北欧モダン&北欧旅行の写真を何枚か

今日は東京オペラシティのアートギャラリーで開催されていた「北欧モダン デザイン&クラフト」に行ってきました。

・北欧モダン デザイン&クラフト
http://www.operacity.jp/ag/exh88/

今日が最終日ということで、寒い中、初台まで行ってきました。思っていた以上に人が多くて、北欧人気を感じました。

会場には様々な北欧の作品が展示されていて、どっぷりと北欧に浸かることができました。会場に入ってすぐにあるのは照明。ポール・ヘニングセンなどの作品が高い天井から吊されていました。 

去年の夏にデンマークとスウェーデンへ旅行に行きましたが、その時点で既にコペンハーゲンは結構寒かったのを覚えています。しかも、今、北欧はかなり昼が短くなっている季節です。調べてみると、コペンハーゲンは日の出が8:41、日の入りが15:49。ストックホルムは日の出が8:47、日の入りが14:55となっていました。だいたい6~7時間しか太陽が出ていないんですね。しかも、天気まで調べてみると、ここ数日は毎日曇りか雨の予報になっています。

そういう国での日常生活はまったく想像がつきませんが、そういう環境だからこそ、こうやっていろいろな素晴らしい照明が生まれたんだと思ってしまいます。日本でさえ、冬になって日没が早くなり、寒い中家に帰って、家の明かりを見るとホッとするくらいですから、彼らにとっては照明とはどんなに大切なものかと思います。

照明の他にも、たくさんの椅子や玩具、食器やカトラリーなどが展示されていました。

あとはムーミンの挿絵が並んでいた一角があって、ここも良かったです。ムーミン懐かしいですねー。考えてみたら、ムーミンって小さい頃にテレビで見たくらいですが、どうやらこういう作品らしく↓

子供向けの作品であるが、小説での雰囲気はけして明るくはなく、不条理な内容も頻繁に登場する。登場人物には哲学的・詩的な発言をするものも多く、子供として描かれているムーミン・トロールには理解できないという描写がしばしば見られる。

今になって改めて本を読んでみると面白いかもしれないですね。

そういえば、昨年夏に行った北欧旅行の写真を載せてなかったので、今更ながら何枚か。

・コペンハーゲンの街並み(市庁舎の近く)
img_0519.JPG

・デンマーク名物スモーブロー(オープンサンドイッチ)
img_0503.JPG

・有名なニューハウンの街並み(レゴブロックみたい!)
img_0707.JPG

・ニューハウンで昼から飲んだアクアヴィット(40度くらいあった…)
img_0714.JPG

・ストックホルムの景色
img_0574.JPG

・ガムラスタン内にあった教会を見上げる
img_0568.jpg

北欧モダン デザイン&クラフト

以前に宇都宮美術館で「北欧モダン デザイン&クラフト」が開催されていました。

hokuoumodern.gif

ちょうどタイミングが合わずに残念だなぁと思っていたところ、東京オペラシティアートギャラリーで開催しているみたいです!

・北欧モダン デザイン&クラフト
http://www.operacity.jp/ag/exh88/index.html

期間は来年の1/14まで。

いつか行けるだろうと思っていると行けないまま終わってしまいそうなので、12月中になんとか時間を見つけて行こうと思います。

『田中一光自伝 われらデザインの時代』

田中一光自伝 われらデザインの時代』を読みました。

田中一光自伝 われらデザインの時代 (白水uブックス)

日本のグラフィックデザインの第一人者である田中一光氏の自伝です。

と書いてはいますが、恥ずかしながらこの本を読むまでは田中一光という名前さえも知らなかったのですが(上の一文はJDNの追悼特集から)、ひょんなきっかけでこの本に出会いました。自分には縁のない世界の話、しかも前提知識がまったくないとはいえ、面白い本で一気に読み進めました。

まず読み物として興味深いのは、田中氏の丁寧な記述から浮かび上がってくる戦後日本の実情と文化との関係です。今の時代に生きる自分たちからは想像もつかないような日本の状況。そして、そういう中でデザインに限らず、さまざまな形の文化がどのような状態にあり、田中氏がどのようにかかわってきたのか、純粋に読み物として楽しめます。

そして、特に後半では、田中氏のデザイン論が語られることが増え、とても参考になります。例えば以下のような一節からは、田中氏のデザイナーとしての職業感を垣間見ることができます。

私のデザインの基本的な考え方は、企業とデザイナー、社会とデザイナーという双方向のチャンネルを常に確保しておくという点である。クライアントとの関係だけでデザインするだけでなく、消費者や観客の立場でデザインする。常にその三角形を意識しながらそれぞれを頻繁に往復することで、デザイン本来の姿に戻れると思っている。そして、社会情勢や経済情勢や風俗的な流れといったさまざまな問題を細かく判断しながら、その上に自分の個性を反映させたいと願っている。

また、本書で出てくる田中氏を取り囲む人たちが、すごい人ばかりで驚くと同時にうらやましい気がしました。グラフィックデザイナーだけでなく、写真家、建築家、コピーライター、ファッションデザイナーなど、そうそうたるメンバーが登場します。

同時に、田中氏が常にハブとなって、田中氏の周りで面白いこと、新しいことが次々と起きてくる。そういうエネルギーと、底知れぬ好奇心に衝撃を受けました。ぜひぜひ見倣いたいところですね、これは。

田中一光自伝 われらデザインの時代 (白水uブックス)
田中 一光

4560073708

関連商品
宅配便130年戦争 (新潮新書)
中東 迷走の百年史 (新潮新書)
デザインと行く (白水Uブックス―エッセイの小径)
タイアップの歌謡史 (新書y 167)
田中一光 gggBooks 世界のグラフィックデザインシリ-ス゛5
by G-Tools

1 2 3 4