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プロジェクトは怖い

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久々にランチタイムブロギング。

少し余裕ができてきたので、RSSリーダーにたまっているエントリーをがしがし消化中。いろいろと読んでいるうちに、POLAR BEAR BLOGも管理されている小林さんのシロクマ日報の中で興味深いエントリーがありました。

・怖いプロジェクトの作り方 – シロクマ日報 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2006/10/post_7392.html?ref=rssall

AOLによるホラー映画はなぜ怖いのかという調査結果から、「何が起きるか・起きているか分からないこと」が怖さの原因だとおっしゃっています。その上で、これはプロジェクトにも当てはまるのではないかというお話。

この法則、映画だけでなく様々なプロジェクトにも当てはまると思います。なぜか分からないけど、多くの作業に遅れが出ている。なぜか分からないけど、みな遅くまで残業している。なぜか分からないけど、関係者の表情が険しい — そんなプロジェクトは、問題点が顕在化してしまったプロジェクトよりもずっと怖いものでしょう(当事者にとっても、お客様にとっても)。

まさにそうですね。耳が痛い話です。

考えてみれば、プロジェクトは文化の違う人間の衝突です。ただでさえ「相手が何を考えているか分からない」という状況なわけですから、他人の作業内容や作業の進捗、今後のスケジュールなどを共有し、「何が起きているか・何が起きるか」が関係者全員の目に明らかになっている必要があるでしょう。でないと、不安によるストレスと過労で参加者がどんどん倒れていく「ホラー・プロジェクト」を誕生させてしまうと思います。

たしかにそうですね。

最初に引用させて頂いたような状況でもっと怖いのは、「なんか怖いけど、このまま目をつぶって前に進んで行けば、必ずどこかに着く。それがどこかはわかってないけれど…」という雰囲気になってしまった時。「とにかく寝ないでやれば何とかなる!」「人を増やして、なんとか対応しよう!」という状況は益々怖いですね。

プロジェクトリーダーや、チームリーダー、あるいは熟練プロジェクトメンバーというのは、この「怖さ」を事前に察知し、それをメンバに伝えるなり、事前に対応案を検討するという役割になるんでしょうね。つまり、他の人よりも「よく見える」人が、目をつぶってしまっているメンバーの目を開かせてあげる。そして、どこに進むのかをきちんと提示してあげる。

やはり、「よくわかんないけど、とにかく寝ないでやれ!」という状況は、理性を持った人間には仕方がないと思っていても、受け容れにくい状況ですからね…。状況が大変でタスクがきつきつなのは仕方がないとしても、その作業に「意味」を持たせてあげるのは、とても大切なことだと思います。

最近の自分は、「ヤバイ!目の前にヘビが出てきた。怖いよ!」と大騒ぎしてしまっているメンバに、「たしかに、それは怖いからそれはそれで対処しよう。でも、実は君の後ろから腹を空かせたオオカミも近づいてきてるんだよ」と伝えて、その対応を考える役目もやっているので、小林さんのエントリーはとても参考になりました。

気を引き締めていきましょう。気付いたら自分の後ろに腹を空かせたライオンがいた、なんてことにならないように…。

2 thoughts on “プロジェクトは怖い

  1. 確かに、ホラーとの怖いは一緒だねぇ。

    どちらかというと、怖くてもずんずん進んでしまう、
    人より怖がらないタイプなので、
    後ろについてくる人々に、ほんと?という疑念を抱かしているなぁ。

    うん。この例えもらいました。

  2. >chiguさん
    コメントありがとう。

    >どちらかというと、怖くてもずんずん進んでしまう、
    >人より怖がらないタイプなので、

    なるほど。場面によってはそういう人も必要かもしれないね。うまく、バランスを取ってくれる人がいれば良いよね。

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