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『すごいやり方』

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すごいやり方』を読みました。

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以前に書いたすごい会議』の著者である大橋さんの本。出たのは『すごい会議』よりも前で、去年の1月に出ています。

相変わらず、この人の本は面白いですね。『すごい会議』がコーチングの手法を使った会議改革を目指す本なら、この『すごいやり方』はコーチングの手法を使った個人の意識を変えることを目的にした本にですね。

中身はというと、普段、何気なく見過ごしてしまっているようなことや、考えなくちゃいけないと思いつつ後回しにしてしまっていることに向き合うための、31個の質問が載っています。そのどれもが、シンプルで、理解しやすいもの。「目からウロコが落ちる!」というほどではないにせよ、毎日の生活に新しい視点を持ち込んでくれます。

どの質問もわかりやすく、感心してしまうものなのですが、その中でも自分が気に入ったものを3つ紹介してみますね。

深刻と真剣の違いはなに?
この視点は、言われてみると当たり前ですが、面白いですね。

いろいろと大変なことにぶつかった時、ついつい深刻になってしまい、「うーん」と考え込んでしまいますが、その時にこの質問を思い出してみると気が楽になるかもしれません。本文では深刻と真剣の違いを考えるためのキーワードを挙げて、わかりやすく説明しています。

尊敬している人が見ていたらなんて言うかな?
これは、何かにつけて自分がよく使っている質問。

何か自分が悩んでいたり、決断の場面で決めかねている時に、この質問をしてみます。その時、出てくる登場人物は尊敬している仕事上の先輩だったり、仕事外の先輩だったり、好きな本や漫画の主人公だったり、好きなスポーツ選手やミュージシャンだったりします。

こうすることで、自然と問題を客観的に見つめられるようになるんですよね。上の質問ではないですが、深刻な状態から真剣な状態に抜け出すために効果的な質問だと思ってます。

あ、いま、ちょっとむかついた。
これは人間関係をスムーズにするために効果的。

夫婦だろうと、恋人同士であろうと、親友同士であろうと、いつでもスムーズにコミュニケーションが進んでいくってことはないですよね。いくら仲が良くて、信用している相手でも、ついカチンときてしまうことがある。

しかし、その感情をなかなか表せない。そして、自分の中にしまい込む。そうすると、それがどんどんたまってきて、ついにドカーン!と爆発する時がくる。ちょっとむかついたことを、その場で素直に悪意なく表現できれば、そんなに深刻な状況にはならなかったはず。

信用している相手だからこそ言えるセリフですよね、よく考えてみれば。

こういう感じで、自分の毎日に新しい気づきをもたらすきっかけになる一冊です。どんな人にもオススメですが、特についつい考え込んでしまって「深刻」になってしまう人には、役に立つ質問がざくざく詰まっている一冊です。

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