資料アップ「プロダクトとマネジメント〜自分事としてのプロダクトマネジメント」

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一ヶ月弱前になってしまいましたが、POStudy 2周年記念イベントで講演+ワークをやらせていただいた際の資料「プロダクトとマネジメント〜自分事としてのプロダクトマネジメント」をSlideShareにアップしました。

SlideShare、これまで便利に使っていましたが、アップするのは初めてで、まだ勝手が分かりきってない部分もあります…。

最初PDFでアップしたのですが、図形のところの文字が表示されないという状態に…。PDFでは表示されているのですが。そこで、パワポのファイル形式のままアップしたところ、今度はフォントがちょっといまいちな感じです。元の資料と比べて、しかもあくまで自分の感覚としてという感じですが。

こちらで使っているスライドのごく一部は、明日開催の「プロダクトマネジャー養成講座説明会」でも使いますが、明日はもう少し突っ込んだプロダクトマネジメントの話しになる予定です。

資料の内容は、自己紹介の部分を一部変更し、ワークの際に使ったスライドは削除していますが、だいたい全体の流れを理解できるくらいには残しています。

見ていただくとわかるように、「プロダクトとマネジメント」というタイトルで、プロダクトとマネジメントを分けてご紹介し、最後にプロダクトマネジメントについて確認をするという流れにしていますが、当日は「プロダクト」の解説と理解のためのワークにほとんどの時間を使いました。

ワークは翔泳社のビズジェネの「イノベーションに効く洋書01:“Ten Types of Innovation: The Discipline of Building Breakthroughs” 前編」でも紹介している『Ten Types of Innovation: The Discipline of Building Breakthroughs』の内容を使ったものと質問会議をやりました。

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質問会議については、『質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?』や『実践 アクションラーニング入門―問題解決と組織学習がリーダーを育てる』が参考になるかと思います。

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ただ、質問会議については、実際にやってみないとわからない部分も多く、台風の関係で残念ながら当日参加できなかった方からはやってみたかったという感想もいただきました。(どこかで株式会社スタイリッシュ・アイデアのセミナーとしてやってみても良いかとも思っているのですが、今のところ未定です…)

資料を見て質問などがありましたら、ご連絡ください。ご連絡は株式会社スタイリッシュ・アイデアWebサイトのお問い合わせからか、ソーシャルメディアでつながっている方はそちらからでも構いませんので、お気軽にどうぞ!

プロダクトマネジャー養成講座説明会(10/9)へのお誘い

ProdBOK

先日、「「The Guide to the Product Management and Marketing Body of Knowledge (ProdBOK)」が届いた」というエントリーでご紹介した通称ProdBOKですが、日本のAmazonでもステータスが「通常1~3週間以内に発送」に変わりました。そして、Kindle版も登場!

The Guide to the Product Management and Marketing Body of Knowledge (Prodbok Guide)
Greg Geracie Steven D. Eppinger
0984518509

また改めて書こうと思っていますが、先週は9/30から10/4までUniversity of OxfordのSaïd Business Schoolで開催されていたシナリオ・プラニングのプログラムに参加していました。

行きのフライトではシナリオ・プラニング関連の資料を読んでいきましたが、帰りのフライトでは主にこのProdBOKを。しかし、サイズが大きいのでKindle版が出るといいなぁと思いながらのフライトでした。もう少し早く気づいていれば…。

そして、弊社 株式会社スタイリッシュ・アイデアのWebサイトや「Stylish Ideaニューズレター」でもご紹介してきましたが、今週の9日(水)に「プロダクトマネジャー養成講座」の無料説明会を開催します。

プロダクトマネジャー養成講座説明会(10/9 19:00〜)

「プロダクトマネジャー」と職務の名称にしてしまうと、自分には関係ないと思う人もいるかと思います。

ただし、企業において自分がそういう肩書きを与えられているかどうかにかかわらず、自社のリソースを使って、顧客が何らかのメリットを享受するような仕組みにかかわっているという人は、ぜひとも知っておくべき考え方です。

そうはいっても「プロダクトマネジャー」、あるいは「プロダクトマネジメント」のイメージがわかないという方もいるかと思いますので、今後、一緒にプロダクトマネジメント関連でご一緒させていただく好川さんのコラムもあわせてご覧ください。

PMstyleプロデュース: 【プロダクトマネジャー養成講座】<コラム>いま、なぜ、プロダクトマネジメントなのか

9日、皆さんのお越しをお待ちしています!

プロダクトマネジャー養成講座説明会(10/9 19:00〜)

価値から人へ

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ビジネスが行うことと「価値」

私たちの周りにはさまざまなビジネスがあります。そして私たち自身もさまざまな形でビジネスにかかわっています。

そんな中で、そもそもビジネスとは何をやっているんだろうということを考えてみると、大きく言えば、人々が日頃から抱いている不安や不満を解決することだと言うことができます。あるいは人々の生活の質を向上させることと言うこともできるかもしれません。

言い換えれば、ビジネスとはビジネスを提供する人が、それを受ける人々に対して、何らかの価値を提供しているものだと言えるのかもしれません。

ジョシュ・カウフマンによる『Personal MBA――学び続けるプロフェッショナルの必携書』という本は、タイトルにMBAとついていますが、「価値」について2章も割いたり、前回のニューズレターでも紹介した「システム」について取り上げたりと、ユニークで、新たな視点が得られる本です。

その中で「ビジネスの5つの構成要素」として次の5つが紹介されています。

  1. 価値あるものを創って届ける。
  2. それは人々が望んだり、必要としたりするものである。
  3. 人々が支払ってもよいと思う価格である。
  4. 顧客のニーズや期待を満たす方法で提案される。
  5. それによって、所有者が事業を続ける価値を見出せるだけの事業収益がもたらされる。

「価値」とつながるもの

先ほど紹介した構成要素からわかるように、ビジネスの構成要素のスタートは「価値あるもの」を見出すことから始めなければなりません。

例えば、最近注目を集めている『ビジネスモデル・ジェネレーション』の中で紹介されている「ビジネスモデル・キャンバス」でも、キャンバスの中心に「価値創造(バリュープロポジション)」という枠があります。

詳しくは『ビジネスモデル・ジェネレーション』を読んでいただくのが良いのですが、この「価値創造」の枠は、「顧客との関係」と「チャネル」を通じて、顧客そのものである「顧客セグメント」とつながっています。

つまり、周りとは何の関係もつながりもない、独立した「価値」があれば良いのではなく、その「価値」は顧客とのつながりで評価されるものだということを意識しなければいけません。

人間の「価値」を理解する

顧客とのつながりで価値を考えるといっても、それが単純なものではないことは、ビジネスにかかわっている人なら痛いほど理解していることでしょう。そして、それはビジネスの世界だけではなく、家族関係、親子関係、男女関係、会社で、地域で、あるいはインターネット上でと、さまざまなところで、私たちは「価値」に振り回されているのかもしれません。

先ほど紹介した『Personal MBA』では、ハーバード・ビジネススクールの研究に基づいた人間の意思決定と行動に重大な影響を及ぼす「4つの中核となる欲動」として、次の4つを紹介しています。

  1. 獲得の欲動
  2. 結合の欲動
  3. 学習の欲動
  4. 防衛の欲動

さらに、『Personal MBA』の著者が5つめの欲動として「感覚の欲動」を追加しています。

またオハイオ州立大学の教授で心理学や精神医学を専門とするスティーブン・リースは、人間が持つ16の基本的欲求をまとめています。例えば、他人を支配したいという「力」の欲求や、人に頼らず自力でやりたいという「独立」の欲求、人としての誇りを求める「誇り」という欲求、心穏やかでいたいという「安心」という欲求などが紹介されています。

すべては人に興味を持つことから

今回は「価値」をまくらに、人間の深層にあるものを探るような研究成果などを紹介してみました。

ビジネスをしている上で、自分が開発したものや売りたいものに正当な理由をつけて上司にプレゼンをしたい時などに、こういう知識はとても役に立つでしょう。

でも、それはビジネスの流れの中では最後ではないにせよ、少なくとも始めに知識ありきというわけではない気がします。

検索をすれば商品を選ぶことができ、パソコンの前で世界中の人と「コミュニケーション」ができてしまう今、もしかすると私たちがもっとも気を払わなければならないのは、一番スタート地点である人に興味を持つことなのではないかと思います。

最後に、スタートアップのバイブル的な著書『スタートアップ・マニュアル』の著者のひとりであるスティーブ・ブランクのお言葉を。

オフィスから飛び出せ!

【「価値から人へ」を理解するためのブックガイド】
「価値」というものに向き合った貴重な本としては、本文でも紹介したこちらがお薦めです。

・『Personal MBA――学び続けるプロフェッショナルの必携書
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それを応用する方法としては、スタートアップ系の本が役に立つでしょうか。

・『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
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・『スタートアップ・マニュアル ベンチャー創業から大企業の新事業立ち上げまで
4798128511

本文中で紹介した16の基本的欲求をまとめた本は、残念ながら絶版でAmazonでも高値がついてしまっていますが、それでも買う価値があるお薦めの一冊です。

・『本当に欲しいものを知りなさい
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※本エントリーはStylish Ideaニューズレターで紹介している「アイデアノート」というコラムを弊社Webで紹介したものと同一記事です。

photo credit: © 2006-2013 Pink Sherbet Photography via photopin cc

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