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『すぐわかるSaaS・ASP入門』は使える

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先日SaaS関連本がたくさん出てきましたねというエントリーを書きましたが、紹介した2冊のうち『効率的な導入から使いこなしまで すぐわかるSaaS・ASP入門』を読みましたが、これは良い感じです。

効率的な導入から使いこなしまで すぐわかるSaaS・ASP入門
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アスキー 2007-10-29
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ASCII.jpのSaaS・ASPに載っているものと同じものが一部ありますが、すべてがWebの使い回しというわけではなさそうで、しかも他の本やムックにはない情報が結構載っています。特に「日本でのSaaS」ということを考えるという意味では、現時点で一番使える一冊だと思います。

載っている記事を順に見ていくと、まず巻頭特集の「SaaS・ ASPの現状と将来展望」では『SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス ~ソフトウェア業界を揺るがす破壊的イノベーション~』の著者でNRI研究員の城田氏やASPICの津田氏、そしてZimbra社のCEO・CTOへのインタビューが載っています。ここは、最後のZimbra社CEO・CTOへのインタビュー以外は新鮮味はありません。

特集2が他ではまだ書かれていない「SaaS・ASP時代の企業ネットワークの条件」という特集で、NTTコミュニケーションズの「統合VPN」が取り上げられていました。ここら辺は自分の知識としても弱いところなので、勉強になりました。

次は最新トレンドとしてセールスフォース・ドットコムのお話。SaaSの話でセールスフォース・ドットコムを取り上げるのはお約束でしょう。日々ニュースを追っている人にとっては、ここはあまり目新しい情報はありません。

その次が他ではあまりない情報で、「主要SaaS・ASP紹介」としてCRM編、SFA編、コラボレーション編、サイト構築編の各分野でいろいろな製品を紹介しています。特にコラボレーション編の数が多いのですが、実際に今日本で使われているSaaS・ASP製品がわかります。各製品の紹介も、画面キャプチャが多く、ユーザ事例が載っているものもあり、現段階の日本でどうやってSaaSが使われているのかがわかるという意味でとても価値があります。

その次に政府の取り組みが少し取り上げられ、続いて「注目のSaaS・ASPサービス」が取り上げられていますが、ここも他ではあまり紹介されていなかったような製品が取り上げられています。これも参考になる。

続いて取り上げられているASPIC・SSK共催セミナーレポートは流して読んで、最後の「SaaS・ASP主要サービス341」が秀逸。どういう基準でこの341サービスが選ばれたのかは明記されていませんが、情報系、基幹・勘定系、通信系の各分野の主要サービスが紹介されています。サービスの概要だけでなく、主なターゲットやネットワーク要件、価格などの基本情報が載っているのがありがたい。

今までSaaS、SaaSと騒いでみたところで、日本での実体がなかなか見えてきませんでしたが、 このムックが理解するための出発点になりそうです。

◆関連エントリ
SaaS本
SaaS関連情報メモ
『SaaSはASPを超えた』

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