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『高村光太郎詩集』

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高村光太郎詩集』を読みました。

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三月といえば卒業の季節。(もう遅いか…)卒業といえば、自分は中学2年生の時に在校生代表として送辞を、中学3年生の時に卒業生代表として答辞を読んだ。

恐らくその頃から態度がでかかったので、あいつなら大丈夫だろうというのと、他の科目はともかく国語だけは得意だから、なんとかまともなことをしゃべるだろうと思って頂いたのかもしれない。(実際、答辞の練習の時、壇上に上がる練習をしていたら体育の先生に「歩き方が校長先生より偉そうだ!もっと大人しく歩け!」と怒られたっけ)

送辞の時は、自分が目立つところではないので、無難に、言葉を尽くして卒業生に感謝を伝えた。しかし、答辞となると大人しくしていられない。何かをやりたいなと思って考えたのが、最後を詩で締めくくること。そう思い立って色々と当時好きだった詩人の詩集をもう一度読み漁り、最終的に選んだのが高村光太郎の「道程」だった。

「道程」

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため

気に入った詩の中からいくつかを選び、それぞれの詩を音読してみた。その結果、この高村光太郎の詩の持つ力強さに惹かれ、この詩を選んだ記憶がある。今になって読み返してみても、彼の詩は力強い。生きるエネルギーに溢れていてとても好きだ。声に出してみると、自分の中にもパワーが宿ってくるような、そういう詩だ。

この3月に旅立ち、4月から新しい環境で挑戦の毎日を送る人もいるでしょう。環境は変わらなくても、4月から心機一転、自分の目標に向かって突き進んでいく人もいるでしょう。そういうすべての人に、ぜひ高村光太郎の詩を読んでもらいたいなと思いました。

2 thoughts on “『高村光太郎詩集』

  1. 新井さん、御無沙汰してます。

    新井さんは、学生時代から優秀だったんですね~。さすが。

    高村光太郎は私も先日読みかえしました。
    キレイなだけの人生ではなかったようですが、
    その時々の気持ちが詩に反映しているようで
    気分がいいです。

    ところで、この1冊があるユニークな書店を誕生させてます。
    詳しくは、私のブログを参照下さい。

    http://plaza.rakuten.co.jp/chainreading/diary/200411260000/

    トラックバックできなくなってましたので悪しからず。

  2. コメントありがとうございます!

    いやいや、たまたま高村光太郎だったというだけで。
    彼の力によって良いものになったのは確かですね。

    確かに彼の人生は、どちらかというと楽ではないもの
    のような気がしますね。

    「最低で最高の本屋」、そこから来ていたんですね。
    面白い!

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