BMGの使いこなしのヒントになる『ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック』

Strategy Roadmap Tool

昨日のエントリー「リーンキャンバスをWeb上で − leancanvas.com」でも紹介した「リーンキャンバス」は、『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』で紹介されている「ビジネスモデル・キャンバス」を元にして作られたものです。

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
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また『スタートアップ・マニュアル』では、冒頭の方で14のルールから成る「顧客開発マニフェスト」が紹介されていますが、その中の5つめでは

ルール5:ビジネスプランは顧客と対話をした途端に修正することになる。だから(1枚にまとまって、更新も容易な)ビジネスモデル・キャンバスを使うことが重要だ

として、ビジネスモデル・キャンバスを使うことを薦めています。ビジネスモデル・キャンバスを作ることで「どこでどうピボットするか」がわかるようになり、代替案をキャンバスに書き加えてみることで、ビジネスモデルを進化させていくことができるとしています。

このように、リーンスタートアップや顧客開発といった、最近注目されているコンセプトのベースによく出てくるのが、このビジネスモデル・キャンバスです。

そのビジネスモデル・キャンバスを、企業や個人でどう活用していったら良いのかというのを解説しているのが、最近出版された『図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック』です。

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実際にビジネスモデル・キャンバスを使って、さまざまなワークショップを開催した経験を持つ著者の今井さんが、その経験を元にビジネスモデル・キャンバスの使い方を説明したもの。いろいろな活用例が事例として取り上げられている他、実際に活用する際のプロセスやコツもまとめられていて、参考になります。

まだ『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』を読めていない!という人は、この『図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック』を先に読んでから目を通すと、読みやすいかもしれません。

図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック
今津 美樹

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リーンキャンバスをWeb上で − leancanvas.com

Lean Canvas

昨日の「リーンスタートアップを実践する −『Running Lean』」で紹介した『Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)』は読んで終わりというものではなく、やはり実際に自分で手を動かしてみると理解が深まります。

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とはいえ、いきなりスタートアップを立ち上げるというわけにもいかないのですが、『Running Lean』の中でも多くのページを割いて紹介されている「リーンキャンバス」を書いてみるというのは、誰でもすぐにできるのでオススメです。

Lean Canvas

上の図を見るとわかるように、これは『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』で紹介されているビジネスモデルキャンバスを元にして作られたものです。

そして、そのリーンキャンバスをWeb上で作ることができるのが、Lean CanvasというWeb上のツールです。

Business Model Canvas Optimized for Lean Startup | Lean Canvas

アカウントを作ってログインしてみると、Web上でリーンキャンバスが表示されており、そこに書き込んでいくことができます。各要素についているクエスチョンマークをクリックするとその要素についてのヘルプも表示されるので、手元に本がなくても、このWebだけで書き進めることができます。自分でも試しにいくつかのキャンバスを書いてみましたが、きちんと日本語も表示されますし、作ったものをPDFとしてダウンロードすることができるのも便利です。

Lean Canvasのトップページに書かれているように、リーンキャンバスの作成は20分以内が目安となっています。『Running Lean』の中でも「一気にスケッチしましょう」とあり、

スケッチを始めると際限なく続けてしまうので、最初は15分以内に終了してください。リーンキャンバスを作るときに気を付けて欲しいのは、まずは考えていることを全部書き出すということです。

と紹介されています。これ以外にも「空欄があっても構いません」などというように、きっちりしたものを作るよりも、どんどん埋めていくことの方が大切なようです。自分が取り組んでいる(あるいは取り組もうとしている)ビジネスで書いてみるのはもちろん、よく知られたサービスや競合のサービスなどを取り上げて書いてみるのも良いかもしれませんね。ちなみに、このエントリーの冒頭に載せているキャンバスは leancanvas.com自体のサービスを書いたサンプルです。

このツールを自分ともうひとりで使う場合は無料。それ以上の人数、チームなどで利用する場合は月額12ドルからの有料プランが用意されています。

先ほど紹介した『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』に関連したサービスもあります。

Business Model Generation

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
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リーンスタートアップを実践する −『Running Lean』

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弊社(株式会社スタイリッシュ・アイデア)では、プロダクトマネジメントなどの考え方を活用して、企業のイノベーション支援を行うことを業務のひとつにしています。

その場合、自分が翻訳した『プロダクトマネジャーの教科書』をネタにすることも良いのですが、お客さんとお話しをしていると、特にプロダクトを開発する部分のところで、もう少しわかりやすいツールなどがあれば良いというお話しを受けることがあります。

プロダクトマネジャーの教科書』は、その名の通りプロダクトマネジメントの教科書としての位置づけで、プロダクトマネジメントのプロセスを網羅的に解説しています。そのため、逆に個々のプロセスはそこまで掘り下げられていません。そこで、上に挙げたようなコメントが出てきます。

そこで、そのようなツールとして、しばらくはリーンスタートアップの考え方を応用して、コンサルティングやトレーニングなどを提供していこうと準備しているところです。

リーンスタートアップというとエリック・リースの『リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』がすぐに思い浮かぶところですが、読みやすさと実践への活かし方という点でいうと、THE LEAN SERIESの1冊目として出た『Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)』がわかりやすいです。

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Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)』は、著者のアッシュ・マウリャ自身が開発したさまざまなプロダクトの他、さらにはこの本自体の出版でも実践した手法を体系的にまとめたもので、とてもわかりやすく、応用しやすくまとめられています。

しかも、リーンスタートアップ界隈はさまざまなセミナーやミートアップなどが開催されている他、Web上にたくさんの情報源がありますが、『Running Lean』でも、著者自らがかかわっているSpark59で、リーンキャンバスをWeb上で作成できるツールなどが提供されています。本の内容だけでなく、関連する情報やツールの充実ぶりからしても、とても有益な手法だと思います。

翻訳もとても読みやすいので、『リーン・スタートアップ』のボリュームに躊躇している人は、先に『Running Lean』を読んでも良いかもしれませんね。もちろん、あとあと『リーン・スタートアップ』を一度は読んだ方が良いと思いますし、より詳細な情報を知りたい場合は『スタートアップ・マニュアル ベンチャー創業から大企業の新事業立ち上げまで』もあわせて読むと良いでしょう。

プロダクトマネジャーの教科書』の内容もあわせた形での活用方法などを、そう遠くないうちにセミナーなどの形で提供できればと思っていますので、ご期待ください!

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)
アッシュ・マウリャ 渡辺 千賀

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