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2005-04-26
生きるということ
- 2005-04-26 (火)
- 考え事
今朝も通勤のため電車に乗る。
電車の中ですることといったら、眠気をこらえてみたり、駅に着くたびに目の前で座っている人が降りやしないかと期待してみたり、本を読んでみたり、今日の仕事をシミュレーションしてみたりすることくらいか。少なくとも乗っている電車が事故を起こすのではないかと手すりに必死につかまることは、ない。
尼崎・列車脱線事故から1日が経った。既に死亡者は70名を超えているようだ。ニュースを追っていると、案の定と言うべきか、こんな事実が発覚した。
・asahi.com: 脱線列車オーバーラン、本当は40メートル うそ報告か - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0426/OSK200504260049.html?t
この業界のことはわからないので正しくはないかもしれないが、まだまだ経験が少ない運転士が快速電車を運転するというのはどうなんだろうか。普通列車に比べてスピードも出る。通過する駅もあるので、判断力も通常以上に必要になるだろう。それも、ラッシュ時は過ぎているとはいえ、まだまだ人がたくさん乗っている時間帯だ。この時間に、この列車を、経験の少ない運転士が運転しなければいけない理由は何なのだろうか。
おまけに過去に100メートルオーバーランしている。今回も40メートルだという。素人にはわからない部分もあるが、本来止まるべき部分から100メートル過ぎてしまうというのは、大問題なのではないだろうか。ミスという言葉で済まされる状況ではない気がするが。いずれにせよ、70名以上の尊い命を奪ったというのは、あまりにも重い。
この事故が起こる前に、『31歳ガン漂流』の著者である奥山貴宏氏が亡くなった。奥山さんのことはネットを徘徊していた際に知り、その後、私には夢があるのカルチャーセミナーでの評判を聞いて興味を持った。
奥山さんは、31歳でがん告知、余命2年の宣告を受けている。その後、小説の執筆などに取り組んでいくのだが、彼のblogを読んでいると、余命幾ばくもない人の悲壮感のようなものは、あまり感じられなかった。
その奥山さんの最後のエントリーはこれだ。
・adrift: 小説
http://www.publiday.com/blog/adrift/000719.html
このエントリーを読んだのは、彼が亡くなった後なのだが、言葉が出なかった。やっとのことで出た言葉は「そりゃ、そうだよな」という言葉。
何の深みもない物言いだが、誰だっていつかは死ぬが、死ぬために生きているわけじゃない。生きていれば文句はあるだろう。仕事で愚痴りたくなるときもあれば、人間関係で憎まれ口のひとつでもたたきたくなるときもある。
でも、ぶつぶつ言う暇があるなら黙って生きろ。
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