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2008-06
強みに特化する
今日は『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』で紹介されているテストをやってみた。
最近になって色んなところで紹介されているからか、この本も発売されてからしばらく経っているものの、最近再び人気になっている。自分が元々この本の存在を知ったのは、2002年の百式のこの記事。
・強み革命 (Strength Finder.com) | 100SHIKI.COM
http://www.100shiki.com/archives/2002/01/_strength_findercom.html
この記事を読んで、「そんなに良いのなら…」と思っていながら、なんと6年も経ってしまった。この手のものにしては、なんで自分がすぐに飛びつかなかったのか不思議だが、予定もない休日だったのでやってみました。
34ある強みのうち、自分に最も当てはまるのは、「着想」らしい。着想の説明はこんな感じ。
あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。
周りから見ると「そうか?」と思うかもしれないけど、自分は結構納得。「着想はあなたにとってスリルがある」なんて、まさに、そういう感じ。
それ以外の4つも、言われてみると「おー、なるほどねー」というものばかり。4つを簡単に紹介してみると、
2. 収集心
あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。(以下略)
3. 学習欲
あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。(中略)それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。(以下略)
4. 親密性
親密性という資質は、あなたの人間関係に対する姿勢を説明します。 簡単に言えば、親密性という資質によって、あなたは既に知っている人々とより深い関係を結ぶ方向に引き寄せられます。あなたは必ずしも未知の人たちと出会うことを避けているわけではありません――事実、知らない人と友人になるスリルを楽しむような他の資質を、あなたは持っているかもしれないのです――しかし、あなたは親しい友人のそばにいてこそ、大きな喜びと力を得るのです。あなたは親密であることに心地よさを感じます。(以下略)
5. コミュニケーション
あなたは説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。これにはあなたのコミュニケーションという資質がよく現れています。アイデアはアイデアに過ぎません。事実は、その時々に起こったことに過ぎません。あなたは、それに命を吹き込み、活力を与え、刺激的で生き生きとしたものにしなければならないと感じます。そこであなたは、「単なる事実」を「物語」に転換させて、それを上手に語ります。単なる「アイデア」を取り上げ、イメージと具体例と比喩を使って生き生きとさせます。(以下略)
最後の「コミュニケーション」なんかは、もう少しうまくなりたいなぁと思っているところではあるんだけど、それ以外は思い当たる節が必ずあるものばかり。
マイミクのKくんが海外赴任になってしまうというので、今週、その壮行会ということでCくんと一緒に新橋で飲んだ。例によって、その飲み会は大いに盛り上がったんだけど、その時にも「苦手なものは平均点レベルまで押さえておいて、あとは強みに注力すれば良いのでは」というような話になった。
そういう話をしたKくんやCくん、そして自分の周りにいる優秀な面々を見ていると、どうしても自分の弱みを鍛え直さないとという気になってしまうんだけど、そういうことが苦手で仕方ない自分は、そこら辺は平均点レベルまではなんとか持っていきつつ、強みに注力して頑張ろうかなぁと思ったところ。
いざ自分がやってみると、他の人の強みも知りたくなりますねー。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
田口 俊樹
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週次で振り返る大切さ
昔からそうだったのかもしれませんが、最近特に「これが終われば落ち着くだろう」みたいな感覚がなくなってきました。
一山越えれば、また一山あるという感じがずーっと続いている感じですね。もちろん、その山が険しい時もあれば、なだらかな時もあるので、いつもきゅうきゅうしているというわけでもないのですが。(ただ、最近はこの時期にしては険しめな感じ)
そういう感じで、体調の悪さも相まって5月は我ながら自分ではないように、かなり低空飛行で毎日を送っていましたが、6月はなんとかボチボチきています。時間が経つのは速いけど、その速さに流されることはなくて、きちんと自分でコントロールできている感じは確実にあります。
そうなった理由は、体調が回復してきたというのも大きいですし、他にもいろいろとあるかとは思いますが、ひとつ挙げるとすれば「手帳」ですね。
「なーんだ」という感じかもしれないですが、6月になってから週次で振り返りをじっくりやることを始めたんですが、これが思っていた以上に効果を上げていて驚いています。
週次の振り返りといっても大げさなものではなく、毎週日曜日の午前中に近くのカフェ(と書いてみたものの、そんなオシャレなとこじゃない)に行って、1時間半くらいかけて前の週の振り返りと、今週の計画を練ります。
今までも週末の計画を立てることはやっていたのですが、効果をいまいち感じられなかったのは、前の週の振り返りをやっていなかったからかもなぁと思います。
振り返りとしてやっているのは、毎日書いている日記というか日誌みたいなものペラペラと一週間分読み返して、一緒に毎日のTo Doの消化具合も見ます。その上で、今は「仕事」「読書」「その他」「出費」という4つの観点で、振り返りをきちんと文章として手帳に書き留めます。
一週間分の手帳を読み返すだけでもそれなりに振り返りはできるのですが、やはり頭と手を使って、言葉として書き出すという行為が、振り返りの効果をさらに高めているのではないかと感じています。
その後で、次の一週間の計画を立てるのですが、その場合は既に決まっているスケジュール(やること+日時が決まっている)とTo Do(やることは決まってるけど、日時は不明)を洗い出します。
という感じで、なんちゃらハックと呼べるような特別なことは一切していないんですが、これだけで自分は相当スッキリな気分で新しい週に望めるようになりました。
思えば、みんな計画を立てるということは昔からやっていると思うんですが、振り返るということは比較的少ないんじゃないかと思います。「計画を立てた回数>振り返りをした回数」という状態であることが普通だと思うんですが、この不等号をいかにイコールに近づけていけるかが、忙しい中でも自分自身をコントロールできるかどうかの分かれ目かもなと思うようになりました。
ついでに言えば、計画を立ててから振り返るまでの時間はある程度短い方が良いですね。今までは日次でやっていて、それよりも大きな単位ではせいぜい月次だったのが、週次できっちりやることで、やりたいことのスケジュールのぶれが少なくなってきている気がします(もちろん、まだまだ遅れまくっているものも多々ありますが…)。
というわけで、今月末あたりには年初に立てた目標を一度振り返って、残り半年の軌道修正をしようかなぁと思案中。
もちろん、この「週次で振り返りをきっちりやる」というのは、以前に方法論通りに実践していた Getting Things Done から学んだことのひとつです。今は、GTDの通りに自己管理をしているわけではないですが、考え方の基本的なところなどは大いに参考にしています。
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SaaSとかクラウドとか
- 2008-06-24 (火)
- SaaS
ここ数日、「SaaSプラットフォーム」とか「SDP」とか「クラウドコンピューティング」といったキーワードでいろいろと調べていて、面白い情報を見つけたので、自分のメモを兼ねてご紹介です。
まずは、McKinsey & Company - High Techに載っている “Emerging platform wars in enterprise software” という記事がなかなか参考になりました。SaaSプラットフォームの類型のパターンを示し、その類型に基づいてプラットフォームベンダーが考慮すべき点がまとめられています。想像がつく内容が多いことは確かですが、頭の整理にとても役に立つと思います。
ちなみに、この論文の著者であるAbhijit Dubey氏が、Software 2008というイベント(ラスベガスのInteropと同時開催)のセッションのビデオをこの↓リンクから見ることができますので、興味がある方はぜひ(自分は半分くらいまでしか見てない…)。
・Software 2008- Video Archives - Abhijit Dubey, Associate Principal, McKinsey & Company
http://www.software2008.com/archive/video/playvideo/index.php?vid=software-08-dubey
McKinseyの記事のように、プラットフォームの整理をしているものとしては(まだ読み途中ですが)、以下のようなものもありました。
・Efficient Software Delivery Through Service-Delivery Platforms
http://msdn.microsoft.com/en-us/arcjournal/bb735303.aspx
ちなみに、OpSourceのホワイトペーパーライブラリから、まったく同じ記事をPDFでダウンロードできます。こっちの方が読みやすいかも知れません(一応、直リンク)。
プラットフォームの整理という意味では、Peter Laird氏がLaird OnDemandの “Understanding the Cloud Computing/SaaS/PaaS markets: a Map of the Players in the Industry” という記事で紹介されていたSaaSやクラウドプレイヤーのマッピングが見やすかったので、こちらのblogでも添付します。
日本語で読めるところでは、下記の記事が参考になるかもしれません。
・空前のスケールをめざす 姿を見せ始めたGoogleのクラウド・コンピューティング戦略 : 小池良次 米国発、ITトレンド| Wisdom
http://www.blwisdom.com/trend/47/
2ページ目にある「企業アプリケーションとハード・ソフトインフラの方向性」という図を見ると、おお!とわかった気になってしまいそうですが、IBMとOracleの矢印の方向性や伸び具合は、具体的には何をもってそういう流れになるか根拠が書かれていないので、冷静になって、自分で根拠を探したりしながら考えてみます。
紙媒体は、これまた未読ですが、「ITアーキテクト Vol.17」の特集がクラウド・コンピューティングとなっていますし、Nicholas Carr氏の「The Big Switch: Rewiring the World, From Edison to Google」が参考になるかもしれません。
The Big Switch: Rewiring the World, From Edison to Google

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『やっぱり変だよ日本の営業』、『人材いらずの営業戦略』
- 2008-06-18 (水)
- 本
『やっぱり変だよ日本の営業―競争力回復への提案』と『人材いらずの営業戦略』をまとめて読みました。
SFAで有名なソフトブレーン株式会社に興味を持ち、創業者の宋氏が書いた『やっぱり変だよ日本の営業』と、宋氏と現在の代表取締役社長が書いた『人材いらずの営業戦略』を読みました。
『やっぱり変だよ日本の営業』の方は、宋氏が自分が開発したソフトウェア(SFAではなく、土木解析ソフト)を販売する企業を立ち上げ、日本でビジネスをしていく中で気づいた営業のやり方の問題についてまとめられています。
最終的に、ソフトブレーンが提供するeセールスマネージャーの紹介につながるのですが、それまでに展開される話が非常に納得のいくものなので、それらの問題を解決するソフトとして、eセールスマージャーの効果を納得しながら読むことができました。
本書の初版が2002年ですが、この当時で、web経由でこれだけきめ細かいサービスを実現するサービスがあったことに興味を持ちました。
『人材いらずの営業戦略』の方でもeセールスマネージャーの紹介はほんの少しありますが、メインはどうすれば営業を改善できるのかということについて、具体的な取り組み方についての話です。
こちらでは「プロセスマネージメント」という考え方や情報管理の重要性が説かれています。属人的な営業プロセスをきちんと管理することや、各人の情報を共有する重要性は色々なところで散々言われていますが、本書ではより具体的で、視覚化しやすい取り組み方が紹介されています。
どちらの本も、日々、なんとなく取り組んでいる営業のやり方や、仕事の進め方などについて考え直す良いきっかけとなるものです。
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『日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由』
『日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由』を読みました。
いろいろな議論がなされている日本のソフトウェア産業ですが、それがダメな理由を「会社」「エンジニア」「業界」「ユーザー」の4つの視点から考察し、エンジニアやユーザーへの提言をまとめたのがこの本です。著者と親しく、かつこの業界で長らく活躍されている方を集め、座談会を行い、そこから得られた意見を紹介しながら、考察をしていくという流れになっています。
実際に現場にいる人からの提言ということで、何らかの形でこの業界に関わったことがある人にとっては、納得のいくような議論がなされていました。言い換えれば、目新しい内容はあまりなかったという印象です。ただし、そのような内容でも、現場に長年携わってきた人たちの意見を通して確認することで、この業界が抱える問題の根深さに気づいたという感じでした。
考察している視点は「会社」「エンジニア」「業界」「ユーザー」という4つですが、提言はエンジニアとユーザーへ向けられているものだけだったので、それだけではなく、業界として、あるいは企業としてどうやって今後成長していくのかという観点からの提言も読みたかったですね。そういう観点を知るためには、日本に限らないソフトウェア企業についての考察として『ソフトウエア企業の競争戦略』が良いのでしょうか。(他にオススメがありましたら教えてください)
本書の内容とは少しずれるかもしれませんが、途中「エンジニアがつまらない会社にとどまる理由はない」というところで、以下のようなコメントがありました。
彼ら(独立したり、フリーでやっている人のこと)は腕に覚えがある人たちだから会社を出ても食べていけるのだろう、という見方もあるかもしれない。だがそれは逆で、「1人でも食えるように」と思ってやってきたから、現在の彼らがあるのだ。生まれつき覚えがあったわけではない。
この意識は、エンジニアに限らず、非常に重要だなと思いました。
親友の中村くんがblogで「貸し借り」という興味深いエントリーを書いていたんだけど、雇われの身である時は、給与明細を見て「この金はどこから来てるのか」というのを考え、日々の仕事では中村くんの言うところの貸し借り関係を常に意識しながら仕事をすることが大事なんじゃないかと思う。
・貸し借り - Wordyweb
http://wordyweb.jp/2008/06/post-4.html
これは、最終的に独立することを目標としていなくても、絶対に必要な視点だよなということを、ここ2, 3年ずっと考え続けてます。
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