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2006-10

『世界級キャリアのつくり方』

  • 2006-10-21 (土)

世界級キャリアのつくり方』を読みました。

世界級キャリアのつくり方―20代、30代からの“国際派”プロフェッショナルのすすめ 世界級キャリアのつくり方―20代、30代からの“国際派”プロフェッショナルのすすめ
黒川 清 石倉 洋子

東洋経済新報社 2006-05
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一橋大学大学院の国際企業戦略研究科で教授を務める石倉洋子氏と、医師で日本医療政策機構の代表なども務める黒川清氏による、国際派プロフェッショナルのすすめ。

内容をまとめると、これからは日本だけにとどまらず、しかも組織に頼らない、国際的なプロフェッショナルとしての個人が求められる時代になっていく。そのような時代に対応するために、(1)国際派プロとはどのような人材かをまとめ、(2)国際派プロになるためのキャリアパスを各年代ごとに示し、(3)国際派プロに必要な能力を5つにまとめて紹介している本。

こうしてまとめたり、実際に読んでみると、ある程度この手のトピックを追っている人にはあまり目新しい内容ではない。ただ、それでも面白く、一気に読ませてしまうのは、2人の著者の多彩なキャリアからの経験談によるところが大きいと思う。そのため今までわかっていたようなことも新しい表現で再確認することができる。

いくつかなるほどと思った点を取り上げてみると、例えば黒川氏のセリフで

しかし全員が世界で一流のプロになる必要はない。プロのレベルはさまざまだ。山にたとえるなら、キリマンジャロもあるしエベレストもある、マッキンリーもヒマラヤもある。日本では山といえば富士山が一番高いが、世界に出れば、もっと高い山があることを知るだろう。(中略)どの山を目指すかは、それぞれの価値観だが、世界には山がたくさんあることを知ることで、選択肢も増えるし、それぞれの選択を尊重できるようになる。皆がエベレストを目指す必要はない。多様な選択肢はすべて、それぞれが社会に意味があるものだとわかることが大事なのだ。

キャリアというと、情報がありすぎて却って近視眼に陥ってしまいそうな今、こういう視点は必要だと改めて認識できる。

小さな失敗をたくさんするメリットは、自分自身でリカバーするコツを体で覚えられることだ。20代まではいろいろなことにチャレンジし、そして失敗をしておくことが実は非常に大切だ。

昨日の自分のエントリーに近いかも。

チャンスがあればすぐにつかもうとする、予想していなかったことでも機会が与えられれば一応やってみる、という姿勢を常に心がけてきた。今になって「戦略」を専門としている割には、若いときから、自分の人生設計全体に戦略があったわけではないが、何が好きで何が嫌いかという感触はかなりはっきりしていた。それに合わせて、意思決定に直面したらその時点でよいと思うことを選んできた。

これは石倉氏の発言。さらっと書いてあったけど、とても大切な視点だと思う。

これ以外にも参考になる点は多い本。特に、既に「国際派」のふたりから見ての世界での日本人の振る舞い方に対する意見については、言い尽くされていることかもしれないが、参考になる。

たしかに決して目新しいことは書かれていない(そのため不満を持っている読者もAmazonのレビューを見るといるけど)ので、多くを期待して読む本ではないかもしれない。ただし、類書と比べて英語だとか、ロジカルシンキングだとかという、スキルには一切触れておらず、どちらかというと人となり、心構え、振る舞いという点に焦点が置かれているので、そういう面からキャリアに関する考え方を復習したい人には良い本かも。それに、どの話題も、すっきりとまとめられているので、頭に入りやすいし、読みやすい。

興味を持った人は、ここら辺を読んでみるのも面白いかも↓

・ウィンウィン対談 石倉洋子さん 世界級キャリアのつくり方 プロフェッショナル
http://www.ewoman.co.jp/winwin/77iy/

・Kiyoshi Kurokawa
http://www.kiyoshikurokawa.com/

一瞬も一生も美しく

「何、そのタイトル?」

と突っ込まれそうですが、まぁ、読んでください。

NHKの「プロフェッショナル」の以前の放送で、写真家の上田義彦の回もなかなか良かったのですが、その中で取り上げられていた化粧品メーカーのCMが気になっていたんですね。

ただ、そのまま忙しさにかまけて放っておいて探さずにいたら、今日、たまたまはてブのトップページで発見!(←眠いので変なテンション)そこで、Stylish Ideaについに初YouTube動画リンクです。どうぞ。

もちろん、先にこのCMを撮った上田氏のことを番組で見ていたから(上の動画のRelatedにも出てきちゃってますね、番組が)というのもあるけど、このCM、本当に良いですね。かなり気に入ってます。今日だけで何回見ただろう。

興奮しすぎだ、考えすぎだと言われそうですが、これってとても大切なことを言っていますよね。

何かつらいこと、大変なこと、苦しいことがあった時、そこからの一歩が自分を作っていくのだと。

とても当たり前なのかもしれないけど、それを、こういう形で美しく表現できるのって、本当に素晴らしい。

先日、ライフマネジメント研究所の所長で『内定したら読む本』の著者でもある楢木さんと、同じ研究所の山崎さんと3人で飲みました。実際に会うのは1年以上ぶり。いやぁ、楽しかった。(そして、相変わらず旨かった)たくさん飲んで、たくさん話した。英語の話、料理の話、ウィスキーの話、そして仕事の話まで。

その話の中で、楢木さんに「新井くんと話していると、同じくらいの年の人と話してるかと錯覚する時がある」みたいなことを言われてしまった。(良い方に取っておこう)思い返すと、そういう時の話って、自分の失敗談とそこから学んだことという類の話をしていたような気がする。

失敗の数を、人と比較して多いから偉い、少ないから賢いというわけでもなく、あくまで個人的な絶対的なものだと思っているんだけど、そう考えると自分は、いつもちょうど良いタイミングで、ちょうど良い失敗をしでかしてきたなぁと、過去を振り返ると思うのです。(もちろんその時は「勘弁してくれ…」と思ってるわけだけど)

やはりどうしても頭でわかっているだけでは不十分なことが世の中にはあって、それらを経験として、心で理解できているのはラッキーなのかもしれないですね。

そして、この資生堂のCMは、頭でわかっているだけは不十分なことを、少しでも心で理解することに近い体験として伝えているという意味で、やっぱり素晴らしいなぁと思います。

自分はテキスト・文字・言葉にしっくりくる人間で、映像は端から「自分には理解できないな」と思っていたけど、こういうのを見せつけられてしまうと、やはり映像の威力ってすごいなと思います。

反面、そういうことを、例えばこのCMが与えている影響を、本当に映像でないと表現できないのか、自分は自分のやり方で表現できないのかと思ってしまうあたりが、一向に映像にどっぷりはまっていかない原因でもあるのかもしれないですなぁ。

鯛ともつ

おっと、だいぶ時間が空いてしまいました。久々に日記。

金曜日は、日頃からお世話になっている方と会食。かなり久々にお会いしました。

今回は図々しくも「ぜひお薦めのお店を教えてください」とお願いしてしまい、お店の予約までしてもらってしまいました。行ったところは、光仙のひとつで白金台にある「鯛の蔵 光仙」でした。

・京料理 光仙
http://www.kosen1008.co.jp/cgi-bin/kosenHP/sitemaker.cgi?mode=page&page=page2&category=1

いやぁ、素晴らしいお店でした。ここ最近、自分が予約すると、某所の行きつけの店しか行っていなかった(なぜなら、ここもかなりお薦めだからなのです)のですが、ここも本当に素晴らしかったです。店の雰囲気といい、店員さんのサービスといい、もちろん料理も、酒も。今回は5,500円の嵯峨野というコースにしたんですが、この値段であの料理は大満足です。しかも個室でじっくり話をできたのが良かった。ぜひまた使いたいお店です。鯛、旨かった。

そして、お店以上にその方との話もとても良かった。まったく予想もしていなかった展開になったのですが、とても面白い展開になりました。お忙しい中、お誘いいただいて本当に感謝です。とても良い夜でした。

翌日は、前から気になっていた神楽坂に新しくできたもつ鍋屋へ。九州に本店があって、東京進出第一弾ということで神楽坂に出店したようで、話題性もあり、広告もだいぶまいていたので、滑り出しは順調そう。

混んでるかもしれないと思って、事前に電話で確認。そこで少しテンションが下がったけど、行ってみないとわからないので空いている時間を見つけて行く。

もつ鍋は、看板メニューだけあって美味しかったですね、さすがに。ただ、それ以外はあまり感激はしなかったですね。(もっとも、もつ鍋も感激したほどではなかったんですが…)いろいろ総合すると、恐らく自分で使うことはもうないかなぁというお店になってしまいました。

それはさておき、なんとそのお店でmixiでもお友達の米吉さんと偶然お会いしました。米吉さんは、都内で3店舗のレストランを経営する株式会社フリー・リパブリックの代表。

・フリー・リパブリック ◆飲食店経営と開業プロデュース&コンサルティング
http://www.free-republic.com/

気軽に美味しいワインを飲めるお店として、ちょくちょく使わせてもらっています。こっちは〆モードに近づいていたので(仕事が残っていたので…)、ちょこっと話をしただけでしたが、今度彼のイベントにも遊びに行こう。

というわけで、得意の(?)飲み食いの話でエンジンをかけて、明日からまたちょくちょく更新していきます。

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