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勝山の集い

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今日は『内定したら読む本』の著者である楢木さん主催の「芝浦キッチン:秋の勝山の集い」(正式名称は何なんだ?)に行ってきました。

楢木さんとは、自分が大学院生の頃、就職活動を終えて内定をもらった際に『内定したら読む本』を読み、感動してその勢いでメールをお送りして、その後事務所に押しかけて散々に飲んで以来、ずっとお付き合いさせて頂いています。今回のような飲み会やイベントがある毎にお誘いを頂いていて、今日は久々の参加となりました。

前日も何だかんだで数時間しか寝てないまま、眠い目をこすりつつ東京駅からビューさざなみ5号に乗って1時間半ほどで最寄りの保田駅へ。改札を出ると1年ぶりにお会いする楢木さんと山崎さんが迎えに来てくれている。そのまま勝山の楢木邸へ。

差し入れとして持参した「一刻者」を加えると、居間のテーブルは既にこんな感じ。まだお昼前にもかかわらず既にテンションがあがってくる。(ビールは別のクーラーボックスに。この後、次々と到着する参加者の差し入れはほとんどお酒)

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その後、スーパーに買い出しに行って、勝山の魚や野菜の豊富さ、新鮮さ、安さに驚きつつ、帰って、まずは魚と豆腐、そして酒で舌鼓。この時点でビール数缶と焼酎を何杯か。その後、いつものメンバがわらわらと集まってきたところでバーベキュー開始。暗くなっても盛り上がりと消費酒量はとどまることを知らず。途中、楢木プロゴルフレッスンなどを千鳥足ながら受けたりして、翌日法事のため後ろ髪を引かれつつ帰宅。

いやぁ、本当に楽しかった。飲んで、食べて、笑って、語って。とにかく楽しかった。

楢木さんとお会いすると、なんというか、毎回、「頭(こうべ)を垂れる気分」になってしまう。にじみ出てくる人柄の良さ、教養の広さ、そして幾多の経験を積み重ねてきた懐の広さに触れ、自分がまだまだ未熟だということに、じわりじわりと気づかされてしまう。

例えば、ものすごい優秀で威圧感さえ感じてしまうような人に会うと「おお、すげぇなぁ。自分はまだまだガキだ。ガーン!」なんて雷に打たれたような衝撃を一時は受けるけど、醒めるのも一瞬だったりすることがある。

楢木さんとお会いすると、そういう衝撃を受けることはないんだけど、かけられた言葉がふわふわと自分の中に沈殿していき、じわじわと自分全体に染み渡っていく。そしてそれは、日々物事を考える時にふわりと浮かび上がってきて、物事を深く考えるためのよすがとなる。

この集まりには、楢木さんをはじめとして肩書きや経歴を見るとあっと驚くような人ばかりが集まってくる。しかし、不思議と「ビジネス」が話題にのぼることは少ない(ような気がする)。話題といえば、酒のこと、料理のこと、文学のこと、俳句のこと、音楽のこと、ゴルフのこと…。

そういえば、楢木さんの著書の『内定したら読む本』やメールマガジン「キャリア・キッチン」にも、巷のビジネス本などに出てくるようなギラついた話は出てこない。

一見、何のつながりもなさそうな話題の数々を俯瞰してみると、もしかしたら「キャリア」って「いかに生きるか」ということなのかもしれないと気がつく。そして、もっとはっきりした答えを求めて考えをめぐらす。

しかし、残念なことに、この集まりにはひとつ致命的な欠点がある。

それは、揃いも揃って、皆、大酒飲みなのだ。語りながら、考えながら、答えが見つかりそうになったその時、許容量を超えた酒が引き金となり、記憶の糸がぷつりと切れる。気づいた時に残っているのは、すべてがわかり悟りを開いた爽快感ではなく、二日酔いから来る頭の痛さだけなのだ。

そして、また仕事をする。仕事をしながら苦しみ、怒り、悲しみ、喜ぶ。そして、また楢木さんと杯をを傾ける。

そうこうするうちに、「キャリアって何だろう?」「いかに生きるべきなんだろうか?」なんて問いは答えが出ないまま頭の隅に追いやられていくかもしれないけど、きっとこれが答えなんだろうなぁ。

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