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2008-08
難しい時期に必要なこと
- 2008-08-07 (木)
- 考え事
自分は今31歳。
今の自分自身がそうだし、周りを見ても、30歳を超えてから40歳くらいまで、特に30歳半ばくらいまではとても難しい時期だなと感じている。
全ての人が常にそのような状況ではないが、一般的に、手をかけるべき下がいて、自分に与えられた仕事の責任は増し、時にはリーダーのような責任もふってくるようになり、上を見れば「評価」する人がいる。
もちろん、そういう状況は40になっても50になってもそうなんだろうけど、プライベートも含め、いろいろと変化の激しい中で、しかも自分の実力も、まだまだ安定しきっているとは言えない、この30代、特に前半という時期は、とっても難しい時期なんだろうなぁと思う。
これは思いつきではなくて、転職をしてから1年半ほど、常に考えているし、日々、仕事をする中で感じていることだったりする。
そういうことを考えながら仕事をしていると、いわゆるアンテナが立っている状態で色んな情報が入ってくるが、先日、お世話になっているさかはらさんが、こんなエントリーを書いていた。いろいろと考えるきっかけになったエントリーだった。
・TeamOscar: 一流の起業家と三流の起業家を一日の間に見た。
http://teamoscar.cocolog-nifty.com/teamoscar/2008/08/post_37fe.html
ぜひ最初から通して読んでみてほしいと思うけど、特に印象に残ったのがここ。
起業家Bの愛嬌には思いやりはあっても素直さがない。それが半端な理由だが、「素直さ」がないことをその半端な愛嬌がカバーしてしまうため、社会生活の中で本当に必要な素直さを見につける機会を失くしてしまっているのではないかと思う。
ここだけ読んでいる人もいるかもしれないので、一応解説すると、起業家Bというのは、このエントリーのタイトルで言うところの「三流の起業家」だ。
自分は、仕事に限らず、社会で生きていく中で「愛嬌」というのはとても大切な要素だと信じているんだけど、どんな要素も使いようになって薬にも毒にもなってしまうが、さかはらさんが書いているように「愛嬌」というのは、とても難しい要素だなと思った。
たしかに今までを振り返ってみると、本当はすごく優秀なのに、窮地という窮地を半端な愛嬌を振りまいて切り抜けてしまって、それが癖になって悪循環になってしまっている人がいた。
あるいは、30歳を超えてくると、人から何か指摘されることを極端に嫌う(恐れる)ようになってしまう人もいて、結局、自分の定めた「安全圏」から出ようとはせずに、現状を維持し続けようとしている人も何人も見てきた。(仮に現状を維持できたとしても、周りが伸びていれば、相対的には「退化」してしまっていることになる)
そんな状況を見ていて、そして改めてさかはらさんのエントリーを読むと、「周りに必要以上に影響を受けすぎず、かつ異なる意見でもまずは耳を傾ける」ことが、難しい時期を乗り越えていくためのひとつのヒントかも知れないなと思った。
「周りに必要以上に影響を受けすぎず」というのは、自分が常々思っていることなので、これはまた機会があれば書くとして、後半の「異なる意見でもまずは耳を傾ける」というのは、さかはらさんのエントリーを読んで意を新たにした。
もちろん、自分が考えていることと異なる意見がすべて参考になる物ではないけれど、それを頭ごなしに拒むのではなく、まずは耳を傾けるというのは、こんなこと当たり前といえば当たり前だが、改めて大切だなと思う。
とはいえ、誰だってそんなことが簡単にできるなら苦労はしないが、仮にそれが正しいものだとしても、自分と異なる意見を聞くのは楽ではない。
じゃあ、どうすれば良いかというと、ここにヒントがあるような気がする。
起業家Aはメモを取る。
起業家Bはここ3、4年口を酸っぱくしていっているがメモの取り方が少ない。
メモを取ること。
メモを取ることの大きな目的は、もちろんその内容を忘れないためだとは思うが、もうひとつの目的というか、効能があると思う。それは、その意見を、とりあえず自分の感情を可能な限り排除しながら「聞く」ことができるということだ。
メモを取るという行為は、音声として聞こえてくる言語を文字に置き換えるという作業なので、理解をするために「聞く」というよりは、まずは自分の判断を挟み込まずに、それを「聞く」ことができる。
どんなに良い意見でも、状況によっては素直に聞けなくても、後になって思い返すと「ああ、あれは良いことを言われてたんだな」と思うことがよくあるが、そうやって冷静に聞く準備ができるときに利用するためにメモを活用すると良いかもしれない。
ちょうど先々月、自分と異なる意見に遭遇する機会があって、その場ではいろいろと思うところがありながらも(笑)淡々とメモを取っていて、それを持ち帰って、翌日ひとり反省会をやっていた時に見ると、冷静に「聞く」ことができて、そこから色々な反省につながった。(その時の反省のひとつがこれ)
と、だらだら書いてしまったが、最後もさかはらさんのエントリーから引用すると、
本物の愛嬌であれば良い。本物の愛嬌は思いやりと素直さから出てくるものだからだ。
必要なことを一言で言えば「素直であれ」ということでしょうか。
根が素直でない自分は、自分自身を納得させるためにだらだらと書いてみたという自戒エントリーでした。
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FACTA
- 2008-08-06 (水)
- 雑誌
今月からFACTAを購読し始めました。
・FACTA online ― 総合情報誌[ザ・ファクタ]
http://facta.co.jp/
揮発性メモのeditechさんに薦めてもらったのがきっかけで購読をし始めました。
「三歩先を読むオンリーワン情報誌」という謳い文句のようですが、実際にFujisanのレビューを見ても、「この雑誌に記事が出てから2、3ヶ月すると新聞や一般誌に記事が出てくるといった感じ」というように、多くの人が高く評価しています。
実際に購読してみると、たしかに納得という感じです。単に既成の事実を伝えるだけでもなく、かといってライターの偏った意見だけではない記事を読むことができます。
ボリュームも月刊で100ページ程なので、他の週刊誌と併用しても無理なく読み切ることができそうです。
さらに、定期購読をすると(とは言っても、定期購読以外読む方法はないのですが)、FACTA onlineから過去の記事を読むことができたり、メールマガジンを購読することができます。
まだ購読し始めたばかりなので、その良さを完全にわかりきってないかもしれませんが、まずは一年、きっちりと読んでみたいと思います。
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川の防災情報
- 2008-08-05 (火)
- サイト
今日は一日すごい天気でしたね。
東京は雷が鳴り、雨も強い勢いで降っていました。久々に警報を見た気がします。
これだけ集中的に雨が降ると、思い出すのが横浜の実家の前にある川。昔から台風の時は、一気に水位が上がり、自分が幼稚園生の頃は、もう溢れる寸前にまでなったのを覚えています。今では、区が川底を深くする工事をやったりして、少しは状況は良くなっているみたいですが、それでもやはりこれだけ一気に雨が降ると心配です。
当然、自分が小さい頃は、実際に川を見て、どこまで水が上がってきているかを確かめていたりしていたのですが、今は国土交通省がこんな情報を提供しています。
・国土交通省 【川の防災情報】
http://www.river.go.jp/
トップページを見ると、
この情報は、無人観測所から送られてくるデータを観測後直ちにお知らせする目的で作られています。 そのため、観測機器の故障や通信異常等による異常値がそのまま表示されてしまう可能性があります。利用の際にはご注意下さい。
と書かれているように、「絶対」ということはありませんが、夜に雨風が強い中、危険を冒してまで川を見に行くよりはずっと良い情報源です。ページのタイトルには載っていませんが、トップページの画像を見ると「リアルタイム 川の防災情報」と書かれていて、最新の情報を見ることができます。
左側のメニューから「テレメータ」をクリックすると、全国地図から各地の観測所の情報を見ることができます。例えば、こんな感じ。
(クリックで大きくなります。念のために書いておくと、自分の実家も今の家も、田園調布なんかではありません…)
データだけでなく、ビジュアルで情報を伝えてくれるので、難しいことがわからなくてもパッと理解することができますね。
自然災害だけでなく、いろいろな場面で自分たちの生活には危険やそれに類するものがつきまとっています。
その手のものを完全に排除することは難しいかもしれませんが、このように情報を常に提供することで、大きな被害に至る前に対応することができる可能性がありますね。
もちろん、まだまだある程度のITリテラシーがないと情報を得ることができないものが多いですが、このような情報がどんどん提供され、今以上に利用しやすくなると良いですね。
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『村上式シンプル英語勉強法』
『村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける』を読みました。
著者はGoogle日本法人社長の村上憲郎氏。31歳で外資系企業に移ってから真剣に英語を勉強した体験を元にまとめたのが、この村上式シンプル英語学習法。
本書の構成はこのようになっています。
Prologue 英語が出来なきゃ話にならない
Chapter 1 英語を読む
Chapter 2 単語を覚える
Chapter 3 英語を聴く
Chapter 4 英語を書く
Chapter 5 英語を話す
Epilogue 英語の勉強に終わりはない
見ていただくとわかるように、非常にオーソドックスな章構成で英語学習法が紹介されています。より詳しい目次はここから読めますが、これを見るとわかるように、紹介の仕方だけでなく、学習法の内容そのものも非常にオーソドックスな内容になっています。
例えば、
- 「英語を読む」:まず100万語を目標にして多読をする、最終的には1分間に500ワード読めることを目指す
- 「単語を覚える」:ビジネスで困らない目標は1万語レベル
- 「英語を聴く」:1000時間聴く
というように、英語学習について情報収集したことがある人にとっては、決して目新しい内容ではないと思います。
これに加えて、例えば多読の際は「知らない形容詞は「good」か「Bad」に変換する」とか、単語の覚え方は「とにかく見る」ことなど、著者なりの工夫も紹介されています。ただし、これも「今までにはない画期的な学習法」というものでもないでしょう。
逆に言えば、英語を仕事で使えるようなレベルになるには、やはり相応の時間をかけることが必要だということですね。例えば、リスニングは1日1時間聴くのを3年続けろという話が出ていますが、最初からそれくらいの時間は覚悟することは必要だということでしょう。
村上氏自身、31歳でDECに移り、日本企業から外資系企業という文化の違いを乗り越えつつ、そして当然のことながら仕事をしつつ英語を勉強し、今ではGoogle日本法人社長、そしてGoogleの副社長という任務をこなせるだけの英語力を身につけたということで、仕事をしていて英語を身につけたいと考えている人には非常に参考になる一冊だと思います。
また単に学習法だけを紹介するだけでなく、お薦めの参考書として、村上氏が実際に使ったり、目を通した上で何冊か紹介していますので、そちらも参考になります。
当然、それぞれの目的によって身につける英語は変わってくるかもしれませんので、ここで紹介されている勉強法が必ずしも全ての人に当てはまるわけではないかもしれませんが、非常に読みやすく、ボリュームも152ページと手頃なので、英語を勉強している人は一度目を通してみるのも良いかも知れません。
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
村上 憲郎
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『ウェブは菩薩である』
- 2008-08-03 (日)
- 本
Web2.0が騒がれ、それに関する硬軟様々な解説書が出ています。それらの多くは「ロングテール」や「集合知」という新しい考え方が紹介されていますが、本書は、そのようなWebの新しい動きをサブタイトルにもある「メタデータ」という観点から解説している一冊です。
本書の内容は著者のblogの「いよいよ明日,6月30日発売です.」というエントリーが詳しいのでそちらに譲りますが、そのエントリーの「この本を手に取っていただきたい方」という部分にも書かれているように、この手の話になじみがない人にもわかりやすく、ある程度の知識がある人にもためになる本だと思います。
個人的には、「マイクロフォーマット」を初めて知ることができて参考になったのもありますが、ウェブサービスの特徴、そして未来について
それぞれの利用者が自分の利益を追求すれば、それがウェブサービスの利用者全体の利益につながる設計になっています(p.199)
と解説されている部分がとても腑に落ちました。
また、本書の解説を國領二郎教授が書かれているのですが(著者のエントリーでも一部読めます)、その中に出てくる
「分類は権力だ。分類の大衆化は革命だ」
も、なるほど!と思った言葉でした。
本書はこのような感じで説明がわかりやすいので、今まで何となくわかっていたようなものや、かえって難しく理解してしまっていたものを、わかりやすくとらえ直すのに良い一冊でした。
巻末にはおまけとして、「ウェブの進化とメタデータが変える世界をもう少し考えるためのブックリスト」がついているのもありがたいですね。ここで紹介されている『「分ける」こと「わかる」こと』は積ん読になってしまっていたのですが、本書の中で出てくるフォルダの概念とタグの概念の対比がわかりやすかったので、近いうちに読んでみたいと思います。
この本でセマンティックウェブなどに興味を持った人は、以前に紹介した『構造化するウェブ』もわかりやすくてお薦めです。
・『構造化するウェブ』 - Stylish Idea
http://www.stylishidea.com/archives/1035
ちなみに、出版記念ということで著者のイベントが開催されるようです。8月1日に開催されたイベントは残念ながら都合が悪く参加できなかったのですが、8月11日に第2弾があるようなので、こっちは都合をつけて行ってみたいなぁ。
・イベント第2弾 8月11日にリブロ東池袋店で中村伊知哉慶大教授と対談します - deepen ~Yoshiaki FUKAMI’s view
http://d.hatena.ne.jp/yofukami/20080722/1216711238
だらだらと書いてしまいましたが、Webがたどってきた道、そしてこれからのWebを知るために、とてもわかりやすい一冊です。
ウェブは菩薩である
深見 嘉明
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グーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?―Web2.0によって世界を狂わすシリコンバレーのユートピアンたち
インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力
ウィキペディア革命―そこで何が起きているのか?
新・データベースメディア戦略。オープンDBとユーザーの関係が最強のメディアを育てる
インフォコモンズ (講談社BIZ)
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Musicovery
以前にPandoraが日本から利用できなくなってしまってから、Last.fmを聞いているという話を書きましたが、そこのエントリーにも書いたように、Last.fmよりも気に入っているのが、Musicoveryというサービス。
・Musicovery : interactive webRadio
http://musicovery.com/
このサイトに行くと、こんな↓リモコンのようなものが表示されますが、Musicoveryはこれを操作して、いろいろな音楽を聴くことができます。
Musicoveryの特徴は、rockやpopだけでなく、jazzやclassical、その他ありとあらゆるジャンルが揃っていて、そのジャンルを指定してラジオのように聞くことができること。
ジャンルに加えて、リモコンのようなものの上の部分にある「Mood」という部分で、EnergeticなのかCalmなのか、PositiveなのかDarkなのか雰囲気も選ぶことができます。POPを聴きたいんだけど、ちょっと落ち着いた感じが聴きたいとか、テンションの上がるような感じのJazzが聴きたいというような指定ができます。
もちろん、必ずしも自分の好きな曲ばかりが流れるわけではないですが、PandoraやLast.fmのように、自分がその曲を好きか嫌いかを投票できる機能があるので、だんたんと自分の趣向にあった曲が流れるようになります。
ユーザ登録をすれば、自分が登録した好きなアーティストだけを聴くことができます。さらに有料会員になれば、今までに聴いた中の自分の好きな曲を聴くことができるようなのですが、今のところ無料会員のままで聴いてます。
ちなみに、Musicoveryでいろいろ聴いているうちに気に入ったのが、MIKAの「Life in Cartoon Motion」というアルバム。Queenっぽい感じだし、楽しくて良い感じ。
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「EXACOMPTA」マルチパートファイル
- 2008-08-01 (金)
- 物欲
久々に文房具ネタなどを。
最近気に入って使っているのがAll About スタイルストアで買った「EXACOMPTA」マルチパートファイル。
自分が買った時はブラックが品切れだったので、イエローにしたのですが、なかなか目立つ明るい色で、あんまり仕事っぽくないのが良い感じです。
このファイルの特徴はAll Aboutの説明にもあるこれ↓
まとめて収納するだけのケースファイルと違い、12のインデックスがあるから整理・分類にも便利。表紙には窓が付いていて、記入したインデックスがひと目で確認できる機能的なつくりになっています。蛇腹式で、収納したい書類の量に合わせて、フレキシブルに対応します。
複数のプロジェクトを掛け持ちしていて、それぞれで色々な資料が必要になってくることもありますが、インデックスで簡単に分類ができますし、本当に大量に収納することができます。実際に、一番入れていた時でこんな感じ。
携帯で撮ったのでわかりにくい画像になっちゃってますが、この時はA4の資料で300枚ほど入ってます。さすがに持ち運ぶのは重いですが、300枚でもきっちり収納できますし、この後、300枚の大きさに広がっちゃってて数枚だと逆にすかすかになっちゃう、なんてこともありません。
入っている中身はあんまり楽しくないものの方が多いですが、せめて収納しているもの、持ち運ぶものが楽しい感じだと、少し気分も変わりますね。
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