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人脈を作るために本当に大切なこと

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人脈、人脈と無闇に騒いでいる人、まずはここを。

・人脈もつくるじゃなくて、ついてくるもの – 40歳からの仕事術
http://plaza.rakuten.co.jp/syamam01/diary/200408300000/

Amazonで「人脈」と検索してみると、その手の本がずらっと並んでいる。しかし、それを何冊も読むよりも、このエントリーを読むべきだ。「人脈」という言葉にまつわる勘違いだとか、戒めだとか、そういうものが全て詰まっている。

自分の周りでも、学生のうちから色んな交流会の類に出まくって「俺はこんなすごい人と昨日飲んだんだ」と自慢をしている人がいたが、聞いてて空しいだけだ。そんな偉そうなことを言っているのには理由があって、20代前半の頃の自分が、まさにそういう人間だったからだ。

今になって気づくが、「人脈を広げる」という目的だけ相手に近づいていくと、相手は必ずその下心を察知するものだ。学生の新歓飲み会か何かで、下心をそれとなく隠して近づいてくる男子を「危険だ!」と敏感に察知する女子のように、当事者はまったく気づかなくても、相手には容易に下心が見えてしまったりする場合が多い。スーツを着て、名刺を持っていれば大丈夫だということは全くなく、そういう意図だけを持って近づいてくる人間は、相応にしか扱われない場合が多い。

最初から最後まで無駄なことが書かれていないエントリーだが、敢えてこのエントリーの肝を取り出すと、自分は次の部分じゃないかと思う。

結局自分を磨く。そして、いろんな人に付加価値を届けられる人間になる。そして、相手のニーズを探り、意識的に自分独自の付加価値を届けるように意識する。それしか人脈を作る手は無いと思う。人脈も作るものではなく、自分を磨いた結果ついてくるものだと思う。

要するに、最近自分が好んで使っているが、「身の丈」という単語に人脈の肝が凝縮されるような気がしている。

実利的に聞こえるかもしれないが、人はメリットがあると思える相手としか付き合わない。それはビジネス上のメリットだけではなく、それぞれ多様な理由があるだろう。結局、自分にとって何らかのメリットがある(これを山本さんは「付加価値」と書いている)と相手に思ってもらえる人間でなければ、相手にしてくれるはずもない。「身の丈」を超えて背伸びをしてみても(これを山本さんは「化粧」と書いている)、それは一過性のものでしかない。

自分は人脈に乏しいと言って必死に異業種交流会の類に出る暇があれば、まずは冷静になって自分の「身の丈」を冷静に知ろうとするべきだ。つまり、自分で人脈が乏しいと思うなら、それがイコール今の自分の「身の丈」だと言っても言い過ぎではない。なので、まずは自分の「身の丈」を伸ばす。そのことに注力するべきだろう。

そしてもう1つ、人脈ということを考える上で心に留めておくべきことは「時間はコストである」という意識だ。自分が「人脈、人脈」と勘違いしていた20代前半の頃、恐らくもっとも問題だったのは、時間がコストであるという意識がまったくと言って良いほどなかったことだ。時間がコストだという意識がないと、相手の時間を「浪費」していることに気がつかない。これはとても致命傷だ。そういう意識がなく、なんとなく相手に近いづいていき、相手の時間というコストをじゃんじゃん浪費する。これは迷惑以外の何ものでもない。自分が気づいていないだけで、相手は痛いほどそれを感じているから、ほぼ確実にその人との人脈は成り立たなくなる。

もちろん、人との気さくな交流や、緩い時間の過ごし方を否定するわけではない。そういう交流や時間の過ごし方の良さもある。ただし、あまりに「人脈」ということにこだわりすぎて、大切なことを見過ごしてしまっていないか。そんなことを、自戒を込めて(特に過去の自分を思って)考えてみた次第。

7 thoughts on “人脈を作るために本当に大切なこと

  1. なんか耳が痛い・・でも真実だね。

    「誰かと人脈を持ちたいのなら、その人にメリットを提供できる自分になることを目指す。」

    自分としてはこういう指針と解釈しました。

    具体的に実践する方法を考えてみると。

    新く知り合った人と話すときは、自分の得意なフィールドの話、自分は持っているけど相手は持っていなそうな情報、なんかを話してみる。そこに興味を持ってもらえれば「この人と付き合うのは得だ」と思ってもらえるかもしれないよね。

    「いろいろ勉強させてください」の姿勢で近づいてもダメだということに気づかされました。ついてる!

  2. こんばんわ。
    採り上げてくれてありがとうございます。
    Nakamuraさんのコメント良いですね。
    私が心がけてるのは、
    ①相手が知らない話をする。
    ②相手が知ってることなら切り口を変える。
    ③まるでわからない話なら、聞いて、素直に質問して、相手の頭を整理する。
    ④あらかじめ、仮説ベースのストーリーを3つは考える。
    ⑤締めが大事。必ず次につながる締めをする。
    ⑥頭の一部で、常に、何を伝えれば相手の役に立つかを考えまくる。ただし、残りの頭で普通に応対する。
    なんてとこですかねー。
    では。
    今後ともよろしく!

  3. Nakamuraくん、山本さん、コメントありがとうございます。

    > 「誰かと人脈を持ちたいのなら、その人にメリットを提供できる自分になることを目指す。」

    まさにそうですね。「自分をブランドにする」みたいなことが
    よく言われてて、「じゃあ、どうすりゃいいんだ?」という
    感じもしちゃうけど、まさにこういうことを心がけろということ
    なのかもしれないね。

    山本さんが心がけてることも参考になりますね。特に、

    > ⑤締めが大事。必ず次につながる締めをする。

    これが一番なるほどと思いました。会っている最中は、初めての
    ことばかりで、勢いだけでなんとなく盛り上がっちゃうことも
    ありますが、終わってみると「あれ、何の話したんだっけ?」と
    いう人もいます。そういうときは、お互いに締めの部分が甘いん
    でしょうね。

    新しい人との出会いというのは、良い意味で「真剣勝負」ですね。

  4. いやー勉強になります。
    40歳を、越えていますが、いまだに
    新しい発見があるのが、いいのか悪いのか
    気になる所ですが、人脈と身の丈
    その通りだと共感しました。

    いまは、飲みに行かなくても
    相手の時間をつぶさなくても
    このような、交流が出来るようになってきたと
    感じています。

    これからもよろしくお願いいたします。

  5. 三淵さん、コメントありがとうございます。

    > いまは、飲みに行かなくても
    > 相手の時間をつぶさなくても
    > このような、交流が出来るようになってきたと
    > 感じています。

    本当にそうですね。今までは想像がつかなかった広がり方で
    人脈が広がっていく可能性がありますね。

    だからこそ、その機会を十分に享受するべく、本質的な所を
    見失わないようにしないとダメなんでしょうね。

    こちらこそ、よろしくお願い致します。

  6. ピンバック: のほほんライフ

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