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『ファシリテーション革命』

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ファシリテーション革命』(中野民夫著/岩波アクティブ新書)を読みました。

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最近「ファシリテーション」あるいは「ファシリテーター」という言葉を耳にすることも増えてきました。この単語の動詞形である”facilitate”は「~を促進する、円滑にする、スムーズに運ばせる、~を手助けする」などなどの意味があります。(by 英辞郎)

ちょっと長くなりますが、ファシリテーション協会による「ファシリテーター」の定義を引用してみると、

ファシリテーターの役割は、

  • 中立的な立場で、
  • チームのプロセスを管理し、
  • チームワークを引き出し、
  • そのチームの成果が最大となるように支援する

ことです。ファシリテーターは、司会者でも先生でもありません。場をつくり、人と人をつなぎ、チームの力を引き出し、思いをまとめていきます。その場に参加している一人ひとりの主体性や当事者意識を育み、優れた合意形成や問題解決を生み出していきます。

となります。

今まで組織やグループには強いリーダーシップを発揮できる人物が求められてきました。今でもそういう人物が求められる場面は大いにあると思います。ただし、それだけではダメなんじゃないかということがわかってきた。わかってきたというよりも、なんとなく皮膚感覚として、そのような思いが高まってきた。

そのような中で注目され始めたのが、この「ファシリテーション」や「ファシリテーター」の存在です。

この『ファシリテーター革命』は、同じく岩波から出ている『ワークショップ』を書いた中野氏の本です。どちらかというと理論寄りになった『ワークショップ』に対して、実践編という感じで書かれたのが、この『ファシリテーター革命』です。そのため、実際にワークショップを運営していく上で押さえておくべきポイントが詳細に解説されています。

とにかくかなり実践的なので、純粋に「ファシリテーターって何?」ということについて学びたい人は、まずは別の本から読んで、実際にワークショップ等を開催する時に読めば良いかもしれません。ただ、ワークショップに限らず、会議など、複数の人間が集まる機会で責任ある役割をする可能性がある人は、読んで損はない本です。

One thought on “『ファシリテーション革命』

  1. わたしもこの本が出たコロに「ファシリテーション」なるものに
    出会いました。時代が求めているものでもあるのでしょうね。

    それぞれが活躍する分野で応用することができるものがあると
    思います。

    どんな風にいかそうと思っていますか?

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