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『ググる』

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ググる』(津田大介著/毎日コミュニケーションズ)を読みました。

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Gmailが一段落したと思ったら、今度はIPO関連と、何かと話題が絶えないGoogle。そのGoogleを徹底的に使い倒すヒント満載の本が、この本だ。検索のヒントを教えてくれる本と聞くと、AND検索やOR検索に始まり、どんどんと小難しい検索技術を教えてくれるようなものを想像するかもしれないが、この本はちょっと毛色が異なる。まえがきで「欲しい情報にたどり着くための技術と発想力」と書かれているように、検索の精度を高めるための「頭の働かせ方」とも言うべきコツが詰まっているところが特徴的だ。なので、この本はGoogleに限らず、基本的にどのような検索エンジンでも使える技が多くて、とても役に立つ。

例えば、出会い系サイトに関する規制について調べるためには「site:go.jp 出会い系サイト」と検索。普通に「出会い系サイト」だけで検索してしまうと、出会い系サイトそのものが山ほどヒットしてしまうので、ドメイン指定することで政府関連文書だけに検索対象を絞ることができる。壁紙を探すためには、検索語句に「壁紙」という単語を含むよりも「ジョーダン 1024×768」と画像のサイズをキーワードに含める(これは、確かiNTERNET magazineのGoogle特集の号にも載ってましたね)。ネット上で特定のアーティストの曲を試聴できるサイトを探すのに「矢井田瞳 Windows Media」という感じでプレイヤーの名前でAND検索をかけてみる。なんていう技が載っています。

この他、ちょっと変わったところでは、GooglismGoogle SetsGoogle Alert(日本語も使えるらしい)なんかも紹介されている。

このようなヒントの数々を紹介した後、「Googleの基礎と応用」という章が続き、ここではGoogleの基本的な使い方や、検索で使える構文を紹介している。また、一番最後には「専用検索エンジンリスト」というページがあり、特定のジャンルの情報を検索するために有用なサイトが多数紹介されている。これはかなり便利。

検索サイトに限らず、技術の進歩によって、特に頭を使わなくても簡単に検索できたり、使うことができ、そこそこの結果を得ることができるようになってきた。それはそれで素晴らしいことだと思う。ただし「必要は発明の母」ではないが、不便利だからこそなんとか便利にしようと頭を使う。ツールが進歩して便利になったとしても、そういう頭の使い方を捨てずに、より便利な、より拡がりのある使い方をできるように考えるのも面白い。そんなことを気づかせてくれるような良書でした。

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