Home > SaaS Archive
SaaS Archive
平成20年度 経済産業政策の重点
- 2007-08-25 (土)
- SaaS
SaaSのことを調べていたら、経済産業省の「平成20年度 経済産業政策の重点」という資料を見つけました。
・平成20年度 経済産業政策の重点
http://www.meti.go.jp/topic/data/070824-1.pdf
(PDFファイルです)
この資料の2ページ目を見ると、経済産業政策の重点を図解したものを確認できます。
このうち「緊急に取り組むべき最重点3本柱」の1つめ「視野の広い成長に」という部分で、(1)中小企業・小規模企業の生産性・経営力向上支援、地域・コミュニティの再生という柱がありますが、この中の「ITの導入やOB人材など専門人材の活用による経営能力の向上支援」という部分が、SaaSに関連してきます。
具体的な記述を確認すると、次のように書かれています。
① IT化などを通じた中小企業・小規模企業の経営能力向上支援
○ITの導入・専門人材の活用による経営能力の向上支援
【一般会計 127億円(新規)】
・ITを活用した記帳・会計の支援、SaaS・ASP (※1)などインターネットを活用したIT経営支援システムの開発・普及、経営課題明確化のための財務情報等のデータベース化、経営者のIT活用能力向上のための研修などにより、中小企業・小規模企業の経営能力向上を促す。また、これにより財務を透明化した事業者には、マル経融資(※2)の迅速化等の支援を行う。さらに、地域の拠点にコーディネータを配置し、団塊世代の企業OB(「新現役」)など技術・ノウハウを有する専門家と中小企業・小規模企業をマッチングさせ、IT活用や販路拡大などの経営支援を行う。
(※1)SaaS・ASP:インターネットを通じて顧客データ管理等の情報処理を行うサービス
(※2)マル経融資:小企業等経営改善資金融資制度
○中小企業のIT投資の促進(中小企業投資促進税制、情報基盤強化税制の拡充・延長)
・中小企業投資促進税制・情報基盤強化税制について、税額控除の対象となるソフトウェアの範囲の拡充、部門間や企業間で分断されている情報システムを連携する投資やITのサービス化(SaaS・ASP)の支援対象への追加などを図る。
新たに予算として127億円が割り当てられています。
この資料だけでなく、他の経済産業省の資料や、総務省の資料を確認すると、単なるトレンドだけではなく、特に中小企業のIT化を促進するための政策としてもSaaSが注目されていることがわかります。
- Comments: 0
- Trackbacks (Close): 0
diggみたいなサイトを作れる coRank
何度かこのblogでも紹介したTagSight ↑↓で「SaaS」をキーワードにして定点チェックしていたら、こんなサイトを発見。
・SaaS なび!
http://saasjp.corank.com/
SaaSについての記事を集めたソーシャルコンテンツサイトとのこと。diggのようなインタフェースになっていますが、これはcoRankというサービスを使っているとのこと。
・coRank > Create your own coRanking site!
http://www.corank.com/
登録をするだけで、「SaaSなび!」のようなインタフェースのサイトを作れるようです。
結構機能も豊富そうで、例えば、
・AdSenseなどの広告を自分のアカウントで設定できる
・独自ドメインで運営することもできる
・アクセスコントロールができる(パブリックにしたり、プライベートにしたり)
ということまでできるみたいです。
coRankのトップに載っているLatest storiesという部分を見ると、日本語サイトも意外とありますね。
残念ながら、既にSaaS関連のサイトは先ほど紹介したものがありますが、何か良いテーマがあればこのサービス試してみたいですね。
- Comments: 0
- Trackbacks (Close): 0
SaaSのデータ統合
前々から読まなきゃ読まなきゃと思いつつ、手を付けられていない記事。いい加減ちゃんと目を通さなきゃいけないので、メモ。
・Small Firms Take on Big SaaS Integration Woes | The Intelligent Enterprise Blog
http://www.intelligententerprise.com/blog/archives/2007/06/smbs_take_on_sa.html
SaaSでのデータ統合についてのネタだと思います。読まなきゃ…。
- Comments: 0
- Trackbacks (Close): 0
NetSuite
- 2007-06-27 (水)
- SaaS
SaaSベンダーのNetSuiteが新たに「NetSuite 2007」を発表したという記事がありました。
・ARNnet - NetSuite launches 2007 version of SAAS software
http://www.arnnet.com.au/index.php?id=986599416&rid=-100
・NetSuite 2007 launch
http://www.netsuite.com/portal/landing/ns-v2007.shtml
SaaSベンダーというと、日本ではSalesforceがよく知られていますが、過去の@ITの記事によると「米国ではすでにネットスイートとSalesforce.comの市場争いがIT業界の1つのトピックとなっている」そうです。
例えば、NetSuiteの英語版のサイトを見ると、Second Lifeで知られているLinden Labが、NetSuiteを利用して自社のシステムを60日で導入したというプレスリリースが載っています。
・Second Life Creator Linden Lab Manages Virtual and Real World Business With NetSuite
http://www.netsuite.com/portal/press/releases/nlpr03-28-07.shtml
日本法人は、2006年5月に設立され、元マイクロソフトの成毛氏率いるインスパイアも出資したということで話題になりました。
ネットスイート新発想オンデマンドCRM - 元MS成毛氏もインスパイアから出資
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/05/26/345.html
また、日本ではトランスコスモスなどがの販売代理店になっているようです。
・NetSuite(ネットスイート)
http://www.trans-cosmos.co.jp/solution/index_ners.html
ネット上で日本語で読めるNetSuite関連の記事では、ZDNet Japanに載っていた下記の記事が参考になります。
・総合ソリューションをASPで提供するネットスイート:ソフトウェアのオンデマンド化を推進するASP(2) - ZDNet Japan
http://japan.zdnet.com/news/internet/story/0,2000056185,20101088,00.htm
NetSuiteは自らを「小さなSAP」と表現しているように、CRMだけではなく、ERP、CRM、Eコマースの3つのアプリケーションを統合して提供しているのが特徴です。この組み合わせを、中小企業向けにすべて提供しているベンダーは今のところ他に存在しないようです。
ターゲットとしては大企業も意識しながらも、やはり中小企業がメインのようなので、その点ではSalesforceと対抗することになります。機能面では、CRMに特化し、AppExchangeで様々な機能を提供しているSalesforceに対して、最初からERPやEコマース機能を備えているので、ここがNetSuiteの差別化のポイントと言えそうです。
上で紹介したトランスコスモスのサイトには、2006年11月時点でERP機能の日本語版は2007年夏頃より提供予定とのこと。ERP機能の日本語版が提供されるようになれば、今以上に日本での存在感が高まるかもしれません。
- Comments: 0
- Trackbacks (Close): 0
WebtopとG.ho.st
Marketing 2.0よりWebtopの話題を取り上げてみます。
・Marketing 2.0: We’re moving from Desktop to Webtop
http://marketing20.blogspot.com/2007/06/were-moving-from-desktop-to-webtop.html
このエントリーでは、Microsoft Officeなどのソフトは、若いインターネットユーザ(特に15歳から24歳と書いてます)にとってはレガシーになりつつあると言っています。そして、時代はDesktopからWebtopに移行しつつあるのだと主張します。
筆者が主張しているのは次の3つ。
・Our digital environment is no more sitting on our PC but on the network,
・Our environment is no longer application centric but user centric i.e. information is flowing your way whatever the application required to exploit it should be. Various alerts are pacing your information day from blogs, information sites, our mailbox and calendar,
・Users are empowered to design their environment, not software vendors!
ざっくりまとめてみると、
・デジタル環境は「PC→ネットワーク」
・中心になるのは「アプリ→ユーザ」
・作業環境をデザインするのは「ベンダー→ユーザ」
という変化が起こっていると言います。
◆Webtopとは
筆者は、今後ソフトウェアベンダーに頼ることなく、どこからでも、どんな端末からでも使えるWebtopを”pure Web 2.0 attitude”と言っていますね。
Webtopとは、Web上で使えるバーチャルデスクトップのこと。筆者はその代表例として、以前にこのblogでも取り上げたことがあるGoowyを紹介しています。
以下のWikipediaの項目を見ると、Goowyの他にも色々なWebtopがあります。
・Web desktop - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Webtop
◆Webtop G.ho.st
上記のWikipediaの項目には載っていませんでしたが、コメントの部分でG.ho.stというWebtopが紹介されていて、筆者も絶賛していたので、試しに使ってみました。
・G.ho.st
http://g.ho.st
筆者が言うように、このG.ho.stというWebtopは「オンライン上のWindows」という感じで、とても良くできているWebtopだと感じました。個人的に気になった特徴は、
・3GBのストレージ
・ブラウザ
・MS Office documentを閲覧可能
・MP3を視聴可能
というところです。(OfficeドキュメントもMP3もストレージにアップロードしてあるものを閲覧、視聴できるようです)
実際に登録して起動して見るとこのような感じ。Windowsのスタートメニューのようなメニューを開いた状態です。
G.ho.st内蔵のブラウザでblogを開いたところ。
アップロードしたパワーポイントファイルを閲覧してみたところ。
meeboも使えるようになっているので、メッセージのやりとりもできます。
◆Webtopの今後
以前に紹介したGoowyやG.ho.stは、Webtopとして確かに優れていますし、とても面白い試みだと思います。
ただ、個人的には、そうそう簡単にWebtopが普及して、それがベンダーに影響を及ぼすようなことはないのではないかと思っています。
「目新しいサービス」として使ってみるには面白いですが、自分の仕事やプライベートの環境をWebtopに移行するかというと、今のところそれはありません。目新しさはあるものの、やはり使い勝手や動作の軽快さを考えると、従来のデスクトップ環境の方が便利だからです。(とはいえ、筆者の言う「若いインターネットユーザ」ではないので、この感覚は古いのかもしれません…)
SaaSとひとくくりに言っても、やはりまだ個人ユーザ向けのサービスの普及には時間がかかるような気がしています。
◆関連エントリ
・チェックしたい海外のSaaS関連blog
・goowy
- Comments: 0
- Trackbacks (Close): 0
チェックしたい海外のSaaS関連blog
LinkedInのAnswersを見ていたら、「SaaSについて書かれた良いblog知りませんか?」という質問がありました。
・Where can I find high quality blogs about SaaS for the enterprise?
http://www.linkedin.com/answers/technology/blogging/TCH_BLG/58841-5347392
いくつか紹介されているのですが、その中から自分でも定期的にチェックしようと思ったものをメモとしてご紹介します。(最近の更新がないものは紹介していません)
・| Software as Services | ZDNet.com
http://blogs.zdnet.com/SAAS/
・| Service-Oriented Architecture | ZDNet.com
http://blogs.zdnet.com/service-oriented/
・Salesforce.com | blogs.ZDNet.com
http://blogs.zdnet.com/topic/salesforce.com.html
まず、ZDNetから紹介されていたのは、Software as ServicesとSOAのblog。最後に載せているのは、紹介はされていませんでしたが、SaaSベンダー代表としてSalesforce関連もチェックしておきます。
・SaaS Blogs
http://www.saasblogs.com/
タイトルそのままのSaaS Blogs。比較的更新されているようです。
・SandHill.com | Management | The Enterprise 2.0 Vision
http://sandhill.com/opinion/daily_blog.php?id=45
・SandHill.com | Management | The SOA Marketplace
http://sandhill.com/opinion/daily_blog.php?id=1
・SandHill.com | Engineering | Software Innovation Strategies
http://sandhill.com/opinion/daily_blog.php?id=34
ニュースサイトのような作りになっているSandHill.comからSaaSに関連ありそうなものをいくつか。更新頻度はまちまちです。
・The Intelligent Enterprise Blog
http://www.intelligententerprise.com/blog/
TechWeb内のコンテンツ。SaaSに限らず、エンタープライズ向けの情報が得られます。
チェックしつつ、有益な情報があれば、blogでも紹介していきたいと思います。他にも何か有用なものがあれば教えてください。
- Comments: 0
- Trackbacks (Close): 1
Zoho CRM
- 2007-06-13 (水)
- SaaS
今日はInterop Tokyoに行ってきました。
古川氏の基調講演とエリクソンのIPTVについての講演を聞いて、あとは展示場巡り。
その中で、今日のエントリーで書くのはZohoの話。
Zohoを展開するアドベントネット社が出展をしていて、Zohoのデモもやっていたので、担当の方の話を少し聞いてきました。
Zohoについてはご存じの方も多いかもしれませんが、オフィシャルサイトの説明をそのまま引用してしまうと、
Zohoは、Web 2.0 時代に最適なWebベースのオンデマンドサービスです。ワードプロセッサー、表計算ソフト、プレゼンテーションツールをはじめ、プロジェクトやタスクの管理ツール、CRMサービス、データベース構築や、マルチメディアデータ一元管理のできるソフトなど多彩なサービスをブラウザひとつで、いつでもどこからでも利用することができます。
というサービスです。
・Zoho
http://www.zoho.jp/index.html
今までZoho Writerなどの、いわゆるOffice系のサービスは使ったことがあるのですが、今回改めて見ると、企業向けでも使えるサービスがたくさんあるんですね。現在、すべてのZohoサービスの日本語化に取り組んでいるところのようです。
担当の方の話では、現在結構力を入れているのがZoho CRMとのこと。
・オンラインCRMサービス : Zoho CRM
http://www.zoho.jp/productlist/Zoho_CRM.htm
ライバルはSalesforceだそうです。「大きく出たなぁ」と思いつつ聞いていると、一部の機能を除いて、Zoho CRMはSalesforceとは遜色ない機能を備えているとのこと。しかも、3ユーザまでは無料。4ユーザ以降は、1ユーザにつき月額12ドルとのことでした。
実際にSalesforceを使ったことがないので比較はできないのですが、たしかに無料で提供しているCRMソリューションとしては十分な機能を備えていると感じました。
Google Documentsをはじめ、様々な”Office2.0″ツールは出ていますが、Zohoは、例えば下に挙げたような、どちらかというとエンタープライズ向けのサービスに力を入れているような印象を受けますね。
・オンラインプロジェクト管理ツール : Zoho Project
http://www.zoho.jp/productlist/Zoho_Project.htm
・オンラインデータベース構築ツール : Zoho Creator
http://www.zoho.jp/productlist/Zoho_Creator.htm
・オンライングループウェア : Zoho VirtualOffice
http://www.zoho.jp/productlist/Zoho_VirtualOffice.htm
・オンラインWeb会議サービス : Zoho Meeting
http://www.zoho.jp/productlist/Zoho_Meeting.htm
Zohoが完全に日本語化され、日本語環境でも使いやすくなった時、Zoho CRMがSalesforceや、他のCRMソリューションと比較して、どれだけ貢献するのか気になるところです。やはり、Salesforceなどと比べると、手軽に利用を始められることと、価格の安さが魅力ではあるので、この点で新たな顧客を掘り起こせるかもしれませんね。
- Comments: 0
- Trackbacks (Close): 0
Home > SaaS Archive
- Search
- Feeds
- Meta