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情報を蓄積していく習慣

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いつも楽しみに読んでいるDashiBlog。大抵どんなblogでも、興味を持って読める記事とそうでないものがあったりするものだが、ここの記事はどれも自分のツボにはまっている。面白い。

そのDashiBlogの最新エントリー「IT業界の仕事が無くなる時あなたは?」をきっかけとして、今までの関連する(と自分で思っている)エントリーをまとめて再読してみた。(ちなみに再読したエントリーは「BlogとEIPの関係?」「BulkFeedsを使って情報収集力を10倍に!」「知っているだけでは駄目(知識と知性)」)

インドや中国の台頭により、IT業界の仕事の構造が変わってきた。これからIT業界でやっていくには、上流工程での仕事を任せられる実力をつける必要がある。そのためには、コミュニケーション能力に長けている必要があること。そして、情報を蓄積していく習慣も身に付けなければならない。今回の記事の要旨はこんな感じだろうか。

どちらかというと、今回の記事ではコミュニケーション能力を身に付けることを強調しているのだが、「情報を蓄積していく習慣」というフレーズに反応してしまった。自分が読み返したエントリーを読んで頂くとわかるように、DashiBlogでは一貫して、この「情報を蓄積し、活かす」ということが強調されているように思う。

自分も過去に「情報収集について[1][2]」というエントリーで、情報収集の目の付け所みたいなことを書いた。今回、DashiBlogの一連のエントリーを読んで色々なインスピレーションを得たので、ここら辺のアイディアを色んな切り口からまとめ直してみよう。

◆[深める]:キーワードを設定して情報を集める
BulkFeedsを使って情報収集力を10倍に!の記事の中に「私の2004年のキーワードでRSSを取得し、RSSリーダに登録した」という記述がある。自分の周りでうまく情報を集めている人を見ると、このようにキーワードを定めて情報を収集している人が多い。

野矢茂樹氏の本に『はじめて考えるときのように』という傑作がある。

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この本の最初で「考えるって何をすることだろう?」ということを考えている。そこで野矢氏は、有名なアルキメデスの話を取り上げて、こんなことを言っている。

「考える」っていうのは、耳を澄ますこと、研ぎ澄ますこと。ただ、問題をかかえ、ヘウレーカの呼び声に耳を澄ますこと、研ぎ澄ますこと。問題をかかえこんでいる人にとっては、なんでもかんでもその問題に結びついてくる。考えているひとは、かかえている問題にうまく応じるような結びつきを求めて、耳を澄ましている。」(途中の文をいくつか省略しながら引用)

このように、ただ何となく情報を集めるだけでなく、今の自分にとって必要な、そしてこれからの自分に必要となるであろうキーワードを設定し、それについて情報を集めていくことで、質の高い情報が集まるのではないだろうか。

キーワードを設定し、それについての知識を深めていくために、自分は2つの方法で情報を集めている。ひとつは、以前のエントリーで書いたGoogle News Alertsを利用する方法であり、もうひとつは「BulkFeedsを使って情報収集力を10倍に!」で書かれているのと同じ方法である。

確かにキーワードを意識していれば、何気なく読んでいるようなものからも、それに合致した情報を得ることができる。ただ、上にあげたような仕組みの効率の良さにはかなわない。もう手放せないやり方だ。

◆[拡げる]:普段は関心がないような情報に出会う
以前に感想を書いた『デジタル書斎の知的活用術』の中にこんな記述があった。

確かに、電車の時刻表を見たり、飛行機の予約を取ったり、レストランの地図を確認したりするときなど、言葉での検索は、素晴らしい威力で我々の生活を助けてくれる。しかし、その反面、意図しなかったことに出会うことや、なるほどとつい感心してしまうようなことに出会うことが減ってしまった。予測の範囲を超えずに情報に出会う。いつの間にかそんなネットの使い方になってしまった。

まったくその通り。今の自分はネットを使う際、Sleipnirの検索バーからGoogleで検索して目的のサイトに行くというやり方が一番多い。そうなると、杉山氏が言うように、意図しなかった情報に出会う確率が激減してしまうのだ。

なるべくそういうことをなくすために、今はblogで記事を書く時に、その記事に関するキーワードでなるべく広く色々なサイトを参照するようにしている。最近の例では、「2004年のテーマカラー&色関連」なんかで試してみたが、今まで関心がなかったようなサイトを見つける機会になって、とても面白い。

DashBlogでも書かれているように、自分がどうしてこのような情報を必要としているのか、そのためにはどのような情報の集め方が適しているのかということを常に意識して、自分にとって意味のある情報と接していくことを心がけていきたい。

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