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『マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER傑作選1 ケチャップの謎』

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今日の昼に書いた『モチベーション3.0』が問う私たちの働き方に続くレビュープラスさんからの献本(献ゲラ?)第2弾は『マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想”』というながーいタイトルの本。

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これはマルコム・グラッドウェルの今までの原稿の中から「一見小さな世界で、世界を変えるほどの大きな仕事をした人々の物語」を集めたもの。

この傑作選1(どうやら2もあるらしい)には、こんな6つの話が収められている。

第1章 TVショッピングの王様
アメリカのキッチンを征服した男

第2章 ケチャップの謎
マスタードは十種類以上、なのにケチャップは、なぜ同じ味?

第3章 ブローイング・アップ(吹っ飛び)の経済学
ナシーム・タレブが壊滅的損失の不可避性(ブラックスワン)を投資戦略に転換させるまで

第4章 本当の髪の色
ヘアカラーと戦後アメリカの隠れた歴史

第5章 ジョン・ロックの誤解
避妊薬(ピル)の開発者が女性の健康について知らなかったこと

第6章 犬は何を見たのか?
カリスマ調教師 シーザー・ミランの“神業”

今回のゲラでは、このうち第3章までが載っていた。

本書の「はじめに」で、マルコム・グラッドウェルが「優れた文章」について次のように語っている。

優れた文章かどうかは、読む者を引きずりこみ、何かを考えさせ、誰かの頭の中を ”垣間見せる” 力によって決まる

たしかに。

文章に限らず、音楽なども優れているものは、受けての想像力を喚起するものなんだと思っている。

そして本書を読む意義は、そういう文章を書くためのマルコム・グラッドウェルの視点を知ることだと思う。

実際のところ、ひとつひとつの話はやや量が多く、どれもがぐいぐい引き込ませるような文章かというと、個人的にはそうでもない文章もあった。ただ、その視点や、相手の想像力を喚起するように、現場の情景やセリフなどをうまく盛り込みながら話を進める書き方は参考になる。

ちなみに本書の元となったTHE NEW YORKERの記事は、彼のサイトからバックナンバーを読むことができる。

・gladwell dot com – the new yorker archive
http://www.gladwell.com/archive.html

PDFで記事そのものも公開しているので、本書に載っていた記事を英語で読んでみたり、本書に載っていない記事を読んでみたい人は、ここをのぞいてみると良いかもしれない。

マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想”
マルコム・グラッドウェル 勝間 和代

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