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2007-02

ピンチの時こそシンプルなルール

2月も終わり。

「2月は逃げる」と言われるけど、本当にそんな感じのバタバタした月だった。このままだと「3月は去る」のか。少しはゆっくりしたい。

そんな2月最終日に送られてきた「株式投資・今朝のレッスン」の本日の一言が相変わらず良かった。

【本日の一言】急落時こそ機械的に行動すべし
急落時は、誰だって心が揺れる。こんな時こそ、事前に決めた方針に従って、機械的に行動すること。

もちろんこの一言は投資の心構えとして書かれたものだが、仕事でも、日常にでも通じる言葉だと思う。仕事でも順調な時ばかりではない。日常でもそう。そういう時に、冷静に行動をしろと言われても難しい時もある。

その場合、事前に決めた方針があって、それに従って機械的にこなしていければ良い。もちろん、投資と違って(いや、投資でも)そう単純にはいかないかもしれないけど、そういう心構えを持っておくというのは大切かもしれない。

ピンチの時こそ機械的に行動するというルールのシンプルさに似たものとして、解決志向ブリーフセラピーの3つの中心哲学というのを知ったので、それもご紹介。

ルール1:もしうまくいっているのなら、変えようとするな。
ルール2:もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。
ルール3:もしうまくいっていないのであれば、何でもいいから違うことをせよ。

詳しく知りたい場合は、下記のエントリーをどうぞ。なお、「解決志向ブリーフセラピー」というのは、カウンセリングの技法の一種とのこと。

・:: グレースフルマインド―Graceful Mind | 解決志向ブリーフセラピー(2) ::
http://blog.arainorio.com/?eid=506727

それにしても、自分は「株式投資・今朝のレッスン」に反応することが多い。過去のblogを検索してみたら、こんなに関連エントリーがあった。

あの時の決意を思い出す
「株式投資・今朝のレッスン」は面白い
今日のレッスン
下半期
どうせ変わらない?

しかし、こうして自分のblog見返してみると、色んなタイミングで何かと悩んでいたことを思い出して面白い。

英語辞書あれこれ

最近、実家に置いてきてしまった『NHKやさしいビジネス英語実用フレーズ辞典』を参照したい場面が何度かあって、いっそのこと買ってしまおうかと思っているのですが、「無駄なことはするな」ということなのか、自分が見た書店(どれも大型)ではどこにも在庫がありませんでした。

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杉田 敏NHK出版 2003-03-14
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そんなきっかけで、久々に辞書のコーナーをじっくり見ていると、やっぱり面白いですね。

新しいところでいうと研究社の『総合ビジネス英和辞典』が気になるところです。

研究社 総合ビジネス英和辞典 研究社 総合ビジネス英和辞典
研究社辞書編集部研究社 2007-01-10
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研究社のサイトの紹介によると、

従来の『ビジネス英和辞典』の情報をアップデートし、3000以上の見出しを新しく追加。第2部に分かれていた企業名を組み込んで1部構成にし、使い易さを追求。金融・商社・情報など幅広いビジネスに役立つだけでなく、株に興味を持つ一般人や、経済学部・また就職活動中の学生にも役立つ内容。

あとは今日「認知言語学的メモ」で見つけた『英語多義ネットワーク辞典』も面白そうだ。

英語多義ネットワーク辞典 英語多義ネットワーク辞典
瀬戸 賢一小学館 2007-03-01
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小学館のサイトの紹介によると、

全く新しい認知言語学の手法を導入して多義語の記述を行った、世界で初めての画期的英和辞典。数が多すぎたり、ばらばらで覚えにくかった英単語の語義を、すっきり、大きく理論的に区分し、その全貌を明らかにします。

しかし、全部買い続けていると、お金と置き場に困る。

ZOZOTOWN

昨年、日経産業新聞でZOZOTOWNという存在を知りました。

・ZOZOTOWN | ゾゾタウン「想像と創造の行き交う街」
http://zozo.jp/

これがどういうものかは、以下の記事が詳しかったです。(Outlogicで知りました)

・Japan.internet.com E-コマース - EC×SNS の本命か、好調アパレル EC サイト「ZOZOTOWN」
http://japan.internet.com/ecnews/20061207/5.html

上記の記事では「アパレル系オンラインショッピングタウン」というZOZOTOWNに加え、ユーザ同士の交流の場所として作られたのがZOZORESIDENCEというSNS。

誰か招待してくれないかなと思っていたのですが、先日、友人に聞いてみたところ、今日招待してもらいました。(Tさん、ありがとう!)

アパレル×SNSという感じで、とても新鮮です。とはいえ、参加したばかりで、まだなじめていません。また、徐々にいろいろと試していってみようと思います。

『戦略とイノベーション』

  • 2007-02-25 (日)

戦略とイノベーション』を読みました。

strategyandinnovation.jpg

本書はタイトルの通り「戦略とイノベーション」についての必読論文を集めた論文集。「見失った10年」に経営学者が何を考えていたのかという観点から、13篇の論文が収められています。収められている論文とその筆者は次の通り。

 序 章 1990年代の経営戦略研究=沼上 幹
Part1 戦略の思考法
 第1章 新しい事業システムの設計思想と情報資源=加護野忠男
 第2章 間接経営戦略への招待=沼上 幹
 第3章 競争戦略論と経済学の共進化=淺羽 茂
Part2 日本企業の戦略とイノベーション
 第4章 技術戦略に基づく競争戦略の展開=新宅純二郎
 第5章 マルチプロジェクト戦略=延岡健太郎
 第6章 イノベーションと情報の粘着性=小川 進
 第7章 日米HPC産業における性能進化=軽部 大
Part3 アーキテクチャをめぐる考察
 第8章 アーキテクチャという考え方=青島矢一・武石 彰
 第9章 経営戦略としてのオープン・アーキテクチャ=國領二郎
 第10章 モジュラー化の罠=楠木 建・H.W.チェスブロウ
 第11章 組織能力と製品アーキテクチャ=藤本隆宏
Part4 歴史的視野が見せてくれるもの
 第12章 資源の集中による間隙=島本 実
 第13章 技術システムの構造化理論=加藤俊彦

まだ戦略論やイノベーションについての知識が少ない自分にとっては、教科書的な見方だけではない視点を得られて勉強になりました。また、どれも論文なので、経営学の研究方法を垣間見られた気がします。

どの章も参考になりましたが、Outlogicの視点リサーチの本書のエントリーでも書かれているように、序章は特に多くの気づきがありました。

・OutLogic - 視点 リサーチ- 『戦略とイノベーション』:日本経営学の最先端と産業イノベーションの国際比較
http://www.outlogic.co.jp/modules/news/article.php?storyid=358

他の章も勉強になることが多かったので、著者らの他の論文や著作に当たって理解を深めたいと思います。特に興味を持って、かつ手元にもあるということから、以下の2冊あたりから興味を広げていきたいと思います。

「競争優位」のシステム―事業戦略の静かな革命 「競争優位」のシステム―事業戦略の静かな革命
加護野 忠男

PHP研究所 1999-10
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ビジネス・アーキテクチャ―製品・組織・プロセスの戦略的設計 ビジネス・アーキテクチャ―製品・組織・プロセスの戦略的設計
藤本 隆宏 青島 矢一 武石 彰

有斐閣 2001-04
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『ひらめき脳』

  • 2007-02-24 (土)

ひらめき脳』を読みました。

ひらめき脳 ひらめき脳
茂木 健一郎

新潮社 2006-04-15
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最近はビジネス書が多かったので、たまには違う種類の本も。

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でのコメントや、茂木氏の「クオリア日記」を読んで面白い人だとは思っていたけど、著作を読んだことがなかったので今回初めて読みました。

他の著作は読んだことがないのでわかりませんが、この『ひらめき脳』は茂木氏の著作の中でも一番最初に読むのに適しているかもしれませんね。

アハ!ピクチャーやアハ!センテンスを使って「アハ!体験」を体感し(ここからも同じような体験ができます)、そこから茂木氏が研究している脳科学の研究について「ひらめき」という観点から解説しています。

リラックスとひらめきの関係、ど忘れとひらめきの関係、セレンディピティとひらめきの関係など、何となく知っていることとひらめき、つまり脳との関係を知ることができて面白かったです。その他にも、知識を詰め込んでおくことがひらめきの準備になるというところは、自分が昔書いた「丸暗記は大切だ」に通じるところがあって参考になりました。

最近は、とにかく自分が今まで知らなかった部分の知識を詰め込んでいるところですが、そうやって脳に材料を与えてやって、脳が自発的に機能してくれて、そのうち訪れるひらめきを待つというプロセスにとって必要なことなんだと改めて認識できたのが良かったです。

ちなみに、茂木氏のテレビでのコメントやblogを読んでいて、この人って、自分のやっていること、自分が興味があることを本当に楽しんでやっている人だなぁという印象を持っていたんですが、あとがきにこんなことが書いてありました。

また、私は人生というものを愛していると自負していますが、「ひらめき(アハ!体験)」を通して人生をもっと愛する、というコンセプトは絶対に外したくありませんでした。

これは、今まで彼の書いた本は小難しいと言われてきた中で、今回の本を書くにあたってのコンセプトについて書いている部分なのですが、茂木氏の人となりがわかるような一文でした。

とてもわかりやすく、また誰もが興味を持てるように書かれていて、しかも分量も多くないので、脳について、あるいは茂木氏について興味がある人は読んでみて損はないと思います。

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