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家具メーカー「イケア」に見る情報の見せ方

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昨日の梅田さんの「英語で読むITトレンド」のエントリーは特に興味深く読んだ。

・ある米国スタートアップ企業のセールスマンの日常
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001439.html

昨日のエントリーでは

ある生活をイメージするとき、「その生活において24時間365日がどんなふうに流れていくのか」という「時間の流れ方」を、じっくりと頭の中で考えてみることが大切だ。たとえば職業を考えるとき、その世界での「時間の流れ方」は自分に向いているのか、その「時間」を果たして自分は楽しめるのか、その「時間の流れ方」に耐えられるのか。こうした問いは、自らの適性を考える上で、とても重要である。

と始まる。梅田さんは、この「時間の流れ方」に対する感触を「直感」と呼び、

そういう直感はだいたいの場合とても正確なので、職業選択の際に、その職業に流れている「時間」について思いを馳せるのはとても意味がある。

と最後の方に書いている。

梅田さんはしばしばこういう感覚的なものというか「直感」を大切にする旨のことを書いていて、そこがとても好感が持てる。(自分ごときが言うなという感じではありますが…)というのも、自分も直感に従うことの大切さを信じている人間だからだ。

梅田さんの言うところの時間に限らず、何か新しいものに挑戦したり、違う空間に飛び込む際に自分が大切にしているのは「それをやっている自分を想像できるか」「他人の話とか、単なる憧れではなく、自分のこととして想像できるか」ということ。思えば、志望大学を決めたときも(全然そのレベルにかすってもいなかったにもかかわらず)そうだったし、大学院に行くことを決めたことも、いきなり4月になってから就職活動を始めたことも、「自分がそうなっていることを想像できた」から決めた。

何でそんなことを言っているかというと、それは情報の見せ方にも通じるかなと思ったからだ。昨日のエントリーで、最近情報の見せ方について考えているということを書いたが、情報を受ける側にとって「その情報を自分のものとして想像できるか」というのは大切かもしれない。

昨日の日経MJに北欧家具メーカーのイケアの記事が出ていた。その記事ではイケアの「セルフサーブ制」と呼ばれる販売形態について書かれていた。

・IKEA
http://www.ikea.jp/

「セルフサーブ制」というのは、店内のショールームは実際の部屋のイメージに沿って家具や雑貨を配置していて、それによって顧客は部屋作りの具体的なイメージを持つことができる。日本の大手家具販売店のように、販売員が接客した場合、顧客の平均滞在時間は86分。それに対してイケアでは接客を伴わないにもかかわらず、顧客滞在時間は90分になるのだとか。

情報を見せる際、その人が何のためにその情報を求めているのか、その情報が実際に使われる場面ではどのようなところなのかを考えると、何かヒントが見つかるかもしれないなぁ。

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