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『iモード・ストラテジー』

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iモード・ストラテジー』を読みました。

iモード・ストラテジー―世界はなぜ追いつけないか iモード・ストラテジー―世界はなぜ追いつけないか
夏野 剛
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どうしてiモードは成功したのか。

そんなことが急に気になって、7年も前に出された『iモード・ストラテジー』を読んでみました。

読んでみると、ここには新規ビジネスを成功させるために必要なことが書かれていることがわかります。7年も前の携帯電話のサービスのケーススタディではありますが、ここから学べることは、今でもとても意義があるものだと思います。

iモードが成功した理由は様々ですし、そこには意図したこともあれば、意図していなかったこともあるようです。そういう中で一番重要だったことは何かというと、「プラットフォーム戦略」だと言うことができるでしょう。

プラットフォーム戦略を成功させるために、例えば、HTMLやMIDI、GIF、Javaなどのデファクト技術を使うことにこだわったり、iモードサービス開始時点で魅力的なコンテンツをそろえるために、横並び意識が強い銀行を押さえたりと、非常にシンプルで、一貫した戦略が実行されています。

iモード生みの親である夏野氏は、その戦略を複雑系理論や「IT革命の本質」などを持ち出して、わかりやすく説明しています。

そもそも、なぜ今更iモードについて調べる気になったかというと、Salesforceの存在があります。彼らは最近になって “Platform as a Service” と言っているように、自らがプラットフォームになるべく様々な戦略を打ち出していますが、その進化の過程を理解するために、日本での成功事例であるiモードが気になったというわけです。

(最近は、MNPで一人負けを続けていたり、その影響か上場来安値を更新したりと、立ち上げ時期とは別の問題にぶつかっているドコモではありますが…)

新規ビジネス立ち上げに関する本はたくさん出ていますが、自分たちの身近にある、単なる理論だけではない成功事例として、この『iモード・ストラテジー』は学ぶべき点がたくさんある一冊です。

◆関連するエントリ
Salesforce.comアプリ開発支援プログラム
Salesforce ideas
NetSuite

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