方は、Googleで関連情報を検索した方が良いかなぁとも思ってしまっていて、ちょっと検討。
日外の以外では、「研究社 新英和大辞典&新和英大辞典」と「CD-ROM 経済・金融 英和/和英実用辞典」も気になる。
「経済・金融 英和/和英実用辞典」の方はAmazonでは在庫切れだからこっちで買うとして、研究社の英和大辞典はポイントが付くこととかを考えるとAmazonで買っても良いかもしれない。
研究社は去年まで研究社Online Dictionaryを使っていたけど、使う頻度を考えるとCD-ROMを買っちゃった方が良いのか。でも、研究社Online Dictionaryだと定期的に用語がアップデートされているみたいだし…。って、これが企業システムをSaaSにするかパッケージにするか悩む人の気持ちなのか!と思ってみたり。
あとは財布との相談という感じですね。
こんな機会なので、なんとはなしに自宅の電子辞書(パソコン利用)を書いてみると、
- EPWING版 リーダーズ + プラス V2
- ジーニアス英和大辞典
- ランダムハウス英語辞典 Windows版
- ジーニアス英和第3版・和英辞典 V2
- EP-WING CD-ROM版 新編英和活用大辞典
- CD-ビジネス技術 実用英語大辞典 英和・和英 第4版
- CD-コンピュータ用語辞典 第4版
- マグローヒル科学技術用語大辞典
- 英辞郎
- Collins COBUILD Advanced Learner’s English Dictionary + CD-ROM
でした。
こうやって書き出してみると、ランダムハウスとかジーニアスなんかは、版が古いということが判明。ジーニアスは、新しい「ジーニアス英和(第4版)・和英(第2版)辞典」が欲しいなぁ。あとは、パソコンを買い換えてから「E-DIC」も入れていないことに気づいた。
翻訳の方法について書いてある文章を読むと「辞書はお金で買える実力」とよく言われているけど、宝の持ち腐れにならないようにしないといけないなぁ。
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『プラダを着た悪魔―名作映画完全セリフ集』
昨日、本屋に立ち寄って英語学習書コーナーを見たところ、スクリーンプレイ・シリーズの一冊として『プラダを着た悪魔―名作映画完全セリフ集』が出てました。
プラダを着た悪魔―名作映画完全セリフ集 (スクリーンプレイ・シリーズ 128)

以前のblogでも書いた通り、「プラダを着た悪魔」は久々に映画館で見た映画です。
・「プラダを着た悪魔」 - Stylish Idea
http://www.stylishidea.com/archives/613
結構気に入った映画だったので、この『プラダを着た悪魔―名作映画完全セリフ集 』は、なかなかありがたい一冊。
スクリーンプレイ出版からは、既にいろいろなスクリプトが出ているんですが、自分が見たことがあるスクリプトが少なかったのと、新しいのが頻繁に出版されているわけではないので(権利なんかの関係で難しいのはわかるんですが)、もう少し頑張ってほしいなぁと思っていたところ、今回の一冊。
もちろん、今はDVDで英語字幕にすればある程度代用できるんですが、解説なんかも載っていることを考えると、やっぱりスクリーンプレイ・シリーズはありがたい存在です。
DVDを検索してみたら、なんと1,490円という値段なので、これは合わせて買ってじっくり勉強するのも良いですね。
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強みに特化する
今日は『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』で紹介されているテストをやってみた。
最近になって色んなところで紹介されているからか、この本も発売されてからしばらく経っているものの、最近再び人気になっている。自分が元々この本の存在を知ったのは、2002年の百式のこの記事。
・強み革命 (Strength Finder.com) | 100SHIKI.COM
http://www.100shiki.com/archives/2002/01/_strength_findercom.html
この記事を読んで、「そんなに良いのなら…」と思っていながら、なんと6年も経ってしまった。この手のものにしては、なんで自分がすぐに飛びつかなかったのか不思議だが、予定もない休日だったのでやってみました。
34ある強みのうち、自分に最も当てはまるのは、「着想」らしい。着想の説明はこんな感じ。
あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。
周りから見ると「そうか?」と思うかもしれないけど、自分は結構納得。「着想はあなたにとってスリルがある」なんて、まさに、そういう感じ。
それ以外の4つも、言われてみると「おー、なるほどねー」というものばかり。4つを簡単に紹介してみると、
2. 収集心
あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。(以下略)
3. 学習欲
あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。(中略)それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。(以下略)
4. 親密性
親密性という資質は、あなたの人間関係に対する姿勢を説明します。 簡単に言えば、親密性という資質によって、あなたは既に知っている人々とより深い関係を結ぶ方向に引き寄せられます。あなたは必ずしも未知の人たちと出会うことを避けているわけではありません――事実、知らない人と友人になるスリルを楽しむような他の資質を、あなたは持っているかもしれないのです――しかし、あなたは親しい友人のそばにいてこそ、大きな喜びと力を得るのです。あなたは親密であることに心地よさを感じます。(以下略)
5. コミュニケーション
あなたは説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。これにはあなたのコミュニケーションという資質がよく現れています。アイデアはアイデアに過ぎません。事実は、その時々に起こったことに過ぎません。あなたは、それに命を吹き込み、活力を与え、刺激的で生き生きとしたものにしなければならないと感じます。そこであなたは、「単なる事実」を「物語」に転換させて、それを上手に語ります。単なる「アイデア」を取り上げ、イメージと具体例と比喩を使って生き生きとさせます。(以下略)
最後の「コミュニケーション」なんかは、もう少しうまくなりたいなぁと思っているところではあるんだけど、それ以外は思い当たる節が必ずあるものばかり。
マイミクのKくんが海外赴任になってしまうというので、今週、その壮行会ということでCくんと一緒に新橋で飲んだ。例によって、その飲み会は大いに盛り上がったんだけど、その時にも「苦手なものは平均点レベルまで押さえておいて、あとは強みに注力すれば良いのでは」というような話になった。
そういう話をしたKくんやCくん、そして自分の周りにいる優秀な面々を見ていると、どうしても自分の弱みを鍛え直さないとという気になってしまうんだけど、そういうことが苦手で仕方ない自分は、そこら辺は平均点レベルまではなんとか持っていきつつ、強みに注力して頑張ろうかなぁと思ったところ。
いざ自分がやってみると、他の人の強みも知りたくなりますねー。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
田口 俊樹
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『やっぱり変だよ日本の営業』、『人材いらずの営業戦略』
- 2008-06-18 (水)
- 本
『やっぱり変だよ日本の営業―競争力回復への提案』と『人材いらずの営業戦略』をまとめて読みました。
SFAで有名なソフトブレーン株式会社に興味を持ち、創業者の宋氏が書いた『やっぱり変だよ日本の営業』と、宋氏と現在の代表取締役社長が書いた『人材いらずの営業戦略』を読みました。
『やっぱり変だよ日本の営業』の方は、宋氏が自分が開発したソフトウェア(SFAではなく、土木解析ソフト)を販売する企業を立ち上げ、日本でビジネスをしていく中で気づいた営業のやり方の問題についてまとめられています。
最終的に、ソフトブレーンが提供するeセールスマネージャーの紹介につながるのですが、それまでに展開される話が非常に納得のいくものなので、それらの問題を解決するソフトとして、eセールスマージャーの効果を納得しながら読むことができました。
本書の初版が2002年ですが、この当時で、web経由でこれだけきめ細かいサービスを実現するサービスがあったことに興味を持ちました。
『人材いらずの営業戦略』の方でもeセールスマネージャーの紹介はほんの少しありますが、メインはどうすれば営業を改善できるのかということについて、具体的な取り組み方についての話です。
こちらでは「プロセスマネージメント」という考え方や情報管理の重要性が説かれています。属人的な営業プロセスをきちんと管理することや、各人の情報を共有する重要性は色々なところで散々言われていますが、本書ではより具体的で、視覚化しやすい取り組み方が紹介されています。
どちらの本も、日々、なんとなく取り組んでいる営業のやり方や、仕事の進め方などについて考え直す良いきっかけとなるものです。
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『日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由』
『日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由』を読みました。
いろいろな議論がなされている日本のソフトウェア産業ですが、それがダメな理由を「会社」「エンジニア」「業界」「ユーザー」の4つの視点から考察し、エンジニアやユーザーへの提言をまとめたのがこの本です。著者と親しく、かつこの業界で長らく活躍されている方を集め、座談会を行い、そこから得られた意見を紹介しながら、考察をしていくという流れになっています。
実際に現場にいる人からの提言ということで、何らかの形でこの業界に関わったことがある人にとっては、納得のいくような議論がなされていました。言い換えれば、目新しい内容はあまりなかったという印象です。ただし、そのような内容でも、現場に長年携わってきた人たちの意見を通して確認することで、この業界が抱える問題の根深さに気づいたという感じでした。
考察している視点は「会社」「エンジニア」「業界」「ユーザー」という4つですが、提言はエンジニアとユーザーへ向けられているものだけだったので、それだけではなく、業界として、あるいは企業としてどうやって今後成長していくのかという観点からの提言も読みたかったですね。そういう観点を知るためには、日本に限らないソフトウェア企業についての考察として『ソフトウエア企業の競争戦略』が良いのでしょうか。(他にオススメがありましたら教えてください)
本書の内容とは少しずれるかもしれませんが、途中「エンジニアがつまらない会社にとどまる理由はない」というところで、以下のようなコメントがありました。
彼ら(独立したり、フリーでやっている人のこと)は腕に覚えがある人たちだから会社を出ても食べていけるのだろう、という見方もあるかもしれない。だがそれは逆で、「1人でも食えるように」と思ってやってきたから、現在の彼らがあるのだ。生まれつき覚えがあったわけではない。
この意識は、エンジニアに限らず、非常に重要だなと思いました。
親友の中村くんがblogで「貸し借り」という興味深いエントリーを書いていたんだけど、雇われの身である時は、給与明細を見て「この金はどこから来てるのか」というのを考え、日々の仕事では中村くんの言うところの貸し借り関係を常に意識しながら仕事をすることが大事なんじゃないかと思う。
・貸し借り - Wordyweb
http://wordyweb.jp/2008/06/post-4.html
これは、最終的に独立することを目標としていなくても、絶対に必要な視点だよなということを、ここ2, 3年ずっと考え続けてます。
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