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『日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方』から考える頭の使い方

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先日、弊社 株式会社スタイリッシュ・アイデアで開催した「2200 Lab 第3回「ことばとしての英語〜向き合い方と学び方」」は、講師の四軒家さん自身の学習体験や指導経験から、非常に濃い、充実したワークショップになりました。

改めて考えるのは、われわれが英語ができるようになれば、それで万事いろいろと解決するのだろうか、ということ。

実はそうでもないんじゃないかという思いが、レビュープラスさんから献本いただいた『日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方』を読んでいて改めて強くなりました。

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著者の北山さん自身、日系企業からグローバル企業に転職し、いろいろな苦労をされたようです。その経験を元に、日本人が「世界で戦う」ために必要なコミュニケーションの考え方、そして具体的なポイントをまとめたのがこの本。英語も大切なのですが、普段、日本語で話していることをそのまま英語にしてもうまくいかないということを痛感できる内容です。

第1章でまとめられているのが世界標準のコミュニケーション7つの「基本ルール」というもの。その7つの概要を紹介すると、こんなところ。

  1. 多様性
  2. リスペクト
  3. リアクション
  4. 理由
  5. 主張
  6. 二者択一
  7. 自立

個人的には「リアクション」と「理由」をもっと意識したいと思いますね。

「リアクション」については、ここでは「会話で「間」があくのは放送事故だと思え」と、ドキッとするようなことが書かれています。これは本当にそうですよね。間が空いたりすると、苦笑いだかなんだかナゾの笑いが出るようなことがありますが、それに合わせて笑ってくれたり、反応してくれるのは同じ日本人だけで、日本人以外が相手だと「なんで笑ってんだ?」という感じで、非常に気まずい空気が流れます。

あとは「理由」。自分の考えを言って、そこに必ず理由を言うというのは、ある意味「癖」の問題。誰かとコミュニケーションをしている時に限らず、自分で何かを考えたら「なんで?」と自分で突っ込んでみる。理由を言うように心がけるくらいではなくて、意見と理由を当然のように一緒に伝えるくらいに意識することが大切ですね。

第2章以降は、著者の具体的な経験も踏まえて「組織と人間関係」(第2章)、「実践テクニック」(第3章)、「会議」(第4章)、「メールと電話」(第5章)についての話しが紹介されています。

読み終えて悩ましく感じるのは、今の環境でどうやって世界で戦うための場数を踏むのか。『ハーバードとグーグルが教えてくれた人生を変える35のルール』を読んでいても思いましたが、お金と時間をつぎ込んでハーバードビジネススクールに行く意義は、ケースではあるものの意思決定の場数を大量に踏めることなんだと思うんですよね。

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グローバル企業でのコミュニケーションもそうですが、そういう経験を誰もが積めるわけではない中で、何をすれば良いのかというのは日々考えているところです。日本にいる中で、仕組みとして、そういう環境を得ることはすぐには難しいかもしれませんが、個人としてはまずは意識的にこの『日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方』で書かれているような頭の使い方、会議の実践の仕方、メールの書き方などに取り組んでみることからでしょうか。

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