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『哲学のえほん』

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哲学のえほん』を読みました。

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著者の植村氏は河合塾の世界史の講師。自分は日本史だったのですが、浪人時代、河合塾の夏期講習などのパンフレットを見ると、植村講師のサテライトの授業はいろんな映像を使っているような授業みたいで、とても面白そうだった。

本書の他にも一般向けに『忘れてしまった過去100年の世界史』という本や、『カリスマ先生の世界史』という本を出していて、自分にとって完全に「世界史の人」だった。

その植村氏がなんで哲学を?と思って手に取ってプロフィールを見ると、元々、大学で哲学を専攻されていたようです。なるほど。

学生時代からの思索の積み重ねと、わかりやすさを追求する予備校講師の経験が合わさって生まれたのが、この『哲学のえほん』という本なのでしょう。

Amazonのレビューでも絶賛されているように、とにかくシンプルに、わかりやすく、哲学のエッセンスをかわいらしいイラストと共に伝えてくれる本です。

紹介されているのは、プラトン、デカルト、カント、マルクス、サルトルの5人。それぞれの哲学者のエッセンスを、イラストも含めて20ページでまとめています。マルクスはもう少し踏み込んでほしかったと思いましたが、どれもとてもシンプルに説明されていて、すぐに理解することができます。

この本を入り口に、哲学の入門書を読んでいくのも良さそうですね。

100ページ、900円、読了まで10分もかからないという、およそ哲学に関する本らしくない条件がそろった一冊。面白いと思います。

植村氏は「decameron,21st century」というblogをやっているようです。世界史と映画に興味がある人には面白そうなblogですね。

哲学のえほん
植村 光雄

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