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『文房具を楽しく使う 〈ノート・手帳編〉』

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文房具を楽しく使う 〈ノート・手帳編〉』(和田哲哉著/早川書房)を読みました。

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ここ数年来、ノートといえばRHODIAを使っている。「RHODIAって何?」という人でも、下の写真を見れば「あー、見たことある」という人も多いのではないだろうか。(ちなみに最近はRHODIAのポールスミスバージョンを愛用)

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◆RHODIAとの出会い
自分の性格のことだから、RHODIA以外のものも使っているが、メインはRHODIAである。なんといっても、RHODIAは「書きたくなる紙」なのだ。「書きたくなるペン」だとか「打ちたくなるキーボード」なんていう話は聞いたことあるが、「書きたくなる紙」なんて聞いたこともない!という人はぜひ使ってみて欲しい。その書き心地は至福という言葉がよく似合う。

ここまで惚れ込んでいるRHODIAに出会うきっかけは、ステーショナリープログラムである。そして、その管理人の和田さんが出した本が、この『文房具を楽しく使う』である。

◆「多ノート派」
文房具好きには、とっても一徹な文房具好きと、あれこれ目移りする文房具好きがいるのかもしれない。当然のことながら後者に属する自分は、お気に入りの複数のノートの使い分けに迷ったり、「この手帳の良さは認めつつ、あの手帳の良さは捨てがたい!」というような悩みに打ちひしがれたりしていたが、そんな迷いや悩みを感じている人は自分だけではないはずだ。そういう人の気持ちを楽にしてくれるのがこの本。

この本ではノートにしても、手帳にしても、無理矢理1冊にこだわることないじゃないかというスタンスを教えてくれる。複数のノートや手帳をうまく組み合わせて使うことを、この本では「つながり」と呼んでいる。例えば、仕事に関する情報を記録しておくノートと、好きなお店について記録しておくノートはそれぞれ違う役割があるはずだ。また、単にメモをするだけのノートと、日記のような形で保存のために書いておくノートや手帳はまったく違うものであって当然だ。

このように、違う目的のために使うノートや手帳を、うまく連携させて使うことを、この本では「つながり」と呼んでいる。そして、その「つながり」をマップとして書いてみることで、自分のノートや手帳の使い方や付き合い方が見えてくるというアイディアは面白い。

このように実践的な使い方も示唆しながらも、基本は「文房具好きの話」を貫いている。RHODIAに負けず劣らず人気のMoleskineや、手帳のQuo Vadis、その他、様々な心をくすぐられる文房具の数々が載っていて、見ているだけでとにかく楽しい。(そして、そのほとんどが和田さんのオンラインショップ信頼文具舗で買えるのも嬉しい)

文房具が大好きで大好きで仕方がない人はもちろん、あれこれ目移りしてしまって色々と買い込んじゃうけど、その使い分けに悩んでしまっている人、デジタルとアナログの使い分けに悩んでいる人などにも、オススメの本。

◆つながりマップ
ちなみに、上で書いた「つながりマップ」の自分の現行バージョンを、図ではなく箇条書きで書いてみるとこんな感じ。

という感じだろうか。

ノートは、書き出してみると意外と使っていることに気づく。日記のようなメモのためには、A4のRHODIAを使っている。最初は手帳のメモ欄を使っていたが、窮屈な感じがして、試しにRHODIAのA4サイズのものを使ったら、この広さが快適で気に入って使っている。書いていることは他愛のないものが多いが、多く書
くときでA4数ページになってしまうことも。自己浄化の良い場になっている。No16のサイズはTo Doと、現在考えているプロジェクトのアイディア専用ノートにしている。F.O.B COOPは、仕事専用のノートで、仕事関連のメモなり、仕事上で勉強になったことなどをメモしている。無印の単行本サイズはアイディアマラソン用に買ったが、日記用のA4 RHODIAとの棲み分けが曖昧になってきて(日記ついでにアイディアも書き込んでいる)、もしかしたら先は長くないかもしれない。

手帳はQuoVadisのバインダーにフランクリンプランナーのリフィルを使っている。ちなみに種類はモンティチェロ。仕事の予定は会社のOutlookで完結。来年は、この本に影響を受けたこともあって、手帳もフランクリンにこだわらず複数体制でいくかもしれない。

◆書くという行為とアイディア
数年前までは、ノートも手帳も専ら電子派だった。PDAにはVisor Deluxに始まり、Visor Edge、CLIEと変遷してきた。未だにCLIEは健在だが、最近はほとんど使っていない。スケジュールにしても、メモにしても、手書きで書くようになってから、なんとなく色々と柔軟なアイディアが出るようになった気がする。あくまで気がするだけなのかもしれないが、自分にとってはとても心地の良い状態だ。手の動きと脳が直結する感覚というか、そんなのが良い影響を及ぼしているのかもしれない。

アナログとデジタルの行き来を通して、充実した知的生産ができていけばいいなと思う。

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