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覗き見趣味

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ここしばらくはてなブックマークを使っているけど、これがなかなか便利だし、面白い。

今までは会社などの自宅以外の環境や時間がない時、気になるサイトを見つけた時は、いちいち自分のアドレスにURLを貼り付けて、件名に[url]という識別子を入れて送信して、自宅のメーラーでは件名に[url]の文字列がある場合の仕分けの設定をしておいて、特定のフォルダに溜めていくという作業をしていた。手順を書くだけで面倒。

はてなブックマークを使うようになってからは、そういう作業がかなり楽になった。そして、今までなら「面倒だからこれは送らなくていいや」と思っていたようなものも、じゃんじゃんブックマークしている。(それをいつ読むんだというのは、別の問題)

そのおかげで、笑えるところでは、やよい食堂なるすごい存在を知ったり。

・やよい食堂に行ってきた!
http://www.ne.jp/asahi/jog-turingu/yasuaki/newpage31.htm

このやよい食堂、とにかく量が尋常じゃなくて、牛丼チェーンの特盛りなんか小盛りに思えてくるからすごい。写真を見ればわかるけど、ただただ唖然。

さておき。

そんな便利な側面もありつつ、はてなブックマークが面白いところは他の人のブックマークを見られるところだ。他の人のブックマークを見られるし、ブックマークに対するコメントも読める。注目されているブックマークも簡単にわかる。こういう特徴が「ソーシャルブックマーク」と名付けられている由縁なのだろう。

はてなブックマークに限らず、インターネット上にはこういう「覗き見趣味」的な面白さを持ち合わせているサービスがある。本棚.orgなんかもそのひとつ。こういう覗き見できる仕組みを気軽に利用できるようになったのは、インターネットの利点のひとつなのかもしれない。

この「覗き見趣味」的サービスの面白いところは、当然、見る方は興味を持って見るわけだけど、見られる方も幾分意識をしてコンテンツを作ったり、情報を溜めたりしているところにあるのではないかと思っている。基本的には自身の情報管理のために情報を溜めつつも、ある程度覗き見られることを意識して情報を溜めてしまう。恐らく、そんな意識が働いているはずだし、その意識が単なる情報の蓄積以上の面白さを醸し出しているのかもしれない。

最近は、同じはてなのサービスであるはてなグループも利用している。何度か書いているが、会社の同僚とのナレッジシェアリングのために使用している。はてなグループとは、使ってみるとわかるが、グループ内のメンバ各人にblog(はてなダイアリー)が割り当てられ、そこに各人が情報を綴っていくのが基本。はてな特有のキーワードを、グループ内で独自に作れるのがはてなグループの特徴だろうか。

というわけで、グループといっても、お互いのインタラクションが頻繁にあるわけではない。各人が自分の得意な話題についてそれぞれのblogに綴っていく。それがメインになる。使い始めた当初は「これじゃあ、みんなで勝手にblogを書いてるのと同じでは?」と思っていたのだが、ちょっと違うということに気づいた。当然、誰かの話題に引きずられて別の人が別のエントリーを立てたり、コメント欄で情報共有をするということがある。

しかし、それ以上にはてなグループが面白いのは、今まで書いたような「覗き見趣味」と「見られる意識」が作用して、適度な緊張感を生み出していることだと感じている。更新をサボっていると勝手にやっているblog以上に罪悪感を感じるし、何かを書くとなるといい加減なことは書けないから事前に調べたりすることもある。(もちろん、この現象は実力がある程度均衡しているメンバが集まっているから起こることだとは思う)

昨日書いたPersonal Knowledge Diary Lecturesにも通じるかもしれないが、この覗く側と見られる側の間に働く心地よい緊張感は、もっと突っ込んで考えてみると面白いかもしれない。

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