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『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』

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グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』を読みました。

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話題の『ウェブ進化論』はお互いに(自分も本も)もう少し落ち着いたら読むとして、今回は『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』を読んでみました。

読みやすく書かれており、量も適量なのであっという間に読めてしまいました。しかも、なかなかわかりやすい。

書名の通り、Googleという企業を様々な角度から眺めた本になっています。各章のキーワードは「破壊戦略」「サーチエコノミー」「キーワード広告」「ロングテール」「アテンション」「巨大な権力」となっており、それぞれのキーワードを解説したような中身になっています。

この本の良い部分は、適度な網羅性と説明のわかりやすさ。

上に書いた章立てからもわかるように、最近色々なところで見かけるようになった”流行語”をきちんと網羅しているところに好感が持てました。この本を読んだ人なら、今日のニュースになっていたアマゾンの委託販売サービスが、色んなところでニュースになっている理由や、その記事に「ロングテール」という言葉が出てくる意味がわかるはずです。また、網羅性という意味では、単にGoogle礼賛にとどまらず、「グーグル八分」や検閲容認の話も取り上げ、必ずしもGoogleの良い面だけを強調しているわけではないところも良いと思いました。

そして、この本は、そういう”流行語”をわかりやすく、丁寧に説明しています。わかりやすさのポイントは、身近な例を使って説明していることと、それがどういう影響を与えるのかということまで突っ込んで説明していること。ただ、この説明は、ある人にとってはわかりやすいかもしれませんが、回りくどいと思う人や、話が行き過ぎてると感じる人も多いかもしれません。

カレンダーやスプレッドシートまで出して、Googleすごい!という声があちこちから聞こえますが(実際、自分もそのひとりだと思います)、「結局のところ、何がどうすごいの?」「Googleって、すごい(良い)とこばっかりなの?」という冷静な問いにきちんと答えている本だと感じました。

この本でも書かれているように、Googleのことをどう思おうと、Googleが今後しばらくインターネットで重要な位置を占めていくのは確実でしょうから、そのGoogleの基本的なところを押さえておくのは悪くないかと思いますし、その際にこの本は良い本だと思います。また、本書でも何度か紹介されていた『ザ・サーチ』も同じ意味で良さそうなので、ぜひ読んでみたいところです。

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