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POP辞書

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昨日、中途半端なエントリーのまま、倒れこむように休んでしまいました。その後、連絡すべき人には連絡しようと起き上がったものの、途中で再び倒れこみ、エントリーが遅れてしまいました。

今日、ご紹介するPOP辞書.comは、以前の忘年会議で初めて知ったサイトです。このサイトの紹介がされている時、隣に座っていたLocalScope::のshigeyaさんと「やばいっすね、これ」を連発してしまいました。

確かにかなり便利です。詳しい使い方は、サイトを見て頂けるとわかると思いますが、実にシンプル。POP辞書を使いたいサイトのURLを入力すれば、そのサイトでPOP辞書が利用できます。しかもそこのページに出てくる語彙リストとそれらの和訳も自動的に生成できる。

いやぁ、本当にこれはすごい。英語でサクサクっと情報を得たい人には、まさに福音。

ただ、忘年会議でのこのサイト紹介の時、最後の方でshigeyaさんが一言「ただ、これだと語彙増えないなぁ」とおっしゃって、大きくうなずいていました。

で、ちょっと話がそれて電子辞書の話。

自分が大学に入った頃は、まだ電子辞書なんかほとんど普及していなくて、自分も当然のように紙の辞書を使っていました。たまぁに教室にひとりくらい、SONYのデータディスクマン(でしたっけ?)を持っている人なんかがいると「おおっ」と思った記憶があります。ただ、データディスクマンは意外と大きいし、MOみたいなディスクをカシャっと入れて、検索も意外と遅かったので、そこまで魅力を感じなかったのも確か。

その後、数年経つと軽くて小さくて、英英辞書まで入った電子辞書がどんどん出始めました。当時、バイトで高校生や中学生に英語を教えていたんですが、彼らの中にも電子辞書を持ってくる人が増え始めました。先生としては「おい、そんなんじゃなくて、紙の使えよ」なんて言ってみたものの「あんなの重くて持ってくるのも面倒」なんてかえされて脱力した記憶があります。

時代を感じたなぁ、という話ではなく、自分も紙の辞書と電子辞書をいまだに両方使ってますが、圧倒的に紙の方が記憶に残るんですね。科学的にどうこうってのはわかりませんが、やっぱり面倒な手順を踏むというその過程が覚えるきっかけになる気がしますね。(どっかにそのようなことが書いてあったような気がするんですが、ちょっと今調べ切れてないので、見つかったらご報告します)

別に「電子辞書を使うなんて軽佻浮薄!紙の辞書をガシガシひきなさい」と押し付けるつもりは毛頭ありません。自分自身、今でも両方の立場を使い分けていますので。

今回紹介したPOP辞書みたいなものや電子辞書は「とにかく英語を大量に読みたい学習者」や、それ以上に「英語はどうでもいいから、情報が得られればいい」という人には最適のツールだと思いますし、そういうことを目的としている人にまで紙の辞書を使った方がいいんじゃないかとは言えません。実際、自分もそういう場合は、電子辞書でさらっと意味を調べます。

ただ、紙の辞書は手間がかかるから不便利なのではなく、だからこそ便利である要素が必ずあるんだよなぁということを再確認したいと思ってます。何を使うにしても、とにかく便利だから使うというのではなく、自分の目的が何なのか、そのためになぜこれが便利なのかということを考えて使うのが良いかもしれませんね。

3 thoughts on “POP辞書

  1. araiさん、初めまして。
    MLでお世話になっております。

    私も昨年自分のblogでこちらのPOP辞書紹介したんです。
    でも、araiさんやshigeyaさんが仰るとおり、これを
    使っていたのでは、語彙は増えませんね。
    紙の辞書のほうが頭に残ると言うのもわかる気がしました。
    わかっていても、ついつい便利なほうに流れてしまうんですよね。

  2. Kankoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
    Kankoさんのblogもshigeyaさんつながりで拝見しています。

    POP辞書についてはおっしゃるとおりですね。

    自分もこういうツールやGadgetの類は大好きなので、つい
    頻繁に使ってしまいます。ただ、エントリーでも少し書いた
    ように、ちょっと大げさですが、「なんでこれを使っている
    のか」とか「なぜこれをやっているのか」みたいなところを、
    軽くでいいので認識しながらやるといいでしょうね。

    今回の記事は、だいぶ昔に読んだ先端技術情報センターの
    「知識流通」にあった、下記の文章に気付きを得ていたり
    します。直接つながりがあるというわけではないんですが…。

    「知識は使うことで知恵になる」
    http://sentan.nikkeibp.co.jp/mt/20031016-01.htm

    やはり、頭の中をすーっと通っていったものは、なかなか
    残りにくいんですよね。

    何か頭にひっかかるきっかけを作る。そういう「文脈」を生成
    するのは、やはり紙の辞書にかなうものはないかなぁと思って
    います。

    例えば「あ、あの、なんか鳥みたいな生き物が書いてあった、
    あのページの右上に載ってた単語なんだよね、これ」という
    ような経験ってありますよね?これができるのは紙の辞書の
    強みじゃないかと思っています。

    確かに調べた個々の単語すべてを一発で覚えることは、私には
    できません。でも、人間って自分が思った以上に色んなことを
    覚えてるもんなんだなぁと思っています。

    そういう「外堀から埋めていく」ような覚え方は、デジタルな
    辞書に比べ、紙の辞書の方が適しているんじゃないかと思い
    ます。

    ぜひ、またコメントお願いします。

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