Home » プロダクトマネジメント » リーンスタートアップ » リーンキャンバス上でのリスクの見極め方

リーンキャンバス上でのリスクの見極め方

Screen-shot-2011-08-01-at-11.12.22-AM
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)』では、「リーンキャンバスをWeb上で − leancanvas.com」でも紹介したリーンキャンバスをスケッチしていくことが、プロダクト単品や単一のソリューションにとどまらず、それを含むビジネスモデル自体の価値や実現性を見極めるきっかけになります。

このキャンパスをスケッチするにあたって、『Running Lean』の中ではリスクを見極めることの大切さを強調していますが、実際に、どういう点に注意をしてリスクを見極めたら良いのかという記事が、Running Lean Masteryニューズレターの記事で紹介されていました。

Startups Are Risky Business

ここで紹介されているのは、ビジネスモデルを検討する際、何はともあれビジネスモデル上のリスクを見極めることが大切だという話しで、リスクの優先順位のつけ方を紹介しています。いきなり顧客にインタビューしに行くのではなく、まずは重大なリスクを見極め、その代替案をアドバイザーと一緒にブレストすることを薦めています。

中でも、リスクを見極める際に役に立つのが、次に紹介する普遍的な3つのリスク。『Running Lean』著者のAsh Maurya自身、新製品のアイデアや他のスタートアップにアドバイスをするときなど、この3つの観点をまず見るそうです。

Screen-shot-2011-08-01-at-11.12.22-AM

その3つとは、

  1. 課題(Problem)
  2. チャネル(Channels)
  3. 収益の流れ(Revenue Streams)

です。

最初の「課題(Problem)」は、誰もほしいと思わないようなものを作らないように、顧客の観点から課題をはっきりと言語化すること。

次は、その顧客にプロダクトやソリューションを届けるための「チャネル(Channels)」。どんなに良いものでも、必要としている顧客に届かなければ意味がありません。その場合、初期段階でプロダクトやソリューションを採用してくれるアーリーアダプターを具体的に定義できればできるほど、そのような顧客に届けるためのチャネルを定義するのが簡単になります。

最後の「収益の流れ(Revenue Streams)」ですが、当たり前ですが、収益がないビジネスモデルはビジネスではありません。最初から課金はしないモデルにしたとしても、今後どうやってビジネスを成り立たせていくのかをきちんと押さえておくこと。

文にしてしまうと当たり前かもしれませんが、自分自身、お客さんと接していても、開発側の思い込みから課題をとらていたり、あるいは「そのうち課金すれば良いので、とりあえず無料で…」となんとなく始めてしまう例などが少なくありません。

キャンバスは一度スケッチして終わりにするのではなく、何度も何度も見直しては書き直すことで、ビジネスモデルを進化させていきましょう。

[ad]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>