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プロレスラー ホリエモン

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最近はあまり公言してないけど(別に隠してるわけでもないけど)結構なプロレスファンだったりする。

小学生の頃、父親が見ていたのを一緒に見ていたのが最初だから、かれこれ20年来のプロレスファンということになるだろうか。もちろん途中中断はあるが、中学生くらいからは大学生くらいまではちゃんとテレビで見るようにしていた。最近はもっぱらスポーツナビ週刊プロレスで済ませることが多くなったけど。

一応、K1だとかPRIDEだとかのいわゆる格闘技系も見るのは見るけど、好きなのは普通のプロレス。最近チェックしているのは、主に新日本全日本NOHA闘龍門くらいか。

で、最近プロレスを見ていて、勉強になるというか、参考になるなと思うのは、それぞれのレスラーの自分の売り込み方・アピールの仕方だ。例えば蝶野なんかは、そういうところに長けているレスラーだなと思っている。

自分が彼のことをすごいなと思うのは、自分自身がどうやって見られているかをよくわかっているということだ。カメラを向けられた時、自分が勝った時、負けた時、大きな試合の前、仲間がもめている時、相手が分裂している時、会社がゴタゴタしている時、そこで自分が何を言えば自分に注目が集まるのか、そういうのを本能的にわかってるレスラーだと思う。

彼に限らず、極端な言い方をしてしまえば、勝ったって負けたって目立ったもん勝ちの世界において、彼らの言動は見ていて大いに面白い。

何でいきなりこんなことを書いているかというと、Zopeジャンキー日記の少し前のエントリーで面白いものを見つけたからだ。そのエントリーはこれ。

・Zopeジャンキー日記 :ライブドアの「東京経済新聞」
http://mojix.org/2005/01/13/101313

これによると、ライブドアが「東京経済新聞」の登録商標を取得したとのこと。詳しくは、mojixさんのエントリーや、そこからのリンクをたどって頂きたいが、この中でも自分が注目したのが、AERAに載ったライブドア堀江社長の記事だ。以下、Zopeジャンキー日記からそのまま引用。

今度の標的は「新聞」だ。ライブドア社長堀江貴文(32)は、こともなげに新構想を語った。「近く東京経済新聞という日刊紙をつくろうかと思って」

独自に新聞を発行し、「発行部数300万部 世界最大の経済紙」を誇る日本経済新聞の牙城に切り込もうというのだ。「市場が独占状態だからこそ、参入の余地がある。日経と同じロゴでそっくりな題字を作りますよ。見分けのつかない人がかなり買ってくれるでしょう」

しかし、それじゃ、日経が黙っていない。「日経が『まねするな』と怒ってくれれば、大きな話題になり、ますます売れるでしょう。『日経、ライブドアに不快感』なんて見出しが全国紙に躍るといいなあ」

どこまで本気なのか。「実は最近、『東京経済新聞』の登録商標も済ませた。配送は宅配便に丸投げしたっていい。そんなに大変な事業でもないですよ」(中略)

営業利益や時価総額など何らかの指標で世界一になるという野望を掲げるが、はたせるかどうか。「いや、なるんです。もうその既定路線のレールに乗っている。すごろくみたいなもんです。あとは、いかに早く1位になるか」かったるそうに答えた。

ごちゃっとした引用で恐縮だが、これを読んで「あ、堀江社長はプロレスラーだな」と思ってしまったのだ。

イーバンクとの提携解消や、Tシャツとジーンズ姿で「プロ野球買います」と言い出してプロ野球への参入を試みたこと、そして今回の「東京経済新聞」など、彼の言動を見ていると、自分がメディアなどにどう見られているか、自分の言動がどんな風に取り上げられるのかということを良く知っていて、しかもそれをうまく活用している。

今回の「東京経済新聞」もパブリック・ジャーナリストを募集したりジャーナリスト研修を販売したり話題作りの下準備は完璧に出来ている。さすがだなという感じ。こういう彼の姿勢は見倣うべきところが多いのかもしれない。

プロレスの話しにちょっと戻ると、確かに蝶野はメディアの使い方を心得ている選手ではあるが、残念ながら蝶野は一流のレスラーと呼ばれるには、体がそこまでデカくないし、首の怪我もだいぶ厳しい状態になってきているようだ。たとえうまく自分を売り込む戦略に長けていても、リングの上で選手としてトップに立ち続けるのは長くないかもしれない。同じように堀江社長の打つ手は斬新で、人目を引くけれども、乱世のIT業界で彼の手腕がどこまで通じるのだろうか。

「東京経済新聞」の今後と共に、堀江社長の言動も追い続けていってみようか。

One thought on “プロレスラー ホリエモン

  1. 面白いね!新聞、読んでみたい。

    年末のテレビで細木数子に「アンタは常識がない」とか言って斬られてたけど、彼は全部計算してるんだろうね。
    「老害」とか言って世の中にケンカを売ったのも全部注目を集めるためなのかも。

    彼を見ていると、一時的にヒールになる、ということは長期的に見たらマイナスではない、という事を感じます。一旦ヒールになっておくと、後でちょっといい事をするだけで多くの人を味方につけられるような気がする。

    下世話な話で申し訳ないけど、タレントの石田純一が「不倫は文化だ」とか言って若い女性と交際して、大批判を浴びたけど、最近その女性タレントに振られたら中年サラリーマンからは「気の毒だ」と言って共感を持たれているとか。
    なんかこれも一時的にヒールになった効果なのかな、と・・。

    ま、自分は八方美人なのでヒールにはなれないんですが、性格上。

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