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スイングしないのは…

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5月8日(金)の日経夕刊に「子供とアート」という記事が載っていた。

ジャズトランペッター日野皓正氏が中学生向けに行っていた「ドリームジャズバンド」という課外授業の話。

ここでは「人間をはぐくめば音楽もうまくなる」として、彼の考えや体験を書いているんだけど、その中でとても印象的なエピソードが載っていた。

サックス担当のリーダー役の子の話で、日野氏をして「その時の言葉を聞いていると、涙が出そうになるね」と言わしめたのは、こんな言葉。

スイングしないのは、人の音を聴いて吹かないからでしょ

いやはや。なんか、言っている声まで聞こえてそうな言葉。

何らかの形で、複数の人と合わせてやる形式の音楽をやったことがある人なら、すごくわかる言葉じゃないかと思う。自分は、この言葉を見た途端、何年分かの光景が一気に浮かんできた。

そして、これって音楽だけじゃなく、学校や会社など、複数の人間が集まって何かをやる場所だったり、一家庭の中であっても通じるようなすごい言葉だなぁと思う。

思うに、本当に何かに対して一生懸命打ち込んでいると、こういう深いところでのというか、根本的なところでの気づきに出会うのかもしれないなぁ。

そして、この子が、その気づきがどこまで大きなものかは今は気づいていないかもしれないけど(もしかしたらとっくに気づいてるかもしれないけど)、きっと将来、全然別の場面で、懸命に努力をしているような時に、ふとこの時の自分の言葉とか、それを発した時の自分の心境なんかが浮かんでくるんだろうなぁと思う。

何事も一生懸命やるべきですなぁ。

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