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『戦略とイノベーション』

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戦略とイノベーション』を読みました。

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本書はタイトルの通り「戦略とイノベーション」についての必読論文を集めた論文集。「見失った10年」に経営学者が何を考えていたのかという観点から、13篇の論文が収められています。収められている論文とその筆者は次の通り。

 序 章 1990年代の経営戦略研究=沼上 幹
Part1 戦略の思考法
 第1章 新しい事業システムの設計思想と情報資源=加護野忠男
 第2章 間接経営戦略への招待=沼上 幹
 第3章 競争戦略論と経済学の共進化=淺羽 茂
Part2 日本企業の戦略とイノベーション
 第4章 技術戦略に基づく競争戦略の展開=新宅純二郎
 第5章 マルチプロジェクト戦略=延岡健太郎
 第6章 イノベーションと情報の粘着性=小川 進
 第7章 日米HPC産業における性能進化=軽部 大
Part3 アーキテクチャをめぐる考察
 第8章 アーキテクチャという考え方=青島矢一・武石 彰
 第9章 経営戦略としてのオープン・アーキテクチャ=國領二郎
 第10章 モジュラー化の罠=楠木 建・H.W.チェスブロウ
 第11章 組織能力と製品アーキテクチャ=藤本隆宏
Part4 歴史的視野が見せてくれるもの
 第12章 資源の集中による間隙=島本 実
 第13章 技術システムの構造化理論=加藤俊彦

まだ戦略論やイノベーションについての知識が少ない自分にとっては、教科書的な見方だけではない視点を得られて勉強になりました。また、どれも論文なので、経営学の研究方法を垣間見られた気がします。

どの章も参考になりましたが、Outlogicの視点リサーチの本書のエントリーでも書かれているように、序章は特に多くの気づきがありました。

・OutLogic – 視点 リサーチ- 『戦略とイノベーション』:日本経営学の最先端と産業イノベーションの国際比較
http://www.outlogic.co.jp/modules/news/article.php?storyid=358

他の章も勉強になることが多かったので、著者らの他の論文や著作に当たって理解を深めたいと思います。特に興味を持って、かつ手元にもあるということから、以下の2冊あたりから興味を広げていきたいと思います。

「競争優位」のシステム―事業戦略の静かな革命 「競争優位」のシステム―事業戦略の静かな革命
加護野 忠男

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ビジネス・アーキテクチャ―製品・組織・プロセスの戦略的設計 ビジネス・アーキテクチャ―製品・組織・プロセスの戦略的設計
藤本 隆宏 青島 矢一 武石 彰

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