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難しい時期に必要なこと

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自分は今31歳。

今の自分自身がそうだし、周りを見ても、30歳を超えてから40歳くらいまで、特に30歳半ばくらいまではとても難しい時期だなと感じている。

全ての人が常にそのような状況ではないが、一般的に、手をかけるべき下がいて、自分に与えられた仕事の責任は増し、時にはリーダーのような責任もふってくるようになり、上を見れば「評価」する人がいる。

もちろん、そういう状況は40になっても50になってもそうなんだろうけど、プライベートも含め、いろいろと変化の激しい中で、しかも自分の実力も、まだまだ安定しきっているとは言えない、この30代、特に前半という時期は、とっても難しい時期なんだろうなぁと思う。

これは思いつきではなくて、転職をしてから1年半ほど、常に考えているし、日々、仕事をする中で感じていることだったりする。

そういうことを考えながら仕事をしていると、いわゆるアンテナが立っている状態で色んな情報が入ってくるが、先日、お世話になっているさかはらさんが、こんなエントリーを書いていた。いろいろと考えるきっかけになったエントリーだった。

・TeamOscar: 一流の起業家と三流の起業家を一日の間に見た。
http://teamoscar.cocolog-nifty.com/teamoscar/2008/08/post_37fe.html

ぜひ最初から通して読んでみてほしいと思うけど、特に印象に残ったのがここ。

起業家Bの愛嬌には思いやりはあっても素直さがない。それが半端な理由だが、「素直さ」がないことをその半端な愛嬌がカバーしてしまうため、社会生活の中で本当に必要な素直さを見につける機会を失くしてしまっているのではないかと思う。

ここだけ読んでいる人もいるかもしれないので、一応解説すると、起業家Bというのは、このエントリーのタイトルで言うところの「三流の起業家」だ。

自分は、仕事に限らず、社会で生きていく中で「愛嬌」というのはとても大切な要素だと信じているんだけど、どんな要素も使いようになって薬にも毒にもなってしまうが、さかはらさんが書いているように「愛嬌」というのは、とても難しい要素だなと思った。

たしかに今までを振り返ってみると、本当はすごく優秀なのに、窮地という窮地を半端な愛嬌を振りまいて切り抜けてしまって、それが癖になって悪循環になってしまっている人がいた。

あるいは、30歳を超えてくると、人から何か指摘されることを極端に嫌う(恐れる)ようになってしまう人もいて、結局、自分の定めた「安全圏」から出ようとはせずに、現状を維持し続けようとしている人も何人も見てきた。(仮に現状を維持できたとしても、周りが伸びていれば、相対的には「退化」してしまっていることになる)

そんな状況を見ていて、そして改めてさかはらさんのエントリーを読むと、「周りに必要以上に影響を受けすぎず、かつ異なる意見でもまずは耳を傾ける」ことが、難しい時期を乗り越えていくためのひとつのヒントかも知れないなと思った。

「周りに必要以上に影響を受けすぎず」というのは、自分が常々思っていることなので、これはまた機会があれば書くとして、後半の「異なる意見でもまずは耳を傾ける」というのは、さかはらさんのエントリーを読んで意を新たにした。

もちろん、自分が考えていることと異なる意見がすべて参考になる物ではないけれど、それを頭ごなしに拒むのではなく、まずは耳を傾けるというのは、こんなこと当たり前といえば当たり前だが、改めて大切だなと思う。

とはいえ、誰だってそんなことが簡単にできるなら苦労はしないが、仮にそれが正しいものだとしても、自分と異なる意見を聞くのは楽ではない。

じゃあ、どうすれば良いかというと、ここにヒントがあるような気がする。

起業家Aはメモを取る。
起業家Bはここ3、4年口を酸っぱくしていっているがメモの取り方が少ない。

メモを取ること。

メモを取ることの大きな目的は、もちろんその内容を忘れないためだとは思うが、もうひとつの目的というか、効能があると思う。それは、その意見を、とりあえず自分の感情を可能な限り排除しながら「聞く」ことができるということだ。

メモを取るという行為は、音声として聞こえてくる言語を文字に置き換えるという作業なので、理解をするために「聞く」というよりは、まずは自分の判断を挟み込まずに、それを「聞く」ことができる。

どんなに良い意見でも、状況によっては素直に聞けなくても、後になって思い返すと「ああ、あれは良いことを言われてたんだな」と思うことがよくあるが、そうやって冷静に聞く準備ができるときに利用するためにメモを活用すると良いかもしれない。

ちょうど先々月、自分と異なる意見に遭遇する機会があって、その場ではいろいろと思うところがありながらも(笑)淡々とメモを取っていて、それを持ち帰って、翌日ひとり反省会をやっていた時に見ると、冷静に「聞く」ことができて、そこから色々な反省につながった。(その時の反省のひとつがこれ

 と、だらだら書いてしまったが、最後もさかはらさんのエントリーから引用すると、

本物の愛嬌であれば良い。本物の愛嬌は思いやりと素直さから出てくるものだからだ。

必要なことを一言で言えば「素直であれ」ということでしょうか。

根が素直でない自分は、自分自身を納得させるためにだらだらと書いてみたという自戒エントリーでした。

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