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2006-11

TagSight ↑↓

CLOCKWORKsの中原さんから、新しいサービスを始めたという連絡をもらったので、さっそく見てみた。

・TagSight ↑↓
http://tagsight.clockworksweb.com/

いやぁ、これ面白すぎです。

Aboutのページにも書いてありますが、TagSightは「タグを通して眺めるもう一つのウェブの風景」という意味の造語とのこと。

タグというと、ブックマークでの情報整理のためというイメージがあるけど、このTagSihgt↑↓はタグを通して情報収集をしようというサイトでしょうか。「情報収集」という堅いイメージよりも「情報に出会う」というイメージかもしれない。

使い方はシンプルで、右側にあるyour Tagsというのが情報に出会うきっかけとなるタグ。ここは自分で自由に変更できます。そして、真ん中に出ているのがそのタグを元に引っ張ってきた情報。この情報源はdel.icio.us、Hatena Bookmark、Flickr!、YouTubeから選ぶことができる。選び方は簡単で、yourTagsの下にあるchannelというところでぐりぐり切り替えられる。また、その下にはpopular / recentなんかの切り替えもある。

使っていて気持ちいいのは、このサイトの操作性。yourTagsの並べ替えや、yourTagsの一番上のタグから一番下のタグへの移動なんかはやみつきになります。ついつい動かしてしまう。

使っていて嬉しいのは、色を切り替えられること。一番下に行くと、色のついた■が並んでいて、好きな色をクリックすればタグの色が変わる。元気な朝や昼はピンクやオレンジで。ちょっと疲れた夜は緑系が自分の使う色かな。

中原さんには「パラパラと雑誌のを見るような感じだと思います。」だと教えてもらったんだけど、まさにその通り。色んな雑誌をバーッと飛ばし読みしている気分ですね。yourTagsを変えることで、世界がガラッと変わるのも新鮮。

このサイトはまさに「百聞は一見にしかず」なサイトなので、自分の文章はそこそこにして、まずはぜひ試してみてください。自分のFirefoxのホームページはこれになりました。(windowsの人は、Firefoxを入れてからどうぞ)

CLOCKWORKsの他の作品も素敵なもの、面白いものが多いので、ぜひ見てください。自分はついついこの↓サイトで遊んでしまう。

・Study of Live Works BANETO | Audio
http://baneto.topolog.jp/cws/funka/audio/

中原さんとは、メールではやり取りさせて頂いているものの、まだお会いしたことがないので、ぜひ今度飲みましょう。(こんなところで告白)

『数式を使わないデータマイニング入門』

  • 2006-11-19 (日)

数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する』を読みました。

数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する (光文社新書)

そもそもデータマイニングとは何なのかというところから始まる入門書。新書で読みやすそうだったのでつい買ってしまった。読みやすい本ですぐに読了。

内容は、そもそもデータマイニングとは何かということを、従来の統計分析と比較しながら説明するところから始まる。今までと違って記憶媒体が安くなり、情報蓄積のためのコストが安くなったので、データマイニングが現実的な手法として使われるようになってきたという話から始まる。

その後、データマイニングは万能ではないという説明が出てくるが、ここは大切な視点だと思う。データマイニングというと、「紙おむつとビール」じゃないけど、今まで見えなかったことが見えてくるスゴイ手法のように思われてしまうかもしれないが、結果を判断するのはあくまでも人間だということ。データマイニングが答えまで出してくれるわけではないということを書いているのは好印象。

その後は個々の手法として、回帰分析、決定木、クラスタ分析、自己組織化マップ、連関規則、ニューラルネットを紹介している。ここの内容が薄くてちょっと残念。各章とも不思議なテンション(笑うに笑いきれない)の例を元に手法を説明するが、どの手法もとてもあっさりと概要の概要だけを説明している。

最後の2章は『1週間で分かる情報セキュリティアドミニストレータ集中ゼミ 基本編〈2006年版〉』や『暗証番号はなぜ4桁なのか? セキュリティを本質から理解する』を出している著者らしく、データマイニングと個人情報の管理や監視社会といったテーマの話。

新書版ということもあり、本当に入門の入門部分を扱っている本でした。データマイニングって名前くらいしか知らないけど、そもそも何?という人にはお薦めですが、何となくはわかっている人は、この本で参考文献として載っている『データマイニング手法―営業、マーケティング、CRMのための顧客分析』から読み始めても良いかもしれません。(自分は読んでいませんが)ビジネスとデータマイニングという観点からの入門書では、自分がかなり昔に書いた『戦略経営に活かすデータマイニング』が結構お薦めです。

Amazonで「データマイニング」で検索して見つけた下の本も面白そう。

チャンス発見のデータ分析―モデル化+可視化+コミュニケーション→シナリオ創発

数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する (光文社新書)
岡嶋 裕史

4334033555

関連商品
図解 よくわかるデータマイニング (B&Tブックス)
行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)
データマイニングの基礎 (IT Text)
データマイニング手法―営業、マーケティング、CRMのための顧客分析
チャンス発見のデータ分析―モデル化+可視化+コミュニケーション→シナリオ創発
by G-Tools

KEITH JARRETT JAPAN TOUR 2007

予約してしまった。

・KEITH JARRETT JAPAN TOUR 2007
http://www.koinumamusic.com/concert/keithtour2007/index.html

THE BOSSA NOVA JOAO GILBERTO ~最後の奇跡~

昨日11/5にジョアン・ジルベルトのコンサートに行ってきた。

・JOAO GILBERTO THE BOSSA NOVA ~最後の奇跡~
http://www.tbs.co.jp/event/gilberto.html

Tさんのお誘いで、東京国際フォーラムまで行ってきました。Tさん、ありがとうございます。

上に載せたサイトを見ると「開演時間は予定です。アーティストの都合により開演時間が遅れる場合がございますのでご了承ください。」なことが書いてあり、ウワサにも聞いてましたが、ばっちり遅れました。開演予定時間から「アーティストが会場に到着していません」→「アーティストがホテルを出発しました」→「アーティストが会場に到着しました」というアナウンスがあり、1時間弱遅れて開演。怒り出す人もいないし、アナウンスがある度に会場から笑いが漏れる。

そんな空気の中、ジョアン・ジルベルト登場!座りざまMCみたいに何かしゃべってるか?と思ったら、いつの間にか歌い出していた。その後、余計なMCもなく、2時間以上ほぼぶっ続けで彼の歌声が響く。70歳を過ぎた年というのもあってか、なんか映画のスクリーンを見ているような気分になってしまった。紛れもなく彼は目の前で歌っているのだけれども。

しかし、あの集中力はすごい。曲間も短くぶっ続けて歌い続けるから、聴いているこっちの方が集中力が切れそうになってしまうほど。

ものすごく広く、静かな湖の湖面を眺めているような、そんな深く、優しい歌声を堪能できたのは素晴らしい体験。あれはまさに70年以上(75歳だったけかな、正確には?)の人生の重みですね。自分が70歳を超えて、何をやっているのだろうかと思ってしまったり。

終わった後は一緒に行ったメンツでROSE & CROWNの有楽町店へ。帰ってきてから懲りずに「声とギター」を聴く。良い夜だった。

「プロフェッショナル 仕事の流儀 佐藤可士和」

  • 2006-11-05 (日)
  • DVD

最近になってNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」についてのエントリーを結構しているけど、まぁまぁ見るようになった(「見られるようになった」というのが正確か)のは、最近になってから。

ちょうど”プロフェッショナル 仕事の流儀 DVD-BOXという感じで、自分がまったく見ていなかった時期の放送がDVD化されたので、ちょこちょこ見ているところ。

今回見たのは、アートディレクターの佐藤可士和。彼のことは過去にもPenで特集されていたというエントリーで書いてます。

プロフェッショナル 仕事の流儀 アートディレクター 佐藤可士和の仕事 ヒットデザインはこうして生まれる プロフェッショナル 仕事の流儀 アートディレクター 佐藤可士和の仕事 ヒットデザインはこうして生まれる
プロフェッショナル 仕事の流

NHKエンタープライズ 2006-09-22
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個々の場面もなるほどねーと思ったけど、特に興味深かったのが、彼の仕事の仕方。大雑把に言ってしまうと、まずは頭の中でアイデアをひたすら考えて、あるタイミングで実際に形にしてみる。そして、いざ形になったものを色んなやり方でひたすら検証していく。

たとえばキリンレモンの例では、ペットボトルのデザインをいくつか考えたら、それを事務所の冷蔵庫に入れてみて、一度冷蔵庫を閉じる。そして再び冷蔵庫を開けて、中を覗いたときの感じを確かめてみる。SMAPのCDジャケットであれば、屋外のビルボードだったり、CDショップの陳列棚の写真を撮ってきて、その景色に作ってみたデザイン案をはめ込んでみる。

上に挙げたのは一例だし、実際に形になっていない段階や、そういうレベルのものも、彼は常に検証検証。検証を積み重ねていっていた。

こういう手法がデザイナー共通のものなのか、彼特有のものなのか、自分は知識が足りないのでわからない。知らないからこそ、「あ、やっぱり仕事ってこうやるんだな」と思った。

デザインの仕事をやるなら、デザインの仕事に必要な知識は必要だろうし、ITの仕事をやるなら製品の知識や、業務に関する知識や、もしかしたらプロジェクトマネジメントの知識なんかは必要かもしれないし、他にも必要な知識はいっぱいあるだろう。ただし、そういう知識を全部知らないと仕事ができないわけではないし、そういう知識を持っていないうちに仕事の現場に放り出されることはよくあることだ。

そういう時に必要になるのは、仮説を立てて検証を繰り返していくプロセスなのかも。「仮説思考」と言われているプロセスですかね。(そういえば自分の本棚にもそんな名前の本が並んでいる。読んでないけど…。ちなみにAmazonで「仮説思考」を検索してみると、古い本でもいくつか気になるのが出てくる)もちろんデザイナーだからって、パッと!ひらめいた事だけを頼りに仕事をしているわけではないだろうことはわかっていたつもりでしたが、彼の仕事の一部を垣間見て、参考になる点もありました。

もうひとつDVDを見て面白いなぁと思ったのは、テレビの放送では流れなかったインタビューなんかも収録されていること。カットされているだけあって、めちゃくちゃ面白いわけではないけど、放送されたものよりも少しリラックスした感じのもあり、楽しめました。

他の放送のDVDも見てみますか。

恐怖は常に無知から生じる

古い新聞を整理してたら10/25の日経朝刊の「株式とは」という記事にエマーソンのこんな言葉が載っていた。

「恐怖は常に無知から生じる」

これって、前にエントリーした「プロジェクトは怖い」を一言で言い表している。なるほど。

なるほど、面白いなと思ったのでエマーソンの名言をBrainyQuoteで読んでいた。(エマーソンの一覧はこれです

その中で「ほほー」と思ったもの。

As a cure for worrying, work is better than whiskey.

なるほど。酒でごまかしてはいけないですね。

ラジオでマジック

今日、昼間にタクシーに乗ったら、AMラジオがついていた。

最初は「ちょっとうるさいなぁ…」と思っていたら、途中から、「それでは、これからマギー司郎がラジオでマジックを行います!」みたいなコーナーになって、意外とウケた。縦ジマのハンカチを横ジマにしたりしてたし、ラジオで。最近マギー審司に差をつけられてきたともボヤいてた。

ちょっと生で見たくなったなぁ。

プロジェクトは怖い

久々にランチタイムブロギング。

少し余裕ができてきたので、RSSリーダーにたまっているエントリーをがしがし消化中。いろいろと読んでいるうちに、POLAR BEAR BLOGも管理されている小林さんのシロクマ日報の中で興味深いエントリーがありました。

・怖いプロジェクトの作り方 - シロクマ日報 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2006/10/post_7392.html?ref=rssall

AOLによるホラー映画はなぜ怖いのかという調査結果から、「何が起きるか・起きているか分からないこと」が怖さの原因だとおっしゃっています。その上で、これはプロジェクトにも当てはまるのではないかというお話。

この法則、映画だけでなく様々なプロジェクトにも当てはまると思います。なぜか分からないけど、多くの作業に遅れが出ている。なぜか分からないけど、みな遅くまで残業している。なぜか分からないけど、関係者の表情が険しい — そんなプロジェクトは、問題点が顕在化してしまったプロジェクトよりもずっと怖いものでしょう(当事者にとっても、お客様にとっても)。

まさにそうですね。耳が痛い話です。

考えてみれば、プロジェクトは文化の違う人間の衝突です。ただでさえ「相手が何を考えているか分からない」という状況なわけですから、他人の作業内容や作業の進捗、今後のスケジュールなどを共有し、「何が起きているか・何が起きるか」が関係者全員の目に明らかになっている必要があるでしょう。でないと、不安によるストレスと過労で参加者がどんどん倒れていく「ホラー・プロジェクト」を誕生させてしまうと思います。

たしかにそうですね。

最初に引用させて頂いたような状況でもっと怖いのは、「なんか怖いけど、このまま目をつぶって前に進んで行けば、必ずどこかに着く。それがどこかはわかってないけれど…」という雰囲気になってしまった時。「とにかく寝ないでやれば何とかなる!」「人を増やして、なんとか対応しよう!」という状況は益々怖いですね。

プロジェクトリーダーや、チームリーダー、あるいは熟練プロジェクトメンバーというのは、この「怖さ」を事前に察知し、それをメンバに伝えるなり、事前に対応案を検討するという役割になるんでしょうね。つまり、他の人よりも「よく見える」人が、目をつぶってしまっているメンバーの目を開かせてあげる。そして、どこに進むのかをきちんと提示してあげる。

やはり、「よくわかんないけど、とにかく寝ないでやれ!」という状況は、理性を持った人間には仕方がないと思っていても、受け容れにくい状況ですからね…。状況が大変でタスクがきつきつなのは仕方がないとしても、その作業に「意味」を持たせてあげるのは、とても大切なことだと思います。

最近の自分は、「ヤバイ!目の前にヘビが出てきた。怖いよ!」と大騒ぎしてしまっているメンバに、「たしかに、それは怖いからそれはそれで対処しよう。でも、実は君の後ろから腹を空かせたオオカミも近づいてきてるんだよ」と伝えて、その対応を考える役目もやっているので、小林さんのエントリーはとても参考になりました。

気を引き締めていきましょう。気付いたら自分の後ろに腹を空かせたライオンがいた、なんてことにならないように…。

少し落ち着きました

また久々になってしまいました。

抱えていた大きな仕事も、ここ数日で発生したバタバタとしたタスクも落ち着きました。血眼になってTo Doをチェックする(と書いてみたものの、すごい光景だ…)という状態から少しの間解放されそう。とはいえ、11月のスケジュールを整理していたら、束の間という感じですが。

そんな日だったので、今日は久々に晩ご飯を作りました。

・フライパンひとつで作るパスタ・チキンのフレッシュトマトソース
http://allabout.co.jp/gourmet/cafegohan/closeup/CU20060205B/

旨かった。

ひとまず落ち着いたというご報告でした。

(要は無理矢理エントリー。1日だし…)

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