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挑戦の場としてのblog

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久々にblogを再開して3つめのエントリー。

blogを再開した理由はいろいろとあるけれど、いろんなことを吹っ切ったのと、ちょうど山本さんの講演会に参加したのがある。そして、自分が復活するのに先んじて復活をしたmojixさんの「1・10・100 / コルビュジェ」に刺激されたというのもある。なので、mojixさんのエントリーにインスピレーションを得て考えたことをまとめようかと思っていた。そんな折、会社の同僚が、彼のblogで面白いエントリーを書いていたから、ちょっと絡めて書いてみよう。

同僚のエントリーは「Blogについて」というタイトル。中身を読むと、なにやらご謙遜されているが、彼はとても優秀な人間だ。お世辞ではなく。おごってくれるからでもなく。

で、確かに彼とここに書いてあるようなことは話をした。

彼の主張は、Blogは、ある程度インテリジェントというか、情報としてそれなりに意義のあるものがBlogなんだと言っていた。

だそうだ。

この発言の背景を話すと、この当時はMovableTypeを使っている人は、Joi Itoさんだとか、平田さんだとかっていう大御所がほとんどで(もちろん他にもたくさんいらっしゃいましたが、その当時よく読んでいたのがここら辺だったので)、blogのASPサービスも、bloggerくらいしか知らなかったみたいな感じの時です。で、ちょうど彼も自分もbloggerでアカウント作っちゃったよ、みたいな話の流れでこんなことを言ったような気がします。

で、そんな感じで始めた自分にとって、blogって何なのか。

同僚と同じく、自分もネットで日記みたいなもんを書くのは今回が初めてじゃない。個人のサイトで毎回HTMLを書いていた頃に始まって(あれは98年頃?)、さるさる日記なんてものを使ってみたり、自分でCGIをインストールして使ってみたりして、色んなことを書いてきた。

でも、それらの日記に書いていることやノリは、今のblogとはまったく別物だ。読んでもらえればすぐにわかると思うけど、今のblogは思い切り背伸びをして書いている。かなり無理がある。

自分が初めてblogという存在を知って、素晴らしいひとびとのblogを読んで、大いに刺激された。「自分もあんなものを書きたい」と。ただ、書いてみるとわかることだけれど、実際にはそんなに甘くない。そんなもの書けないのだ。でも、なんとか辞めずにやっている。そして、当時、同僚と語ったような情報としてそれなりに意義のあるものを産み出せないかと試行錯誤している。そんな自分が思っている歯がゆさみたいなものを、mojixさんがうまく表現していた。

書くことはつねに「1」だ。
そして、すべてはそこから始まる。
しかし少なくとも、「10」や「100」の重みをわかったうえで、できるだけそこを志向しながら、「1」を書きたいと思う。

そうなのだ。自分も10や100の重みを痛切にわかった上で、そしてそこにたどり着きたいと切望しながら、情けない文章を毎日書きつづっている。

同僚の言う、blogに書かれるものが常に論考である必要はないという意見はよくわかる。それに、世でblogと呼ばれているサービスはそういう性格を持つものになってきている。それは自分が否定できるようなものでもないし、大いに良いと思う。自分だって、別のところではマジメなことばかりを書いているわけではないし、普段しゃべればわかるだろうけど、大したことなんて滅多に出てこない。

ただ、自分がこのblogで小難しいことを書き続けているのは、ここは背伸びをする場所だと思っているからだ。

たまに同僚やmojixさんのblogを読むと嫉妬を覚えることがある。自分は、そんなに技術には詳しくない。かといって、他にある素晴らしいblogのようにビジネスのことに詳しいわけでもない。彼らのように突出したもの、深く語れるものがないまま、恥ずかしげもなく、こんな文章を綴っている。

もしかしたら、mojixさんの言うところの「薄い」コンテンツの量産者に、自分もなっているのかもしれない。

それでも、たとえ蒸発するようにしてしばらくの間書かなくなってしまったとしても、やっぱり自分はこうして書き続ける。mojixさんが言うように、自分も最近、自分の「天命」みたいなものが見えてきたような気がする。しかし、それを生業とするには、まだまだ力が足りなすぎる。

だからこそ、書き続ける。

そう、自分にとってこのblogは挑戦の場なのだから。

3 thoughts on “挑戦の場としてのblog

  1. いい話でした。
    私などは、いい加減な動機で、たれ流しのBlogですから。(笑)
    それでも「人の目」を意識して付加価値があるようなことを書こうとはしますね。

    そういう気持ちを持ちつつ、あなたの好きな範囲でがんばってください。(義務感ではなく)

    山本さんとも以前から話しているのですが、あなたの書かれていること、話すこと、今までやってきた過程(知っている範囲で)を伺うと、とてもいい方向性をお持ちのように感じます。

    とても真摯な気持ちがあるようなので、ぜひともそういういい面を伸ばしてください。かげながら応援してます。
    (たいしたことはできませんが・・。)  (笑)

    それではまた。

  2. 復活おめでとう。言いたいこと、よくわかります。ビシビシ伝わってきました。

    お互いに有益な情報交換をブログでもしていけたらいいですね。

  3. ピンバック: wah-wah pedal

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