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『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』を読みました。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

先日、とてつもなく美味しい鮨をご馳走になりながら(ごちそうさまでした)、仕事の話をする機会があった。その際に、話題に出たのが梅田望夫さんの『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』でした。なんとなく手に取っていなかったので、その話で興味を持ち、読んでみました。

読み終わってみて、いろいろな感想があるものの、一番の感想は梅田さんが書くべきものは『ウェブ進化論』よりもこっちだったんだなぁということ。

自分でも検索してみてびっくりしたんですが、このStylish Ideaというブログの初エントリーが、この本でも出てくる梅田さんのvantage pointの話。

・Stylish Idea » Blog Archive » vantage pointを目指せ!
http://www.stylishidea.com/archives/5

そんな5年前の未熟な自分を引き合いに出すまでもなく、梅田さんは、いまや若い人を中心に大きな影響を与える存在になっている。その梅田さんの存在が揺るぎないものになったのは『ウェブ進化論』だったことは確かだと思うけど、持ち前のオプティミズムを全開にして、特に若い人向けに書いたこの本こそが、彼が書くべき本だったんだろうなぁと、僭越ながら思ってしまいました。

というのも、この本で書かれている「ロールモデル思考法」を使って、自分のロールモデルの引き出しを開けて覗いてみたところ、自分自身はmotivation boosterというか、自分自身が触媒となって、自分の周りのいる人に良い刺激を与えられることに喜びを感じるところがあります。今まで自分がやってきたことの動機の中に、直接的にせよ間接的にせよ、そういうものが含まれているなと感じるんですね。

そういうことを考えている自分だからこそ、『ウェブ時代をゆく』を読んだ多くの若者が奮起して、「けものみち」に踏み出していく、そんなきっかけを与えたこの本は梅田さんの素晴らしい仕事なんじゃないかと思ってしまいます。

ただ、梅田さん自身、ロールモデル思考法の最後の部分で、

「長期「なりたい自分」と短気「なれる自分」」を意識して、現実的であることだ。「好きを貫く」ことは長期戦である。「なりたい自分」が仮にイメージできたとしても、すぐ明日にそれは実現しない。短期的には「なれる自分」を積み重ねながら「時間の使い方の優先順位」を常に意識し、ロールモデルの引き出しも増やしつつ、こつこつと長期にわたってしたたかに生きること。

と書いてあるように、ここに書いてあることはバラ色の未来というわけではないから、読んだ後、きちんと咀嚼して自分の日常にどう組み入れていくかを冷静に考えていかなくちゃいけないですね。

それでも、例えば10年前と比べても、今は確実にチャンスに溢れている時代だから、そういう時代を楽しんで生きていけたらなぁと思います。

◆関連エントリ
vantage pointを目指せ!

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫

4480063870

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